楽天モバイルを使用して3カ月の感想。ここが良い、ここがダメ

公開日 2021-02-26 最終更新日 2021-06-18

2020年11月に楽天モバイルへ加入し、3カ月が経過しました。
使用スマホは、SIMフリーiPhone12 Pro Maxです。

使いはじめたころの記事は、こちらに書きました。

自分の住んでいるのは、石川県金沢市です。
2020年12月に住んでいる地域の基地局が増え、明らかに電波の繋がり方が良くなりました。
2021年4月1日からは、新プランもスタートします。
これから、徐々に使いやすくなっていくでしょう。
楽天モバイルには期待しています。

そこでこの記事では、2021年2月時点の楽天モバイルの良い点とダメな点を整理してお伝えします。
結論から言うと、まだまだメインで使うには厳しい印象です。

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2021年4月から、新プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ 」スタート

ぼくが加入した2020年11月時点では、プランは「Rakuten UN-LIMIT V 」のみでした。
月額2,980円(税別)で、無制限にデータを使えるプランです。

このプランは2021年4月から、自動的に「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ 」へアップグレードします。
月額2,980円(税別)のデータ無制限は変わらずで、そこに至るまでに4段階の料金体型となります。
具体的には、以下の表を参考にしてください。

使用データ量月額料金
1GBまで0円
3GBまで980円(税別)
20GBまで1,980円(税別)
20GB以上2,980円(税別)

家にいる時間が長くなるので、段階的な料金設定は助かる

特に家にいる機会が多くなった今は、20GB以上ものデータを使う月は稀です。
自分の場合、ほとんどの月が10GBくらいになると思います。

以前のプランだとそれでも月額2,980円かかってしまいますが、新プランでは20GBの使用で1,980円(税別)。
料金が段階的になるのは、かなり助かります。
年間で、1万円以上の節約になりそうです。

ではここから、楽天モバイルの良い点とダメな点をまとめていきます。

楽天モバイル3カ月の感想、支障なく使える?ここが良い、ここがダメ

最初に良い点を八つご紹介したあと、ダメな点を四つご紹介します。
ダメな点のほうが良い点の半分と少ないですが、致命的なダメな点が多々あります。

楽天モバイルの良い点

では最初に良い点です。
まとめると、以下の八つです。

  1. 新規加入は、使用料が一年間無料
  2. ポイント還元のキャンペーンがある
  3. 事務手数料が無料
  4. 解約に手数料が掛からない
  5. 楽天市場の買い物で、1倍のポイントが付く
  6. 専用アプリの使用で、通話料が無料
  7. 楽天ひかりが一年間無料になる
  8. e-simが使える

1. 新規加入は、使用料が一年間無料

楽天モバイルは先着加入者300万人(新規・一人1回線のみ)に対し、一年間の使用料無料キャンペーンを行っています。
これはインパクトのあるキャンペーンです。

おそらく、4月の新生活から加入者が急増するでしょう。
300万人に達する前に、加入しておきましょう。
※2021年4月7日でこのキャンペーンの受付が終了となるようです。

【追記】一年間無料のキャンペーン後は、新規加入で3カ月間無料のサービスを行っています。

2. ポイント還元のキャンペーンがある

さらに楽天会員の場合、新規加入または乗り換えでポイント還元があります。

【2021年6月18日更新】
新規加入で5000ポイント進呈。
新規加入でスマホ本体の購入で、最大20000ポイント進呈。
他社からの乗り換えなら、20,000ポイント進呈。

還元を成立させるには、以下の三つの条件をクリアする必要があります。

  1. 初めて楽天モバイルに申し込むひとが対象
  2. ひとり1回線のみ
  3. 申し込んでから翌月末日までに、Rakuten Linkアプリで10秒以上の通話と1回以上のメッセージ送信をする

3. 事務手数料が無料

携帯電話の契約には、事務手数料がつきもの。
楽天モバイルは、その手数料が掛かりません。
これも地味ですが、嬉しいポイントです。

4. 解約に違約金や手数料が掛からない

キャンペーンに誘われ加入したものの、解約時に高い手数料がかかっては、何をしているのかわかりません。

楽天モバイルは、解約時の違約金や手数料がかかりません。
つまり新規加入でポイントをもらい、一年間無料で使ってから解約しても、発生する料金はゼロ。
一年間無料で使えた上にポイントがもらえるという、凄まじい大盤振る舞いです。

5. 楽天市場の買い物で、1倍のポイントが付く

楽天で頻繁に買い物するなら、楽天モバイルの加入でポイントが1倍増えます。
1倍とは、楽天市場での買い物に1%のポイント還元を意味します。
楽天を多く使う人であれば、楽天モバイルを使うことでポイントの恩恵を受けることができます。

こんな感じで楽天のサービスは利用すればするほど、楽天市場でのポイントアップを得られます。
詳しくは、以下の記事に書きました。
参考にしてみてください。

6. 専用アプリの使用で、通話料が無料

楽天モバイルは、Rakuten Linkというアプリをダウンロードすると、そこからの通話が固定回線・モバイル回線を問わず全て無料になります。

LINEやFaceTimeで無料通話が当たり前の時代ですから、特に目新しくないかもしれません。
ただ楽天モバイルの特徴は、相手が楽天モバイルを使っていなくても自分の番号のままで無料通話できる点にあります。
ナンバーポータビリティで楽天モバイルへ乗り換えれば、普段の携帯電話からの通話がいつでもゼロ円になります。

