国民年金の前納払いはクレカ払いがお得だが…。楽天カードの切り替えで二重払いになった顛末

公開日 2021-05-09 最終更新日 2021-08-31

便利でお得なはずが…。

国民年金の支払いは、クレジットカードで行えます。
わざわざコンビニや銀行へ行かなくて済むし、カードのポイントもつきます。
年金のクレジット払いは、便利な上にお得なのです。
しかし昨年末に楽天カードをノーマルからゴールドへ切り替えたら、結果的に国民年金が二重払いになってしまいました。

そこでこの記事では、国民年金のクレジットカード払いのメリットや手続き方法と、二重払いになってしまった自分の顛末を書いてみます。

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国民年金の前納とは

国民年金の支払い方法には、月払いと前納の2種類があります。
国民年金の支払額は、執筆時点で月額16,610円。
これを前納(先払い)すると、少し納付額が割引されます。

割引額は口座振替とクレジットカード納付で、若干の差があります。
口座振替のほうが、少し割引額が多いです。

以下の表は、日本年金機構の国民年金保険料の「2年前納」制度から引用しました。

6カ月前納1年前納2年前納
令和3年度98,530円
(1,130円)
195,140円
(4,180円)
382,550円
(15,850円)
【口座振替による保険料額と割引額】( )は毎月納める場合と比較した割引額
6カ月前納1年前納2年前納
令和3年度98,850円
(810円)
195,780円
(3,540円)
383,810円
(14,590円)
【現金およびクレジットカード納付による保険料額と割引額】( )は毎月納める場合と比較した割引額

先払いは損失の可能性もある

先払いはお得なように見えて、損失の可能性もあります。
縁起でもないことを書きますが、もし2年分を前納した翌月に交通事故か何かで死んでしまったとしても、2年分の先払いは遺族などへ返却されません。
先払いした分は、年金受給者の年金としてしっかり運用されます。

つまり先払いは、例えば2年分の前納なら「2年間は死なない」を前提として支払うわけです。
(というか年金自体が、「年金がもらえる年齢まで、自分は死なない」を前提としている制度なのですが)

国民年金は、2年前納をクレジットカード払いが最もお得

基本的にはお得な前納に、2017年4月からクレジットカード払いでの2年前納が可能になりました。
ご存知の通り、クレジット払いにはカード会社の定めたポイントがつきます。
おそらく国民年金の場合、ほとんどの会社が1%還元だと思います。

2年前納なら14,590円の減額の上、クレジット払いのポイント還元が約3,800円分あります。
減額とポイント合わせ、その金額は2万円近く。
国民年金の支払い方法は、「2年前納をクレジット払い」が最もお得になるのです。

国民年金のクレジット払いの申請方法

クレジットカードで前納できるのは、「6カ月前納・1年前納・2年前納」の3種類です。
申込みは、年金事務所もしくは郵送で行います。

年金事務所で手続きする場合、持参するものは以下の通りです。

  • 基礎年金番号のわかるもの(年金手帳や納付書など)
  • 利用するクレジットカード

年金事務所へ行き、以下の書類を提出すれば完了です。

事務所まで足を運ばずとも、これらの用紙はネットからダウンロードできます。
自宅で記入し、郵送してもオッケーです。

また、クレジットカードで2年前納する場合は、毎年2月末が申込期限となっているので注意してください。

楽天カードの切り替えで二重払になってしまった

ここからは、ぼくの個人的な失敗談です。
ぼくは2年前に、楽天カード(標準のもの)で2年分の年金を前納で支払いました。

その後、楽天モバイルを使うようになり、楽天カードの使用機会が増えました。
そこでよりポイントアップ率の高い、ゴールドカードへ去年の11月に切り替えたのです。

ちなみに、2021年4月からゴールドカードのポイントアップ率が標準カードと同じになりました。
「ポイントが同じになるなら、ゴールドカードに変えなきゃよかった」と思っていますが、それはこの記事の本筋とはまた別の話。

ちなみに楽天モバイルのレビューは、以下の記事に書きました。
地方で使うには、まだ電波状況がよくない印象です。

カードのランクを変えたため、申請の必要があると思ったが…

カードのランク変更で心配だったのは、「年金のクレジット払いは、改めて申込みの必要があるのか」でした。
同じ会社のカードとは言え、カード番号は変わっています。
常識的に考えるなら、カード変更の申請は必要なはず。

そこで、楽天ゴールドカードのサービスセンターへ問い合わせました。
すると回答は、「カードが変わっているので、申請の必要がある」とのこと。
そりゃそうだ。

ただその時点で申込期限の2月末が過ぎていたので、今回は銀行口座からの振り込みにしました。
次の2年前納の際は、忘れず新しいクレジットカードの登録をしようと思っていたのですが…。

銀行振込とクレジットで二重払いに

ところが、4月中旬にクレジットカード明細を確認すると、年金の2年前納分383,810円がしっかり明記されているではないですか。

その結果、先に行った銀行振込とクレジット払いで、年金の二重払いが発生してしまいました。

つまり理由はわかりませんが、楽天カードを標準からゴールドカードへ変えても、国民年金のクレジットカード払いはそのまま行われるようです。

二重払いは申し込みせずとも返金される

楽天カードへ問い合わせたときの話と食い違っていますが、楽天へ文句を言っても二重払いが解決するわけではありません。

そこで年金事務所へ電話したところ、「二重払いは、きちんと返却されます」とのこと。
特に手続きの必要もなく、クレジットカード会社からの返却か、もしくは銀行振込の還付の用紙が自宅に送られてくるそうです。
(返却がクレジットからか銀行振込からかは、年金事務所ではわからないらしい)

ともかく2年前納は問題なくでき、二重払いした分も返却されるのでよかったです。

まとめ

昨年、楽天モバイルに加入したのがきっかけで、安易に楽天カードの種類を変えたのが失敗でした。
しかもゴールドカードのポイントアップは、標準カードと同じへと改悪。
年会費がかかるうえ、年金払いの支払いトラブルも招いてしまいました。

こういったわけで、ぼくは色々とミスしてしまいましたが、国民年金を支払うならクレジット払いがお得です。
検討してみてください。

Amazonと楽天ではどちらがお得か

この記事でも話題にしている楽天カード。
Amazonと楽天ではどちらがお得かを、以下の記事で比較しました。

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