Mac資産管理アプリはiComptaが秀悦【現状をひと目で確認】

公開日 2021-11-17 最終更新日 2021-11-26

スマホやパソコンで、家計簿をつけている人はたくさんいると思います。
Macで資産管理アプリを探しているなら、iComptaを検討してみてください。
トータルの資産を常に把握できて、資産管理に役立ちます。

この記事ではMacのiComptaを使って、資産管理する方法を解説します。

Mac資産管理アプリはiComptaが秀悦【現状をひと目で確認】

一時期、岡田斗司夫さんが書籍『いつまでもデブと思うなよ』で提唱された、レコーディング・ダイエットが流行りました。

レコーディング・ダイエットとは、食べているものを記録するという、ただそれだけのダイエット法です。
食事や間食など口にしたものすべて記録すると、食生活に気を遣うようになります。
その結果、食事制限するようになり、自然と痩せられるのです。

常に総資産を把握して意識を高める

資産管理もこれと同じ。

銀行の残高だけを見ていると、無駄な出費が次々に発生します。
家計簿アプリで月の収支を出してもよいですが、最も効果的なのが「トータル資産はどのくらいあるのか」を常に把握すること。
すると資産に対しての意識が高まり、無駄な支出が減ります。

iComptaにすべての資産・負債を入力すれば、すぐに総資産を確認できておすすめです。

もちろん資産の把握の他にも、「お金を貯める仕組み作り」は色々あります。
以下の記事に、9つの方法でまとめてあります。
>> 「お金が貯まらない」は仕組みで変えられる【方法9つ】

有料・買い切りモデル

iComptaは有料アプリです。
執筆時点で、最新版はiCompta6
App Storeで3300円します。
一応、無料のLite版もありますが、こちらはMacでは使えず、iPhone・iPad版のみ。

iComptaは多機能なので、有料なのは仕方がないですね。
サブスクではなく買い切りモデルのため、一度購入すればOSに対応する限りずっと使えます。

iComptaの使い方

ではここから、基本的な使い方を解説します。

アプリをダウンロードしてiComptaを開いたら、「新規作成」を選択します。

「新規作成」からスタート
「新規作成」からスタート

管理画面が表示されます。
ここに収支はもちろん、株式や債券など金融商品や自動車や住宅ローンなどすべてを入力します。

iComptaの管理画面
iComptaの管理画面

各項目の口座を作る

手始めに、「現金」の口座を作ってみます。

口座を作るには、画面左下の「+」をクリック。
ポップアップメニューから、「新しい口座」をクリックします。

左下「+」ボタンから、「新しい口座」をクリック
左下「+」ボタンから、「新しい口座」をクリック

すると、別ウインドウが表示されます。

一番上に、現金と入力。
次に残高を入力します。
手持ちの現金を数え、「初期残高」に金額を入力します。
とりあえず残高を5万円にしてみます。

ここで注意が必要です。
枠内の右端が「↓(赤色)」の場合、金額を入力するとマイナスになります。
現金残高はプラスなので、矢印を「↑(緑色)」にします。

おそらく執筆時点ではアプリにバグがあり、そのまま矢印をクリックしても表示は変わりません。
そのため金額を入力して一旦、別のブランクにカーソルを移動。
再度、「初期残高」右端の矢印ボタンをクリックすると、「↑(緑色)」にかえられます。

下の項目の「種類」から、「現金」を選択。
最後に、右下の「決定」をクリックします。

名前・初期残高・種類を入力後、決定をクリック
名前・初期残高・種類を入力後、決定をクリック

すると左カラムに、「現金」という新しい口座が作成できました。
初期残高に、5万円が登録されています。

現金口座ができ、全資産が増えた
現金口座ができ、全資産が増えた

ここで注目してほしいのが、左下の「全資産」です。
「全資産」も、5万円と表示されていますね。
資産を登録したり収支を入力すると、この「全資産」にトータルの数字が表示されます。

