なぜいつも不安感があるのか。懸案事項を定期的にすべて書き出すと解消できる

公開日 2021-08-24 最終更新日 2021-08-24

新型コロナウイルスの影響で、家にいる時間が増えています。
仕事のやり取りもメールやメッセが中心で、人と会う機会が減少傾向に。
すると、漠然とした不安感を少しずつ感じるようになりました。

今のコロナの状況が、いつ終わるとも知れません。
このまま漠然とした不安を抱えて生きるのは、精神的に良いとは言えないですね。
そこで半年ほど前から、月に一回、心の中にある懸案事項をすべて書き出すようにしました。
これがうまく機能し、不安の解消をうまくできています。

この記事では、自分の行っている漠然とした不安の解消方法を書いてみます。

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なぜ、人は不安感を持つのか

そもそも、なぜ人間は不安になるのでしょう。
人間が持つ傾向のほとんどは、原始時代の記憶に根ざしています。

人間が今の姿に落ち着き、文明を創り始めたのは約1万1000年前のこと。
現生人類が誕生したのは約30万年前と言われているので、人類の歴史は圧倒的に原始時代が長いのです。

原子の記憶がDNAに刻まれている

いくら文明が栄え便利になろうとも、我々は身の危険を感じ不安感を持ちます。
夜に不安になったり、仲間はずれにされるのを恐れるのも、原始時代の記憶です。

原始時代は、明日、食料が手に入らないかもしれないし、いつなんどき野生動物に食い殺されるかもしれない。
仲間から追放されれば、一人で生きていくのは困難です。
つまり原始時代の人類は、不安感を持って慎重に行動しないと、文字通り身の危険があったのです。
不安感は人類に植え付けられた、生き抜いていくためのデフォルト設定と言っていいでしょう。

懸案事項を定期的にすべて書き出すと解消できる

かといって思い当たるフシがないのに、漠然とした不安に心が侵されるのはしんどいです。
そこで不安感の対処法として、「懸案事項をすべて書き出す」というワークをおすすめします。

自分のやり方は、「月に一回、心の中にある懸案事項をすべてノートに書き出す」というもの。
どんな些細なことでも、心に引っかかっているものすべてを紙に書く。
心の中の自分の声を聞き逃さないよう、思いついたすべてを紙に書き出すのです。
これをやるだけで、かなり不安感は減ります。

不安の実態がわかると解決策がわかる

「幽霊の正体見たり枯れ尾花」という言葉がありますが、人間は実態のないものに対し想像を膨らまして不安を覚えます。
懸案事項を文章にしてしまえば、不安感が形になり、対処法が見つかるのです。

対処法が見つかれば、それは不安ではなく課題になります。
そのためまずは紙に書き出す、これが不安解消に有効に働きます。

懸案事項をグループ分けする

懸案事項をすべて書き出したら、次はグループ分けをします。
グループは以下の2種類です。

  1. 解決可能なもの
  2. 解決不可能なもの

1. 解決可能なもの

グループのひとつめは、「解決可能なもの」です。
グループ分けしたら「解決可能なもの」のリストを見返し、ではどうすれば解決できるかを書いていきます。

例えば、そのひとつが「ためているゴミ」だとしましょう。
ゴミ袋に燃やせるゴミと燃やさないゴミを一緒くたに入れていて、ずっと放置している。
それが知らずに、漠然とした不安感を生んでいる。
ありそうな話です。

解決までのロードマップを書く

「ためているゴミ」を解決するには、まずはゴミの分別が必要です。
ためているゴミの量から、分別にはどのくらいの期間が掛かるのかを書き出します。
さらにゴミの日を調べ、どんなスケジュールでゴミを出せばすっきりするのか、解決へのロードマップを書きます。

ここまでやると、「この不安感は解決可能なものだ」と認識できます。
もちろん実際に行動に移したほうが良いですが、「これは解決できるものだ」と思えるだけで、不安解消に効果があります。

2. 解決不可能なもの

グループのふたつ目は、「解決不可能なもの」です。
「解決不可能なもの」は、なぜ解決できないのかを深堀りして考えます。

時期が悪くて解決できないのか。
第三者に助けを求めてもだめなのか。
色々と解決策を考え、それでも現状で解決不可能という結論になれば、「これは今は解決できない」と結論づけます。

「解決できないなら、不安はなくならないのではないか」と思うかもしれませんが、解決不能とわかるだけで不安は少なくなるのです。
心のなかで区切りがつくので、考えてもしょうがないと割り切れるのだと思います。

定期的に懸案事項を書き出す

こうして懸案事項を書き出し対処法を考えても、心にはまたすぐ不安感が出てきます。
そのため周期を決めて、定期的に懸案事項の書き出しのワークを行います。

自分の場合、この周期はひと月がちょうどよかったです。
人間の細胞は日々、生まれ変わり、考えもどんどん変わっていきます。
ひと月経つと以前、不安だったことが薄らいでいて、新たな懸案事項が心のなかに入ってきています。
それをひと月ごとに紙に書いてクリアにしていくと、心を健全な状態に保てるようになりました。

まとめ

自分は、精神医学に詳しいわけではありません。
ここに書いた不安解消法に、医学的な裏付けはないです。
しかし紙に書き出して対策を考えるのは、効果があると実体験で思います。

仕事でやることが多すぎてパニックになったとき、紙にやることを書き出して仕分けすると、すっきりして頭の中の混乱が収まります。
それと同じように、頭のモヤモヤを文章にしてグループ分けすれば、漠然とした不安感が少なくなるのだと思います。

頭の掃除で不安の解消を

今、世界にいる人間は、慎重だった祖先の末裔です。
不安を抱えて慎重に振る舞ったからこそ、祖先は生き残り、自分たちへ遺伝子のバトンをつないだのです。

普通に生活するだけで不安感がどんどん出てくるのは、祖先から受け継いでいるデフォルト設定。
不安に思うのはしょうがないと諦め、定期的に紙に書き出して頭の中を掃除していきましょう。

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