物を減らすとどんな効果があるか【生活に訪れる6つのメリット】

公開日 2021-12-06 最終更新日 2021-12-07

もともとぼくは、物を捨てずに何でも取っておくタイプでした。
それが2011年ごろから「使わない物を持っててもしょうがないな…」と考え方を変え、今ではかなり少ない物で生活しています。

その生活がとても快適で、「まだ不要なものがあるのではないか」と減らす物を探しながら生活しているぐらいです。

そこでこの記事では、物を減らすとどんなメリットがあるか解説。
記事の後半では、物を手放すテクニックも書いてみます。

物が多いと人生の燃費が悪くなる

身の回りの物は、増やすより減らすほうが自分にとって良いことがあります。

昔からのことわざに、「立って半畳寝て一畳」があります。
人間はどれだけたくさん物を持っていても、一度に使える数は限られます。

本来、ごく少ない物だけで生活できるのに、不安に思ってどんどん物をためこんでしまう。
その結果、荷物を詰めすぎた車のように、人生の燃費が悪くなってしまうのです。

物を減らすとどんな効果があるか【生活に訪れる6つのメリット】

では実際に、物を減らすとどんなメリットがあるか。
以下、6つが上げられます。

  1. 気持ちがスッキリする
  2. 居住空間が広くなる
  3. 思考がクリアになる
  4. お金が貯まる
  5. 物だけでなく、自分を大切にするようになる
  6. 心が身軽になる

1. 気持ちがスッキリする

誰しも、週に1度は燃えるゴミを出していると思います。
燃えるゴミを出すと、気持ちがスッキリしませんか?

部屋に不要なもの(ゴミ)があると、心が落ち着きません。
意識せずとも「ゴミがたまっている事実」は、心のどこかに引っかかっています。

ゴミを捨てると心の引っ掛かりが取れるため、気持ちがスッキリするのです。

不要なものがあると心が荒れる

物を減らすのも、これとまったく同じです。
不要な物があると、自分で意識せずとも心はどんよりします。

それらを部屋からなくせば、気持ちがスッキリするのは当然のこと。
もう見て見ぬ振りはやめて、不要な物をなくしていきましょう。

2. 居住空間が広くなる

「不要なものを手放す」
このシンプルな習慣を始めるだけで、部屋に余白が生まれます。

買ってから一度しか開いていない本や雑誌が、本棚にありませんか。
それらをスキャン代行サービスでデータ化するだけで、本棚のスペースは一気に空きます。
小さなサイズの本棚に買い替えても良いですし、むしろ本棚自体いらないかもしれません。

そうして使っていない物を整理していくと、部屋にどんどん余白が生まれ居住スペースは広くなります。

不要なもののために払う家賃はない

賃貸にしろ持ち家にしろ、床面積に応じて費用がかかっています。
不要な物の置き場所に家賃を支払っていると思えば、ばかばかしくなります。

使っていないものを整理して、大切な居住空間を広くしましょう。

3. 思考がクリアになる

人間の目という器官は、多くの情報を取得します。

原始時代の人類は、「視界に危険はないか」と常にアンテナを張っていました。
そのDNAを受け継いでいる現代人は、視界に物がたくさんあるとひとつひとつを脳が処理します。
そのため、物が多くあると脳のメモリを余計に消費するのです。

使わない上に、ただ置いてあるだけで脳の働きを悪くする。
それは本当にいただけません。

物を少なくして、クリアな思考を維持しましょう。

4. お金が貯まる

物を減らすのが当たり前になると、何か買うとき慎重になります。
そりゃそうです。
部屋をスッキリさせたので、「使わない物を増やしたくない」と意識が働きます。

すると何か買う際には、「これは本当に必要だろうか」と吟味するようになります。
結果的に無駄遣いが少なくなるため、お金が貯まりやすくなります。

5. 物だけでなく、自分を大切にするようになる

よく吟味して買ったつもりでも、「これは自分に合わなかった」と思うものはどうしても出てきます。

余計なものを買ってしまったら、捨てるなり人にあげるなりして、またよく吟味して物を選ぶ。
この行為を繰り返すと、いつしか部屋には本当に好きなものだけある状態になります。

好きなものに囲まれて暮らすのは気持ちが良いし、何より厳選しただけに物を大切にします。
自分の所持品を大切にするようになると、同じように周りの人や自分自身をも大切に扱うようになります。

6. 心が身軽になる

本当に好きで必要な物だけ厳選していくと、そもそも生活するのにそれほど物は必要ないことに気づきます。
このマインドを持てれば、住む場所の執着がなくなります。

何かとんでもないアクシデントやトラブルが起きて、今住んでいる場所を急に離れることになったとしましょう。
そんな事態であっても、「小さな荷物ですぐ移動できる」と思えば、心がとても身軽です。

