古い家に住んでいると、冬の寒さと電気代の高さが本当につらいです。
ぼくが住んでいるのは築70年以上の町屋で、特に冬の一階は陽もほとんど入らず体の芯から冷えます。
その結果、エアコンと床暖房をフル稼働させることになり、電気代は余裕の3万円越え。
とうとう我慢の限界がきて二階へとメインスペースを移したところ、快適かつ電気代が劇的に下がりました。
この記事では、その経緯や詳しい数字を紹介します。
古い家の2階移動と霧ヶ峰MSZ-XD2525の導入
思い立ったのは、去年の秋。冬の寒さを何とかできないかと考えた末、生活の拠点を一階から二階へ移すことにしました。
二階はどの部屋も使っておらず、北側の八畳の和室は物置のような状態です。
それまでは古い家特有の広い一階のスペース(洋間と和室合わせて32畳)を使っていましたが、二階は屋根で受けた熱がある分、暖かいです。
部屋が32畳から8畳へと狭くなるので、熱効率も良い。
部屋を片付けたあとには、畳の下に断熱材のスタイロフォームをDIYで設置。さらに寒冷地仕様のエアコン(霧ヶ峰MSZ-XD2525)を導入しました。
寝具の見直しも含め、かかった費用は約25万円。
正直、結構な出費となりましたが、さすがにもう一階の寒い部屋で冬を過ごすのは嫌だと思い、環境そのものの変更を実行しました。
削減できた電気代は年間で4万円
実際、二階へ移ってからの生活はどうだったか。もう、快適そのものです。朝は日光が部屋に差し込み、部屋は自然に暖まります。
快適になったものの、電気代はどうなったのか。費用にかかった約25万円は投資として正解だったか。
前年同月比で、電気代を比較してみました。
条件の整理をしてみます。
- 初期投資:250,000円
- エアコン:霧ヶ峰MSZ-XD2525(10年保証加入)
- 節電効果が大きく出る期間:11月〜4月
以下が、1月分までの電気代の前年差です。
- 11月分 → ▲4,777円
- 12月分 → ▲11,769円
- 1月分 → ▲7,369円
合計 23,391円の節約となりました。
2〜3月分の下がり方(約34%減)を同様に当てはめると、以下になります。
- 3月 → ▲9,274円
- 4月 → ▲7,746円
合計 約17,020円の節約。
つまり年間の節電効果は、約40,400円になる計算です。
これはかなり大きいです。古い家は寒さをカバーするために、電気代がどうしても高くなります。それを劇的に下げられました。
何年で投資分の25万円を回収できるか
では二階にかけた断熱材やエアコン代の約25万円は、何年で回収できるのでしょうか。
単純に投資分(25万円)を節電分(約4万円)で割ると、約6.2年になることがわかります。
つまり6年ちょっとで、初期投資の回収ができるのです。
壊れるまで使った場合のリターン
6年で投資分を回収できたあとは、利益が積み重なっていくこととなります。
霧ヶ峰の実用寿命は一般に10〜15年です。それを元に計算した結果は、以下の通り。
- 10年使用 → 約15万円
- 12年使用 → 約23万円
- 15年使用 → 約35万円
最大でなんと利益が35万円。10年保証に入っているため、修理費の発生するリスクも低いです。
投資として見た評価
この住環境改善を投資として見ると、かなり割りの良いものであることがわかります。元本割れのリスクはほぼないし、電気代が上がれば節電効果はアップします。
利回りを計算すれば、年6〜10%相当のリターンです。株式投資で、これと同じ条件を作るのは正直かなり難しいです。
もちろん節電になっただけでなく、室温が安定したり夜間の冷えがおさまったりと良い効果がたくさんあります。
ぼくは在宅ワークなので、住環境の整備はそのまま生活の快適さに直結します。トータルで見て本当にやってよかったと思いました。
まとめ
古い家は断熱効果がありません。夏はよいものの、冬はものすごく寒いです。その結果、電気代も高額になります。
それは構造的に仕方ないと思っていましたが、メインの部屋を変えて環境を整えるだけで状況は大きく変わりました。
古い家で冬の寒さや高い電気代に悩んでいる方は、一度、メインの部屋そのものの変更を検討してみてはいかがでしょうか。
この記事の内容について、別の角度から書いたエッセイを、noteのメンバーシップで公開しています。「我慢しない節約」という考え方に興味があれば、覗いてみてください。