Rakuten Linkは、以下からダウンロードできます。

Rakuten Link

Rakuten Link

Rakuten, Inc.無料posted withアプリーチ

7. 楽天ひかりが一年間無料になる

楽天モバイルに加入すると、楽天ひかりの新規加入の使用料が一年間無料になります。

楽天ひかりの料金は、マンションタイプが3,800円(税別)。
戸建てタイプが4,800円(税別)です。
一般的な回線料に比べて、少し高いイメージですね。

ただ楽天モバイルに加入していれば、楽天ひかりの新規加入で一年間の使用料が無料となるため、戸建てタイプなら、年間57,600円(税別)が丸々浮くことになります。
これは大きいです。
しかも楽天ひかりの加入で、楽天市場での買い物に1倍(1%)のポイント還元が加算されます。

3年間の契約期間中は、解約手数料が発生する

自分はそれまでOCNに加入していましたが、楽天モバイル加入をきっかけに楽天ひかりへ移りました。
楽天ひかりは、3年間の契約期間中は解約すると手数料(9,500円税別)が掛かります。
3年後に別のひかりへと移るか、検討しようと思います。

8. eSIMが使える

地味なメリットは、eSIMが使えることです。
eSIMとは、スマートフォンにSIMが内蔵している状態。
対応している機種であれば、従来のように物理的なSIMカードが必要ありません。

eSIMをメインにすると、常にSIMスロットルが空くことになります。
海外へ行ったときなど、現地のSIMカードをそのまま入れられるので便利です。
国内でも別会社のSIMを試したいときなど、SIMカード入れ替えの煩わしさから解放されます。

楽天モバイルのダメな点

ここから、現状での楽天モバイルのダメな点を書いていきます。
まとめると、以下の四つです。

良い点の半分と一見、良さそうに思えますが、致命的な欠点がいくつかあります。

  1. エリア内でも、まだまだ電波が不安定
  2. 屋内は電波が弱い。つながらないこともしばしば
  3. 混む時間帯は、ウェブブラウザも満足に見れない
  4. 通話の品質が悪い

1. エリア内でも、まだまだ電波が不安定

自分が楽天モバイルを使い始めたのは、2020年11月下旬でした。
その後、2020年12月にエリアが拡大し、ぼくの住んでいる金沢市も使いやすくなってきました。
明らかに以前よりも、使える範囲が広くなったと感じます。
市の中心部なら、下りで20Mbpsは平均的に出ます。

ただエリアのどこでも安定して電波を捉えるかといえば、まだまだと言わざるを得ません。
市の郊外へ行くと、1Mbps以下に(つまりパートナー回線であるauの最低速度)に落ちてしまいます。
自宅周辺で使う分には良いですが、車で遠出をする際には安心して使えません。

2. 屋内は電波が弱い。つながらないこともしばしば

総務省が楽天に割り振っているLTEは、1.7GHz帯の40MHz幅だけです。
屋内でもつながりやすいプラチナバンド(700MHz帯~900MHz帯)は、与えられていません。

そのためショッピングモールなどへ入ると、電波を捉えにくくなります。
ときには、圏外になってしまうことも。
楽天モバイルは、特に屋内での使用に不自由さを感じますね。

3. 混む時間帯は、ウェブブラウザも満足に見れない

ランチタイムや帰宅時の夕方など多くの人が一斉に使用するラッシュ時には、速度がガクンと落ちます。
ウェブブラウザがまともに開かないレベルです。

これは楽天モバイルに限った話ではなく、格安SIMなどでも見られる現象です。
楽天モバイルはまだ加入者が少ないので、ラッシュ時の影響は受けないかと思いましたが、そんなことはなかったです。

4. 通話の品質が悪い

楽天モバイルは、Rakuten Linkを使うことで通話料をゼロ円にできます。
ただし、このRakuten Linkの通話品質が、あまりよろしくありません。

Wi-Fi回線で使えばそれほどひどくありませんが、LTEで使うと「雑音が入っていて聞き取りづらい」と何度か通話相手に言われました。
こちらも環境の整備で良くなってほしいですね。

まとめ

以上、楽天モバイルを3カ月つかってみての感想を書いてみました。
簡単に言うと、「ポイント還元や一年間無料などすごくお得だけど、電波が使い物にならない」です。
もちろんこれは、金沢市という地方都市の場合です。
都市部では状況が違ってくると思います。

ただつながりにくいと言っても、使い始めた当初より、かなり良くなってきていると感じます。
今後の環境整備に期待したいです。

とりあえず一年間つかってみる

楽天モバイルは、ともかく会員数の増加に注力しています。
キャンペーンの打ち出し方も、「会社が潰れるんじゃないか」と心配になるレベル。
良い点でもあげましたが、現時点ではざっと以下のような感じです。

  • 新規加入で5,000ポイント進呈
  • スマホ購入で、最大15,000ポイント進呈
  • 楽天市場で1%のポイント還元
  • 加入時の事務手数料が無料
  • 解約手数料が無料
  • 固定回線・モバイル回線の使用料が無料
  • 楽天ひかりが一年間無料

価格勝負で、会員数を増やせるだけ増やしているフェーズなのだと思います。

電波状況がまだまだで、メイン回線には使いづらいです。
そのためサブ回線として新規加入しておいて、電波状況が良くなるようならメインとして使う。
電波状況が良くならないようなら解約する。
そんな使い方が良いと思います。

この記事が、楽天モバイルを検討しているひとの参考になれば幸いです。

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