【WordPressパーマリンク変更】SEO検索順位を落とさずに

公開日 2021-04-25 最終更新日 2021-10-24

WordPressで作っているこのブログに、パーマリンク変更の必要性が出てきました。
パーマリンクを変えること自体は、すぐにできます。
問題は、グーグルの検索順位の影響を最小限にすること。

今回、自分なりに計画を立ててパーマリンク変更を実行し、一週間ほど検索順位の変動を観察しました。
多少、影響を受けているページもありますが、全体的にはパーマリンク変更における検索順位の影響はほぼ見られません。
成功したかなと思います。
そこでこの記事では、自分が行ったパーマリンク変更のフローを書いてみます。

SPONSORED

【WordPressパーマリンク変更】SEO検索順位を落とさずに

そもそもですが、パーマリンクは一度決めたら変更しないほうが良いです。
パーマリンクとは、Permanent Link(恒久的なリンク)の略。
前提として、変更しない恒久的なものが望ましいです。
なぜなら単純な話、リンクを変更するとリンク切れが発生するからです。

リンク切れはウェブ全体から見て望ましくない

ウェブは、ページが単独で存在しているわけではありません。
検索でリンクがつながり、他のページやSNSのバックリンクによりそれぞれがつながっています。
パーマリンクを変更したら、それらのつながりがリンク切れという形で途切れることになります。
自分のページが表示されないだけでなく、ウェブ全体から見ても、クリックした先にページが存在しないのは望ましくないですね。

「なら、どうしてパーマリンク変更をしたのか」という話ですが、ぼくの場合は、パーマリンクが原因で個別記事が表示されなくなる自体が発生したからでした。
その経緯は、以下の記事に詳しく書きました。

そのため、しょうがなくパーマリンクの変更を決断した次第です。

パーマリンクの変更はSEOに影響する

パーマリンクを変更すると、Googleのそのページへの評価がゼロになります。
パーマリンクは、住所と同じです。
住所が変われば、グーグル検索といういわば住所録に載っていたものが、見つけられなくなります。
グーグル検索のリストに載せていたurlが存在しなくなるので、評価ゼロは当然の話しです。

もちろんパーマリンク変更後でも、ユーザーにとって良い内容の記事であれば再び検索順位は上がってきます。
しかし以前と同じ順位に戻るには、ある程度、時間がかかります。

SEOの影響を受けないためには、リダイレクト設定が不可欠

そこで、SEOの評価を落とさないよう、パーマリンク変更を実行する必要があります。
その方法は、変更したパーマリンクにリダイレクトを設定することです。

リダイレクトを設定すれば、そのページを訪れたひとを自動的に新しいパーマリンクへ飛ばせます。
元のurlは存在しませんが、リンク切れを発生させず、同じ内容のページを訪問者へ見せることができます。

パーマリンク変更のフローを紹介

ではここから、自分の行ったパーマリンクのフローを一つずつ解説します。
ぼくはWordPressでブログを運営しているため、WordPressのプラグインをいくつか使用しています。

まとめると、以下の通りです。

  1. 読まれていない記事を非公開にする
  2. リダイレクト用のCSVリストを作る
  3. スラッグに変更後のurlを記入
  4. WordPressのパーマリンク設定を変更
  5. リダイレクト設定
  6. リダイレクトの確認
  7. 内部リンクの確認

1. 読まれていない記事を非公開にする

パーマリンク変更を機会に、まずは読まれていない記事を非公開にしました。
以前は、ブログで日記のような内容を書いていました。
それらは検索で引っかかることもなく、読まれてもいません。

Googleのクローラーに、読まれていない記事まで回らせるのは非効率です。
余計な記事を省けば、パーマリンク変更の作業時間も短縮できます。
最終的にパーマリンクを変更する記事数は、307記事になりました。