支出の入力方法

現金の口座を作ったら、収支を付けてみます。
例としてローソンで現金を払い、100円のジュースを買ったとします。

まず左カラムで「現金」を選択した状態で、「⌘+N」を押します。
すると中央の一覧表示エリアに「新規入力」が新たに加わります。
この「新規入力」を選択した状態で、右カラムに金額を入力していきます。

「⌘+N」で新規入力する
「⌘+N」で新規入力する

右カラムの「名前」に、ローソンと入力。
「日付」を入力。
「金額」に100と入力。
今回は支出なので、右端の矢印は「↓(赤色)」のままでOKです。
「コメント」に何を買ったか入力(書かなくても良いです)。

中央の一覧表示エリアに、入力した項目が反映されました。
左カラムの「現金」は、100円マイナスの49,900円に。
当然ながら左下の「全資産」も、100円マイナスの49,900円になりました。

右カラムに金額などを入力する。左カラムの金額も反映される
右カラムに金額などを入力する。左カラムの金額も反映される

収入の入力方法

次に、収入を登録してみましょう。

ある会社から、現金で1万円の入金があったとします。
支出と同じように、左カラムの「現金」を選択した状態で「⌘+N」を押します。

左カラムの「名前」に、取引相手を入力。
「日付」を入力。
「金額」を、10,000と入力。
今回は収入なので、右の矢印を「↑(緑)」にします。
「コメント」に内容を入力します(書かなくても良いです)。

すると支出のときと同じように一覧項目に収入が加わり、左カラムの「現金」と「全資産」のそれぞれが、1万円プラスの59,900円になりました。

収入も支出と同じように入力する
収入も支出と同じように入力する

銀行口座の登録

普段の収支は、現金だけで行うわけではありません。
ほとんどの人が、銀行口座を持っていますし、クレジットカードや電子マネーでの決済も多いでしょう。

そこで、銀行の口座も作っておきましょう。

現金のときと同じように、画面左下の「+」ボタンをクリック。
「新しい口座」の画面に、銀行名や初期残高など情報を入力します。
初期残高は、仮に30万円にしました。
「種類」は預金を選択。

銀行名・初期残高・種類を入力し、決定をクリック
銀行名・初期残高・種類を入力し、決定をクリック

右下の「決定」をクリックすると、左カラムに銀行口座が新たに加わりました。
全資産も、30万円増えています。

口座を作成すると全資産が増えた
口座を作成すると全資産が増えた

口座同士のお金の移動

iComptadは、口座同士のお金の移動が簡単にできます。
ここでは例として、銀行口座から現金1万円を引き出した場合の入力方法を解説します。

左カラムで銀行口座を選択し、「⌘+N」を押します。
「新規入力」を選択した状態で、右カラムの上から2番目「振替先」から、「現金」を選びます
すると名前が、「現金へ移動」と自動入力されます。

口座間のお金の移動は、右カラム上から2番目の振替先を選んで行う
口座間のお金の移動は、右カラム上から2番目の振替先を選んで行う

日付を入力して、金額1万円を入力します。
銀行口座から引き出すと残高が減るため、右の矢印は「↓(赤)」のままでOKです。
コメントに「引き出し」と入力(書かなくても良いです)。

すると左カラムの銀行口座の残高が1万円減り29万円になり、現金の残高が1万円増えて69,900円になりました。

口座間の移動が完了。資産内の移動なので全資産は変化しない
口座間の移動が完了。資産内の移動なので全資産は変化しない

一方、左下の「全資産」は変化ありません。
資産内でのお金の移動なので、トータルの資産に変動はないからです。

クレジットカードや電子マネーも同じように口座を作っていく

こういった感じでお金の出し入れのある口座を作り、収支や移動があればその都度、入力していきます

クレジットカードは、使うたびに支出として登録。
支払日は銀行の引き落としになりますから、銀行口座からクレジットカードの口座へと、お金を移動させれば良いわけです。

ローンなど負債も登録する

iComptaへの入力は、これだけで終わりにしてはいけません。
例えば車や家をローンで購入したら、残債があります。
それらも残らず登録し、総資産を出しておきましょう。

