最終更新日 2021-11-29
サービスの多くで、サブスクが増えています。
サブスクとはサブスクリプション(定期購買)の略で、「月額課金サービス」のこと。
この記事では、ぼくの登録しているサブスクを紹介するとともに、「固定費削減の大切さ」を解説します。
この記事の目次
- 登録中のサブスクを紹介【固定費を把握し無駄な出費を削減】
- サブスクは諸刃の剣
- 自分のサブスクは12個、トータルで月額28,733円
- 1. メルマガ6誌 月額4,660円
- 2. Amazonプライム会員 年額4,900円(月換算408円)
- 3. Apple One 月額1,100円
- 4. グーグルストレージ100GB 年額2,500円(月換算208円)
- 5. Dropbox Plus 3年31,680円(月換算880円)
- 6. Evernote Premium 2年8,264円(月換算344円)
- 7. Adobeフォトプラン(20GB) 月額1,078円
- 8. Adobe Illustratorイラストレーター 年額26,160円 (月換算2,180円)
- 9. 国民年金 2年382,550円(月換算15,939円)
- 10. freee 年額10,780円(月換算898円)
- 11. エックスサーバー 3年35,640円(月換算990円)
- 12. ドメイン 年額1,408円(月換算117円)
- 通信費はおそらく月7,000円ほど
- 車は金食い虫
- 理想はすべて月額にする
- まとめ
登録中のサブスクを紹介【固定費を把握し無駄な出費を削減】
そもそも、なぜ企業のサービスはサブスクが増えているのでしょうか。
その理由は、年間売上の予測を立てられるからです。
買い切りモデルだと、売上予測を立てづらい
買い切り商品は、どれくらい売れるか予測しづらいです。
ロングセラーなら良いですが、新商品は予測がつかないし、競合の動向で売上は左右されます。
また買い切り商品が不振に終わっても、ユーザの問い合わせ窓口となるサポート部門など、継続的な間接費が必要です。
これら「売上予測が立たない」「サポート部門など継続的な間接費の捻出」の両方を解決するのが、月額課金のサブスクリプション・モデルなのです。
サブスクモデルは、設備投資を計画的に実行できる
サブスクであれば、以下の式で月商予測をすぐに出せます。
月商 = 月額料金 × 登録者数
もちろん会員は増減するので誤差はありますが、買い切りに比べ、かなり正確に売上予測を立てられます。
毎月の売上を予測でき、サポート部門などしっかりまかなえます。
年商も同じように予測できるため、設備投資を計画的に実行できます。
その結果、サービスの質を向上でき、収益を継続的に高めていけます。
消費者にとってもサブスクは良い面がある
サブスクは、企業にだけメリットがあるわけではありません。
もちろん消費者にとっても、メリットはあります。
まず買い切りに比べ、一度の費用が少額で済みます。
定期的なアップデートや手厚いサポート体制があり、満足度も高くなります。
こうしてサブスクは企業と消費者の双方にとって、ウインウインの取引と言えるのです。
サブスクは諸刃の剣
しかし消費者側の視点に立つと、サブスクは諸刃の剣です。
少額だからとむやみに登録を増やせば、当然ながら家計を圧迫します。
しかもサブスクは固定費のため、一度きりでなく支払いが毎月続くのです。
もし「無駄な出費を避けたい」「お金を貯めたい」と思うなら、サブスクの定期的な見直しは必須です。
不要なものは、数百円であっても即解約していきましょう。
自分のサブスクは12個、トータルで月額28,733円
ではここから、ぼくが登録しているサブスクを紹介します。
以下、12個あります。
トータルで、月額28,733円です。
- メルマガ6誌 月額4,660円
- Amazonプライム会員 年額4,900円(月換算408円)
- Apple One 月額1,100円
- グーグルストレージ100GB 年額2,500円(月換算208円)
- Dropbox Plus 3年31,680円(月換算880円)
- Evernote Premium 2年8,264円(月換算344円)
- Adobeフォトプラン 月額1,078円
- Adobe Illustratorイラストレーター 年額26,160円 (月換算2,180円)
- 国民年金 2年380,880円(月換算15,870円)
- freee 年額10,780円(月換算898円)
- エックスサーバー 3年35,640円(月額990円)
- ドメイン 年額1,408円(月換算117円)
1. メルマガ6誌 月額4,660円
ぼくはSNSをあまり見ませんし、家にテレビもありません。
情報取得は、書籍とメルマガ、ニュースサイト、YouTubeが中心です。
