公開日 2019-08-02 最終更新日 2021-04-15
Tweetbotは、MacやiPhone用のTwitterアプリです。
このアプリが使いやすくて、長い間愛用しています。
良い点と今一つな点を、まとめてみます。
ポイントは以下のとおりです。
【Tweetbotの良い点】
・タイムライン上に「いいね」「RT」の数が出ない
・広告が非表示
・タイムラインの表示を自分で100%コントロールできる
・リフレッシュしても、読んだ途中からタイムラインを見れる
【Tweetbotの今ひとつな点】
・有料アプリな点
・Twitter社の方針に振り回される
ではひとつひとつ見ていきましょう。
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Tweetbotの良い点
タイムライン上に「いいね」と「リツイート」の数が出ない
純正アプリは、それぞれのツイートに「いいね」と「リツイート」の数が表示されます。
そのため、ツイートがどのくらい注目されているかひと目でわかります。
一方、Tweetbotは、ツイートを選択して別画面へいかないと確認できません。
つまりタイムラインを眺めているだけでは、どのくらい支持されているツイートかわからないんです。
これは一見、不便に思えますが、ぼくは2つの部分で良いことだと思っています。
数に惑わされなくなる
ひとつは、数字に影響を受けない点があります。
人間は周りの意見に流される生き物なので、たくさんの「いいね」や「リツイート」がついていると、そんなに注目されているのかと色眼鏡で見てしまいます。
数字はさらなる数字を呼びますから、本来より過大な評価を受けている可能性もあります。
ツイート(意見)をフラットな視点で見たいと思えば、余計な数字はついていないほうが良いと思うのです。
承認欲求から逃れられる
もうひとつは、自分のツイートの「いいね」と「リツイート」もすぐにわからない点です。
ツイートすると、どうしてもリアクションを気にしてしまいます。
承認欲求をゼロにするのは無理なのでしょうがないと思いつつ、リアクションを期待すると疲弊しちゃいます。
でもTweetbotで見るようになってから、あまり気にならなくなりました。
他のツイートと同じようにすぐには確認できませんし、いいねをもらっても通知されないんですよね。
これらは不便さのかわりに、精神的な安定をもたらしてくれます。
広告が表示されない
またわかりやすいメリットとして、広告表示のないことがあります。
Twitter社がサードパーティ製を締め出しに掛かったのは、広告のインプレッション(表示)を増やしたかったからでしょう。
もちろん無料で使っているのでTwitterの売上に貢献したい気持ちはありますが、広告なしのタイムラインに慣れると、「なんて快適なんだろう」と思ってしまいます。
広告表示されないだけでも、Tweetbotはおすすめできます。
タイムラインの表示を自分で100%コントロールできる
余計な表示のなさでいうと、純正のツイッターアプリは意図しないTweetがタイムラインに現れて困ります。
たまにならいいですが、ハイライト表示にすると最初はすべて自分がフォローしていない人のツイートです。
ハイライトをやめて時系列表示にしても、しばらく閲覧の間隔をあけるとまたハイライトに戻ってしまいます。
Twitter社としては、どうしてもハイライトで別のツイートを読ませたいみたいです。
これも広告と同じで、興味ないものが表示されてノイズになってしまいます。
タイムラインは自分でコントロールできる方がよいのです。
Tweetbotはそもそもハイライト表示が存在しないため、フォローしている人の投稿かリツイートしか現れません。
とても見やすいです。
消化中のタイムラインから、どの端末でも続きを読める
純正アプリは、開くと常に最新のTweetが上に表示されます。
ぼくはフォローしているひとのタイムラインをすべて読みたい感じなので、この仕様だとさかのぼって途中のTweetを探さなくてはなりません。
これが手間で諦めてしまいましたが、Tweetbotはアプリをリフレッシュしても読んだ途中のタイムラインから表示が動かないんです。
しかもiCloudで同期されるため、iPhoneからでもiMacからでも、読んでいる途中から続きを見れます。
ぼくのようにすべてのタイムラインに目を通したいひとは、Tweetbotはかなり使い勝手がよいです。
今ひとつな点
有料アプリな点
良い部分はこれくらいにして、今ひとつな部分を何点か。
もっともネックなのは、料金がかかることでしょう。
サブスクではなく買い切りですが、iOS版のTweetbot5が600円、MacOS版のTweetbot3は1200円。
両方揃えるなら、1800円が必要です。
純正アプリなら無料で使えるわけですから、出費のあるのは単純に痛いですね。
Twitterの方針変更に振り回される
もう一点は2018年の変更のように、Twitter社の方針によって運営が左右されることです。
極端な話、「サードパーティ製は一切、認めない」となれば、アプリそのものを使えなくなってしまいます。
これは現実に起こりうる話です。
Twitterが売り上げ重視の路線に変われば、サードパーティ製の閲覧すべて禁止も十分あり得ます。
急に使えなくなったり、機能が制限されるリスクはどうしても付きまといますね。
リスクを踏まえた上で、それでも使っていきます
といった感じで、Tweetbotの良い点と今ひとつな点をまとめてみました。
今一つな点はリスクでもあるので、それを踏まえても使いたいと思ったひとは楽しんでみてください。
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