「お金が貯まらない」は仕組みで変えられる【方法9つ】

公開日 2021-11-21 最終更新日 2021-11-25

「お金を貯めよう」と考えると、「節約のため我慢しなくては」そんな風に思うかもしれません。
しかし我慢は続きません。
これまでお金を貯めようと思いながらできなかった人は、おそらく意志の力に頼って挫折したのだと思います。

お金を貯めるのに必要なのは、我慢といった意志の力ではありません。
仕組みや心の持ち方が重要。
そこでこの記事では、お金を貯める仕組みとマインド作りを解説します。

「お金が貯まらない」は仕組みで変えられる【方法9つ】

仕組みとマインド作りの方法は、全部で9つあります。
「お金を貯める」と「浪費をやめる」の2つにわけて紹介しました。

「お金を貯める」と「浪費をやめる」は、コインの表と裏のような関係です。
仕組みを作っても、浪費していてはお金は貯まりません。
浪費をやめても、仕組みを作らないとなかなかお金は増えないのです。

その両方を、無理なく同時にやっていきましょう。

お金を貯める方法4つ

「お金を貯める」では、以下の4つを紹介します。

  1. 給与から天引きする
  2. 投資をはじめる
  3. まずは100万ためる
  4. 本を読む

1. 給与から天引きする

お金の貯まらない人は、収入から支出を引いた残り分を貯蓄へ回そうとします。
これだと一生、お金は貯まりません。
なぜなら浪費癖のあるひとは、あればあるだけ使ってしまうからです。

会社員で一定の収入があるなら、強制的に15%を貯蓄に回すようにしましょう。

簡単に現金化できなくする

しかも後述するように現金を投資信託などに変えて、簡単に使えないようにするのです。

そうすれば消費のスピードが落ち、否が応でもお金は貯まります。
無理のない程度に天引きの割合を決めて、次の給与から実施しましょう。

2. 投資をはじめる

天引きしたお金は、銀行に預けてはいけません。
銀行に預けても普通貯金であれば、利息は0.001%。
100万円預けて、一年間で10円しか利息がつかないのです。
一年のうち一度でもATM手数料を払えば、10年分の利息が吹き飛びます。

しかも銀行預金は、流動性が高すぎます。
街のあらゆるところにATMがあるので、引き出すのが簡単。
次の給料日前に、残高ゼロが落ちです。

そこで天引きしたお金は、投資へ回すことをおすすめします。

iDeCoやNISAを活用

投資と聞くと難しく感じますが、iDeCoやNISAに一定額の積み立て設定をして、あとは放置でOKです。
iDeCoやNISAについては別途調べてもらえればと思いますが、どちらもごく少額から毎月一定額を投資信託などへ回せます。

もちろん証券会社へ出向くのではなく、手数料の安いネット証券を利用してください。

ちなみにぼくは、楽天証券を利用しています。
楽天証券は楽天ポイントで投資信託を購入でき、なおかつ1倍のポイントがつきます。

楽天のポイントについては、以下の記事に詳しく書きました。
>> Amazonと楽天ではどちらがお得か【大手通販サイト比較】

複利でお金が増えていく

投資で利回りが年間3〜5%つけば、同じ100万円預けても3万〜5万円の利益を見込めます。
銀行の10円と比べれば、まさに雲泥の差。
さらに利息分に利息がつくので(複利)、時間が経てば経つほどお金は勝手に増えていきます。

もちろん投資なので、マイナスになる可能性はあります。
しかし投資信託のインデックスファンドを選べば、長期的にはプラスになる可能性が高いです。

「無理なく貯める」が学べる本

投資信託など無理のない投資については、勝間和代さんの『お金は銀行に預けるな』がおすすめです。
ぼくのつたない説明より、ロジカルに解説してくれます。

3. まずは100万ためる

給与を天引きして投資へ回しても、少額のうちは増えている実感をあまり持てないと思います。
5%の利回りでも10万円なら、増えるのは5,000円
一方、100万円なら5万円増えます。
一年で5,000円だと微妙な印象ですが、5万円ならやる気が出ます。

投資は、元本が大きいほうが圧倒的に有利。
まずは100万円貯めることを目標にしましょう。
金額の増加とともに増えるスピードも加速するため、蓄財が楽になります。

4. 本を読む

資産家に囲まれて生活しているなら別ですが、浪費家ばかりに囲まれていると一生、お金は貯まりません。
なぜなら人間は、周りの考え方に感化されるからです。

人間関係を変えるのが難しければ、資産形成に関する本を読むようにしましょう。
貯蓄マインドへ変えるには、以下の3冊がおすすめです。

『金持ち父さん 貧乏父さん』

『金持ち父さん 貧乏父さん』は、もし読んだことがないなら一度目を通してほしいです。
お金を貯める・増やすことに関する基本的な考え方は、この一冊で十分です。

価格は2,000円弱しますが、内容からして安すぎます。
良書のコスパの良さは、えげつないです。

『バビロンの大富豪』

『バビロンの大富豪』もおすすめです。
浪費家であればあるほど、この本のお金に対する考え方は身に染みると思います。

Amazonのプライム会員であれば、読み放題のPrime Readingに入っています(執筆時点)。

『となりの億万長者』

『となりの億万長者』もよい本です。
「お金持ち = お金を派手に使っている人」ではないです。
そういったステレオタイプの認識を改められます。

この本を読めば「お金は使えば使うほど入ってくる」など、浪費マインドを助長する考え方の危うさに気づくと思います。

浪費をやめる方法5つ

続いては、「浪費をやめる」です。
以下の5つを紹介します。

  1. まとめ買いをやめる
  2. ローンをやめる
  3. 固定費を削る
  4. 欲しいものでなく必要なものを買う
  5. 地位財ではなく非地位財に目を向ける