なかでもメルマガはプッシュで情報が入り、お金も払っているので面倒なときも必ず目を通します。
結果的に、自分にとって良い情報が効率的に入ってきています。
おすすめのメルマガは以下に書いたので、参考にしてみてください。
>> 良質な情報はSNSではなく有料メルマガから【おすすめ3つ】
2. Amazonプライム会員 年額4,900円(月換算408円)
Amazonのプライム会員は数ある特典のうち、「配送料無料・プライムビデオ・プライムフォト」を主に利用しています。
特にプライムフォトには、ここ10年の写真をすべて保存しています。
プライムフォトは、RAWデータでも無制限に保存できる破格なサービスです。
アメリカのプライム会員の価格は、執筆時点で年額119ドルです。
その半額以下で利用できる日本は、(今のところは)恵まれていますね。
これから徐々に値上がりしそうですが、許容できない価格になったら対策を考えようと思います。
プライム会員の特典などについては、以下の記事にまとめてあります。
>> Amazonプライム会員の解説【プライムビデオなどメリット】
3. Apple One 月額1,100円
Apple Oneとは、以下4つのAppleのサービスをまとめた支払い方法です。
- iCloud 50GB
- Apple Music
- Apple TV+
- Apple Arcade
このうちぼくは、Apple Arcade以外をよく使っています。
まとめて月額1,100円なら、十分に元は取れています。
Apple Oneについては、以下の記事に詳しく書きました。
月額980円のApple Musicを使うなら、利用しても良いサービスだと思います。
>> Apple Musicなど4サービス使えるApple Oneの登録・解約を解説
4. グーグルストレージ100GB 年額2,500円(月換算208円)
ぼくは、すべてのメールをGmailに集約しています。
膨大な量のメールを保管しており、今でも過去のやり取りや添付ファイルを参照する機会があります。
Gmailは検索性に優れていて、データのアーカイブとしてとても優秀です。
無料で15GBまで使えますが、ぼくが消費している量は現時点で25GBほど。
昔は無料を維持するため過去の重いデータを削除していましたが、その手間の削減と、すべてのアーカイブを残すため課金しています。
5. Dropbox Plus 3年31,680円(月換算880円)
仕事のパートナーや一部のクライアントとは、Dropboxでデータのやり取りをしています。
またDropboxなどクラウドへデータを上げておくと、「万が一、パソコンが破損してもデータは安全」とリスクヘッジになります。
Dropbox Plusには月額や年額プランがありますが、ぼくは3年先払いして月換算880円で利用しています。
Dropbox Plusを3年先払いで安く購入する方法は、以下に詳しく書きました。
>> Dropbox Plus(有料)を安く買う方法
6. Evernote Premium 2年8,264円(月換算344円)
資料やメモのアーカイブとして、Evernoteを10年以上利用しています。
無料プランから有料に切り替えたのは、2017年から。
当時、有料プランだったEvernote Premiumの2年先払いを購入しています。
Evernoteはとても便利で、ぼくにとってはなくてはならないサービスです。
それでも無料プランでできることは多いため、2年払の期限が来たとき一度、FREEプランに戻してみようかなと思っています。
7. Adobeフォトプラン(20GB) 月額1,078円
写真の編集は、仕事で必須です。
LightroomとPhotoshopは、ぼくにとって代替の効かないサービスです。
以前はAdobe クリエイティブクラウドを利用していましたが、自分の場合は無駄だと思い、単体のフォトプランにかえました。
Adobe クリエイティブクラウドを、思考停止で契約し続けた話は以下からどうぞ。
>> Adobe CCのサブスクで30万円を無駄にした話【失敗談】
8. Adobe Illustratorイラストレーター 年額26,160円 (月換算2,180円)
Adobeフォトプランとは別に、AdobeのIllustratorを年額払いで購入しています。
紙媒体の入稿が定期的にあるので、Illustratorは仕事で必須です。
前述のフォトプランもIllustratorも、Amazonで年額プランが買えます。
公式より安く、またAmazonのポイントも付くのでおすすめです。
9. 国民年金 2年382,550円(月換算15,939円)
ぼくは自営業なので、国民年金を支払っています。
執筆時点で毎月払いは16,610円ですが、2年の先払いは382,550円(月換算15,939円)。
月払いに比べ金額が下がるのと、またクレジット払いにしていてポイントも入ります。