登録の仕方は、これまでの口座の作り方と同じです。
例として、200万円の車を購入した場合の登録をやってみます。

左下の「+」ボタンから、新しい口座の画面を表示します。
「名前」を、車のローンと入力。
「初期残高」を、200万円と入力。
「種類」は、ぼくはローンではなく資産にしています。
(ローンを選ぶと、なぜか残債が反映されないため)

ローンも新しい口座で作成する
ローンも新しい口座で作成する

右下の「決定」をクリックすると、左カラムに車のローンの口座ができています。
全資産は残債の200万円が計上されて、-1,640,100円と一気にマイナスになりました。

ローンを登録すると全資産は初期残高分、マイナスされる
ローンを登録すると全資産は初期残高分、マイナスされる

残債を含めて資産を出すのが肝

この「ローンなどのマイナス分も計上する」のが、iComptaの肝です。

ローンを組んだときは、月々の支払いだけに注目しがち。
しかしローンは借入なので、実際には一度に大きなマイナスが発生しています。

たとえ銀行口座に100万円の預金があったとしても、200万円のローンを組めばトータル資産はマイナス100万円です。
それらを漏らさずiComptaに入力することで、現状の正確な資産を自覚できるのです。

ローンの支払いの入力

ローンへ月々の支払いをした際は、口座同士の資金の移動を入力します。
銀行の引き落としで車のローンに3万円を支払った場合を例に、入力方法を解説します。

左カラムの「銀行」を選択した状態で、「⌘+N」を押します。
中央の「新規入力」を選択した状態で、右カラムに登録していきます。

右カラムの上から2番目「振替先」で、「車のローン」を選択。

ローンを支払ったときは、口座間のお金の移動を登録する
ローンを支払ったときは、口座間のお金の移動を登録する

日付を入力し、金額3万円を入力します。
銀行から車のローンへの移動なので、銀行の残高は減ります。
そのため右の矢印は「↓(赤色)」でOKです。

入力すると銀行残高が3万円減り、車のローンのマイナス分が3万円分なくなりました。

登録したお金の移動が左カラムに反映される。資産内の移動なので、全資産は変化しない
登録したお金の移動が左カラムに反映される。資産内の移動なので、全資産は変化しない

左カラムの車のローンの口座を選択すると、項目の一覧に銀行から3万円の移動が記録されています。

移動元の銀行はマイナスになり、移動先の車のローンはプラスになる
移動元の銀行はマイナスになり、移動先の車のローンはプラスになる

もちろん資産内でのお金の移動なので、左下の「全資産」は変わりません。

データの保存方法

最後に、データの保存方法を解説します。

保存の際は、「⌘+S」を押します。
新規に保存する際は、データ名とデータの置き場所を指定します。

新規データ保存の際は、データ名と置き場所を指定する
新規データ保存の際は、データ名と置き場所を指定する

置き場所は複数Macを使っているなら、Dropboxなどクラウドがおすすめです。
別のMacにもiComptaをダウンロードして同じデータを開けば、複数Macで資産管理できます。

再びiComptaを開く際には、アプリの起動画面で保存したデータを選択します。

再び登録する際は、保存したデータを指定する
再び登録する際は、保存したデータを指定する

全資産をひと目で確認できるのが素晴らしい

以上、Macの資産管理アプリ・iComptaの解説でした。

ぼくはiComptaを素晴らしいアプリと思っていますが、海外のアプリだからか日本ではそれほどメジャーではない印象です。
最新版のiCompta6もリリースが4年以上前と、結構、古いですね。
しかし執筆時点でも定期的にアップデートされており、特に問題なく使えています。

何よりすべての資産を登録できて、トータル金額をひと目で確認できるのが良いです。
Macの資産管理アプリを探している人は、iComptaも検討してみてください。