何かをアウトプットするとき、欠かせないのが「アイデア」です。
このブログのようにネットで発信する場合もそうですし、仕事でも日々の業務でアイデアを求められる場面は多いでしょう。
しかし机の前でうんうん考え込んでも、なかなか良いアイデアは出てこない。アイデアは、ふとした瞬間に訪れるものです。
だからこそ、浮かんだその瞬間を逃さず、すぐにメモしておくことが大切。
この記事では、アイデアを逃さず捕まえるためのコツと、すぐに書き留められるiPhoneメモの活用法を紹介します。
なぜ会議では良いアイデアが出にくいのか
世の中には「企画会議」と呼ばれるものがあります。イベントや広告、プロジェクトの立ち上げなど、複数人で集まりアイデアを出し合う機会です。
もちろん、そうした場が効果的な場合もあると思います。しかし正直なところぼく自身の経験では、「その場で良いアイデアが出た」という記憶はあまりありません。
「企画を考えよう」と意気込むほど、出てくるのはどこかで見たような使い古された案ばかり。
アイデアは無理やりひねり出そうとしても、生まれにくいものなのです。
アイデアは、意外な瞬間に訪れる
アイデアというのは、なぜか「考えていないとき」に顔を出します。
目的もなく街を歩いているとき。立ち寄った本屋でタイトルを目で追っているとき。あるいは、コーヒーを淹れている何気ない朝のキッチンで。
気持ちが緩んで頭が空っぽなときに、アイデアは急に降ってくる。
こちらが構えているときには来ないのに、油断しているときにだけ顔を出す。そんな気まぐれな存在です。
アイデアは一瞬で消える
ただし、注意が必要です。アイデアが顔を出すのは、ほんのわずかな時間しかありません。
「おっ」と思ったその直後に、別の考えごとが浮かんだり誰かに話しかけられたりしたら、もうそのアイデアは深い場所に潜ってあとから思い出せなくなる。
だからこそ、アイデアが浮かんだらすぐにメモを取る。これが鉄則です。
スマホは最強のメモツール
とはいえ、ふだんから手帳とペンを持ち歩いている人は少ないでしょう。
たとえ仕事では持っていても、コンビニに出かけるときや休日の散歩まで、常に携帯しているわけではありません。
そんなときでも、スマホはポケットにある。そう、スマホこそ最強のメモ帳なのです。
アイデアが浮かんだら即座にスマホを取り出して、メモアプリに書き残す。それを習慣にしておけば、アイデアを逃すことが少なくなくなります。
クイックメモなら、即メモできる
特におすすめなのが、iPhoneの「クイックメモ」機能です。
クイックメモとはiPhoneのロック画面やコントロールセンターから、メモアプリを一瞬で立ち上げられる機能。すぐに書き始めることができ、書いた内容は「クイックメモ」という専用フォルダに自動で保存されます。
思いついた瞬間に別の考えが割り込んで、せっかくのアイデアが消えてしまわないように。
クイックメモは、アイデアをスピーディーに捕まえるための心強い味方となります。
※クイックメモの使い方については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
音声入力を使えば、さらに速い
さらにスピードを求めるなら、音声入力がおすすめです。
iPhoneのキーボードにあるマイクボタンをタップして話すだけで、言葉が文字になります。
フリック入力に慣れている人でも、音声入力の方が圧倒的に速いです。
清書用の文章ではなく、思いついたアイデアをメモする程度であれば、音声入力はすぐに実用的に使えます。
まとめ
アイデアは気を抜いているときに、突然やってきます。
それを逃さないためには、「思いついたら即メモする」を習慣化するのが一番。クイックメモを使えるiPhoneのメモアプリなら、それが驚くほど簡単にできます。
iPhoneのメモアプリを活用した「アイデアの捕まえ方」については、Kindleでも具体例を含めて詳しくまとめています。興味のある方は、ぜひ読んでみてください。