不思議なことに不要な物に囲まれていると、「何があっても、ここからは離れられない」と執着します。
厳選したわずかな物だけを持つと、「いつでもここを離れられる」と心が身軽になるのです。

大切な物だけを持って、余計な執着を手放していきましょう。

物を手放すテクニック4つ

物を手放すメリットを知っても、物を減らすのに抵抗ある人はいると思います。

なぜ、物を手放せないか。
その理由は、「また使うかもしれない」と不安に思うからです。
この不安に思う心は、意志の力で動かすのは難しいです。
何かしらルールを決めて、それに従って整理していくのが良いと思います。

以下に、ルールの例を書いてみます。
参考にしてみてください。

  1. 一年間着なかった衣服は手放す
  2. 1カ月使わなかったキッチン用品は手放す
  3. 一度読んだ本や雑誌はスキャン代行サービスへ送る
  4. 一度しか使っていない押入れの物はすべて手放す

1. 一年間着なかった衣服は手放す

不要な物の総本山は、衣服ではないでしょうか。

衣服は「また着るかもしれない」という考えが少しでもある限り、手放せないし、増殖し続けます。
なぜ、「また着るかもしれない」の考えから逃れられないか。
理由は、その可能性がゼロでないからです。

自分の心持ち次第で、タンスの肥やしの衣服が急にお気に入りに格上げするかもしれません。
これまでの人生で、そういった経験は誰しもあるはず。
そのため衣服は、なかなか捨てられないのです。

一定期間、着なかった服は手放す

そこで例えば衣服は、「一年着なかったら、手放す」とルールを設定してはどうでしょうか。
皆さんも経験があると思いますが、一年着なかった衣服は高確率でその後も着ません。

もちろん、ひょっとしたら3年後に、一度だけ着るかもしれません。
その可能性はゼロではない。
しかしその3年間に1度のために服を保存するのは、スペースの無駄遣いです。

ルールの期限は、1年でも3年でも構いません。
ともかく衣服は一定の期間を決めて、着なかったものは手放すと決めましょう。

手持ちの服を本当に好きなものだけに厳選すると、生活の潤いがアップしますよ。

2. 1カ月使わなかったキッチン用品は手放す

たまに信じられないくらいたくさんの鍋を、キッチンの棚に入れている人を目にします。
それら十数個の鍋を、すべて使いこなしているとは到底思えません。

キッチンは、収納棚が豊富です。
そのため、どうしてもキッチン用品はたまりがち。

数あるキッチン用品でも、おそらく実際使う器具は決まっているはずです。
誰しもキッチン用品は、気に入っているものしか使わないのです。

気に入っているキッチン用品だけを使う

食事は毎日、作るものです。
もし1カ月に一度も使わないキッチン用品があれば、この先も使うことはまずないです。
手放してしまいましょう。

キッチンは他の部屋に比べて狭く、「料理に使うものを別の場所へ置いておく」ともいきません。
使いやすく気に入っている、ごく少ない調理器具だけ持つようにしましょう。

3. 一度読んだ本や雑誌はスキャン代行サービスへ送る

本と雑誌は、ともかく場所を取ります。
しかも場所を取るわりに、一度読んだら読み返すことはめったにありません。

読み終わった本や雑誌は、どうしても大切なものを残し、あとはまとめてスキャン代行サービスへ送ってPDF化しましょう。
そうすればスペースが空く上に、パソコンやタブレットでいつでも読み返せます。

4. 一度しか使っていない押入れの物はすべて手放す

他にも一度使ったきり、押入れに眠っているものがたくさんあるはずです。

一度使っただけで押し入れに入れっぱなしのものは、置いているだけ家賃の無駄です。
メルカリなどで売れるものがあれば、お金に変えてしまいましょう。
数年後に必要なときが来れば、レンタルで済ますか、再び買い直せば良いのです。

メルカリでお金に変えておけば、買い直すコストも安くなります。

本当に好きなものだけに囲まれた生活

ぼく自身の過去を思い返すと、物をたくさん持っていたときは、思考がどんよりと鈍っていたように思います。

今が冴え渡っているとはもちろん思いませんが、当時に比べると考え方がより論理的になり、対応能力も上がったように感じます。
それらの理由を突き詰めると、自分の場合は物を減らしたことにつながるのです。

「わかっていても、どうしても物を捨てられない」といった場合、トランクルームに使わないものを預ける手もあります。
物に囲まれて暮らしている人は、一度、本当に好きなものだけ手にする生活を体験してみてください。