年金は国民の義務なので、いずれにせよ払わなくてはなりません。
だとしたら、最も支出額を抑えられる方法を選択したいですね。
10. freee 年額10,780円(月換算898円)
年一回の確定申告は、自分で入力してやっています。
その際に利用しているのが、クラウド会計ソフトのfreeeです。
freeeはクレジットカードや銀行口座の情報を吸い上げ、自動で登録してくれます。
それらの勘定科目を調整していくだけで、確定申告の提出書類が完成します。
ぼくが独立したのは、2011年のこと。
freeeはその翌年の2012年に創業しており、その存在を知るやいなや、すぐに利用をスタートしました。
「もしfreeeがなかったら…」と思うとゾッとするほど、確定申告のときに助けられています。
11. エックスサーバー 3年35,640円(月換算990円)
当ブログをウェブに公開するには、レンタルサーバが必要です。
数あるレンタルサーバの中で、ぼくはエックスサーバー
を利用しています。
月額払いでなく、3年先払いで35,640円(月換算990円)。
レンタルサーバはブログを続けるためのインフラで、削りようがありません。
3年先払いにしたのは、エックスサーバーに満足しているからです。
エックスサーバーの利点やブログの始め方など、以下の記事を参考にしてください。
>> ブログのメリットとは?WordPressでの簡単な始め方を解説
12. ドメイン 年額1,408円(月換算117円)
当ブログのドメイン料も当然、固定費となります。
契約したのは、2011年でした。
そこから毎年、1,408円が発生しています。
ブログに掛かっている基本的な固定費は、レンタルサーバとドメインのふたつ。
合わせて、月額1,100円程度です。
こうして数字を出してみて改めて、「ブログは低い固定費で始められるよい媒体」と実感しました。
通信費はおそらく月7,000円ほど
紹介したサブスクの中に、自宅Wi-Fiとスマホの通信量は入れていません。
自宅Wi-Fiは楽天ひかりにしており、一年間無料キャンペーンがあと3カ月ほど残っています。
またスマホの通信量はauのpovoでプリペイド式にしているため、サブスクからは外しました。
楽天ひかりの無料期間が終わって課金が発生すれば、この2つの通信費は合わせて月額7,000円くらいになると思います。
楽天ひかりは新規加入の一年間は、無料で使用できます。
固定費削減に一役買ってくれています。
以下の記事に詳しく書きました。
>> 楽天ひかりの使用3カ月の評価【速度良しで1年間無料がやはり大きい】
車は金食い虫
自動車の維持費も割愛しました。
なぜなら都心部など、車を必要としない人には参考にならない数字だと思ったからです。
自動車の固定費は、年に一回の自動車税、2年に一回の車検代、自動車保険の3つ。
月にならすと、1万円くらい固定費で掛かります。
まったく乗らなくても、毎月、必ずそれだけのお金が出ていくのです。
カーシェアが普及したらすぐに手放す
ぼくは地方に住んでおり、車がないと生活のクオリティを保てません。
そのためしょうがなく保有していますが、車は本当に金食い虫です。
カーシェアが地方に普及し、どの場所からでもスマホで簡単にできるようになれば、すぐに手放したいと思っています。
理想はすべて月額にする
こうして自分のサブスクを改めて書き出すと、年額や2年・3年の先払いが多いですね。
書いておいてなんですが、これは参考にしてほしくありません。
年額など長期間の先払いは、確かに価格が安くなるメリットがあります。
その反面、長期契約に縛られて、他のよいサービスを試せない機会損失が発生します。
更新時に契約を再検討
国民年金などは払い続けるほかないので、先払いで価格を下げたほうが良いです。
しかし一般的なサービスは「このサービス以外、考えられない」とよほど確信がない限り、月額にしておいたほうが良いです。
ぼくも長期契約しているエックスサーバーやDropboxなど、次の更新時に「再び3年払いにするか、年額や月額にするか」検討する予定です。
まとめ
サブスクは「月に数百円だから」と登録していくと、チリツモで固定費がかさんでいきます。
そう思い、年会費2,000円(税別)の楽天ゴールドカードを、年会費無料の標準カードへ切り替えました。
詳しくは以下の記事に書きました。
>> 楽天ゴールドカードを標準カードに戻すには【電話でOK】
月に1,000円でも、年間で12,000円。
それを積立NISAなどに回し年利5%を得られれば、12,600円になり600円の純利益が出ます。
翌年には複利で、それ以上の利益が出続けるのです。
不要なサブスクがどれだけ無駄か、お分かりになると思います。
サブスクを登録するときは、「本当にそれは、なくてはならないものなのか」とよく自問するようにしましょう(自戒を込めて)。