2. リダイレクト用のCSVのリストを作る

変更前のurlから変更後のurlへのリダイレクトには、WordPressのプラグイン・Redirectionを使いました。

このプラグインは、変更前と変更後のパーマリンクを記載したCSVデータを読み込ませることで、リダイレクトの設定を一括でできます。
そのためパーマリンクを変更する前に、Excel(Macの場合はNumbers)で変更前と変更後のリンク一覧を作りました。

redirection

一番上の行にタイトルを入れます。
変更前のurlは「sorce」、変更後のurl「target」です。
このCSVをRedirectionの所定の場所にドロップすると、「sorce」のurlが「target」のurlへリダイレクトされます。

もちろんampページも、忘れずにリダイレクト用の一覧を作成します。
「ampって何?」という方は、以下のページを参考にしてみてください。

今回の作業でいちばん時間が掛かったのは、このリスト作りでした。

3. スラッグに変更後のurlを記入

変更後のパーマリンクの名称は、記事のタイトルにしました。
しかし日本語の投稿名そのままをurlにすると、とても長い表記になってしまいます。
それを避けるため、WordPressのスラッグに短い英語名にした変更後のurlを書きました。
スラッグの表記が、そのままurlの最後の部分になります。

4. WordPressのパーマリンク設定を変更

1〜3まで準備ができたら、いよいよパーマリンクの設定を変更します。
WordPressのダッシュボードで、パーマリンク設定を選択。
「投稿名」のボタンを選び、左下の「変更を保存」をクリックします。
これですべてのurlが、スラッグに書いたものへ変更されました。

permalink

5. リダイレクト設定

パーマリンクを変更したままでは、グーグル検索で来たひとがすべてリンク切れになってしまいます。
パーマリンク変更後、間髪入れずにリダイレクトを設定します。
あらかじめ作っておいた2のCSVを、Redirectionへインポート。

redirection
「ファイルを追加」をクリックしてファイルを選ぶか、ドロップする

6. リダイレクトの確認

Redirectionの設定後、きちんとリダイレクトされているか確認します。
グーグル検索で見つけやすい自分の記事を探し、検索リストの自分の記事をクリック。
するとパーマリンクがリダイレクトされて記事が表示され、urlは変更後のものになっていました。
一安心です。

7. 内部リンクの確認

ここから、内部リンクの変更をしていきます。
テキストリンクのものは、Redirectionでリダイレクトされるので問題ありません。
ただしWordPressのブログカードは、すべてリンク切れになってしまいました。
ぼくはブログカードで内部リンク設定をしていたので、新しいurlへの置換が必要でした。

内部リンクの置換に使用したプラグインは、Search Regexです。

検索と置換を入力すれば、WordPress内の語句すべてを検索して、一括置換してくれます。
これも入力は一つ一つの手作業なので、時間がかかりました。

Search Regex
「検索」に書き換えたい語句を、「置換」に置き換えたい語句を入力し、「すべて置換」をクリックすると置換される

一週間後に確認しても、順位はほぼ変わらず

パーマリンクを変更して一週間ほど経過しましたが、Rank Trackerで順位を確認しても大きな変動はありません。

検索順位は、毎日、少しずつ変わっていきます。
変動の幅はその範囲内にとどまり、パーマリンクによるSEOの大きな変化はほぼ見られませんでした。
無事、今回のパーマリンク変更は成功しました。

まとめ

パーマリンクは、変えずに済むならそれに越したことはありません。
検索順位変動やSNSでシェアしてくれたリンクが切れてしまうなど、マイナス面が多々あるからです。

今回の自分のように、「パーマリンクを変えないと運営上、どうしても困る」ということであれば、SEOに変動のないやり方で実行しなくてはなりません。
その際に、上記のやり方が参考になれば幸いです。

また上記のやり方のうち、リダイレクトのCSVの作り方や内部リンクの置換は、もっと効率の良いやり方があるかもしれません。
最も時間効率がよく、SEOの評価に影響のないやり方を見つけてもらえればと思います。

SEOの成功した、よく読まれている自分の記事を分析

よく読まれる記事とは、どんな記事だろう。
自分の書いた記事のPVから、SEOの成功した記事を分析しました。

SPONSORED