『究極のハピネスを求めて』の感想。幸せは得られたのか

公開日 2018-08-02 最終更新日 2021-04-07

Netflixの作品を一本、ご紹介します。
究極のハピネスを求めて』というタイトルです。

内容はドイツに住むカップルが、中古のスクールバスを改造して生活できるようにし、それに乗りながらアメリカ大陸を縦断するというもの。

彼らが求める「究極のハピネス」とは、何にも縛られず、行きたいところへ気の赴くままに旅すること。
その行為自体に、誰もが惹かれると思います。
定住をやめて、旅から旅へと移動して暮らすのは刺激的です。
知らない世界を見ることができます。

SPONSORED

『究極のハピネスを求めて』の感想。幸せは得られたのか

ただこのドキュメンタリー映画では、旅の道中に問題が発生します。
スクールバスで移動するカップルには、パートナーとして愛犬も伴っているんです。名前をルディといいます。

ルディは最初のうちこそ飼い主と一緒にアラスカやカナダの大自然に触れて、すごく嬉しそうにしていました。
ところがアメリカを渡りメキシコへ南下していくうちに、体調がものすごく悪くなってしまいます。
移動の疲れと暑さでへばってしまい、病気にもなります。
映像からどんどん弱っていく様子が感じられ、自分はとても心がいたみました。

飼い主のハピネスは、愛犬にとってはどうだったのか?

「究極のハピネス」を求めたのは、飼い主である二人です。
ルディにとって大好きな二人と行動をともにするのは幸せなことかもしれませんが、ストレスのかかる移動生活は決して幸せなものではない。

つまり二人が行なっている行動は、ルディの視点からみるととても利己的なものです。

彼らは「自分たちの幸せはルディ抜きには考えられない」と言います。
そして旅に連れていき、ルディの身体を弱らせてしまっている。
この自己中心的な行動に、イライラしてしまいました。

ルディの体調がいよいよやばいところまで来たとき、二人は決断します。
「ルディのことを考えたら、旅を続けるべきではない」と。
旅しながら暮らす生活より、ルディが健康であることが重要と考えたわけです。

その結果、彼らは旅を中断し、改造したスクールバスも手放します。
ドイツへ戻って、元の生活に戻ったところで映画は終わりました。

中途半端だが、納得できる終わり方

動物は言葉がわからないだけに、人間の利己的な行動に運命を左右されます。
飼っている動物にとってのハピネスはなんなのか。
快適な環境で暮らすことが前提であることは、言うまでもないです。

作品としては中途半端な終わり方でしたが、自分たちの都合を優先するか、ペットとの暮らしを優先するか、「究極のハピネス」を求める行動として、この結末は自然なことに思えました。

U-NEXTの無料トライアルで対象映画が見放題に

ストリーミングサービスには、無料期間を設けられているものがあります。
U-NEXTもそんなひとつ。
新規入会で31日間の無料体験ができます。
以下の記事に詳しく書きました。

SPONSORED