1. まとめ買いをやめる

商品はまとめ買いすると、安くなるケースがあります。
消耗品であれば、まとめ買いがお得だと考えがち。
しかしまとめ買いするその商品は、本当にいつまでも使い続けるのでしょうか。

まとめ買いすると他にもっと安くて良い商品が見つかっても、すぐに切り替えられません。
一度にたくさん買ってフットワークを重くするより、在庫切れのたびに「もっと良い商品がないか」と探してみたほうがコストは低くなります。

まとめ買いは、それをさせる企業にメリットがある

まとめ買いは消費者側より、企業にメリットがあります。
一度に売上を立てたり、売れ行きの良くない商品をはかせたりできますからね…。

まとめ買いの見かけの安さに、心を奪われないように注意しましょう。

2. ローンをやめる

貯蓄額をこえる高額なものは、ローンで買いたくなります。
ローンシミュレーションなどで月々の支払いが少なければ、無理なく払える気がするからです。
しかし、ローンは固定費です。
組んでしまえば、払い終わるまでは一定の金額で家計を圧迫します。

その高額な商品は、本当にローンを組んでまで必要なものでしょうか。
ローンを組む前に、よく考えるようにしましょう。

ローンについては、以下の記事に自分の考えをまとめました。
>> ローンを組むとお金は貯まらない【割り算思考をやめる】

3. 固定費を削る

支出は、変動費と固定費に分けられます。

変動費とは、月によって金額の変わるものです。
光熱費や食費、娯楽費などがあります。
一方、固定費は、月の支払額が変化しないもの。
家賃や保険、ローン、月額課金のサービスなどがあります。

変動費は自分でコントロールできますが、固定費は毎月、決まった金額を支払うことになるため、増やせば増やすほど家計を圧迫します。

固定費を削れば、家計に余裕ができる

そのため固定費を減らすことができれば、その分、毎月の家計に余裕がでます。

変動費を減らそうと思うと「節約しなきゃ」と、精神的に苦しくて続きません。
しかし保険を見直して一万円安くすれば、無理せず毎月1万円の余裕ができます。

貯金するなら、固定費の見直しは必須です。
無駄な固定費がないか、書き出してみましよう。
おそらく、使っていないサブスクなどが見つかると思います。

4. 欲しいものでなく必要なものを買う

浪費家は必要なものではなく、欲しいものを買います。
一方、倹約家は欲しいものではなく、必要なものを買います。

月の支出を書き出して、振り返ってみてください。
そのうち、本当に必要だったものはどのくらいあるでしょうか。

ネットやテレビを見ていると、欲しい商品がたくさん目に入ってきます。
友達が高価なブランド品を持っていたら、うらやましくも思うでしょう。
「だったら自分も」と欲望のままに買っていたら、お金はすぐになくなります。

支出は「欲しいもの」ではなく、「必要なもの」の観点で選ぶようにしましょう。

5. 地位財ではなく非地位財に目を向ける

財産は、地位財と非地位財の2つに分けられます。

地位財とは、他人と比べて優越感に浸るためのものです。
高級車や高級時計、ハイブランドの衣服などがそれにあたります。
一方、非地位財とは、他人と比べる必要のない財産です。
健康や友人、家族などがそれにあたります。

地位財はきりがない

地位財に目を奪われると、お金は出ていく一方です。
地位財は他人との比較ツールなので、上を見るときりがありません。

地位財ではなく非地位財に目を向けて、浪費を控えるようにしましょう。

地位財と非地位剤については、以下の記事にまとめてあります。
>> 見栄にお金を使うのはやめよう【地位財と非地位財】

自分はもともと、かなりの浪費家だった

以上、お金を貯める仕組みとマインド作りについて解説しました。

かくいう自分は、もともとかなりの浪費家でした。
お金は、あればあるだけ使っていたのです。

新型コロナウイルスを機に、考え方を変えた

特にフリーランスになってからは、「仕事道具は投資」とばかりにカメラやパソコンなど高額なものを頻繁に買っていました。

お金の考え方の一つに、「使えば使うほど入ってくる」といったものがあります。
確かにリターンが見込めるものにお金を使えば、入ってくる見込みは増えるでしょう。
しかし必要以上に欲しいものを買っていては、単なる浪費にすぎません。

特に新型コロナウイルスで社会状況が一変するのを目にし、「いざというとき、ある程度のお金がないとやばい」と危機感を持つようになりました。

無理なく貯めるにはマインドを変えるのが必要

かといって、毎日10円単位で節約するような我慢は続きませんよね。
我慢していると、ストレスの反動で散財してしまう恐れもあります。

無理のない形で貯蓄する方法は、天引きして投資へ回すなど仕組みを整えること。
浪費ではなく投資へと、マインドを変えることです。

それらの方法を、この記事では紹介しました。
「なかなかお金が貯まらない…」と悩んでいる人にとって、何かしら参考になれば幸いです。