見るのをやめて人生が上向きに【YouTube・SNS・ニュース】

習慣

気がつくと、YouTubeやSNSを開いていませんか。

無意識にスマホを手にして、無意識に起動し、無意識にYouTubeを見始める。
そんな生活をずっと続けていました。

それはそれで暇つぶしにはなりますが、逆に考えれば「暇つぶし程度」にしかなりません。
「自分の命である時間を、そんな暇つぶし程度のことに使っていてよいのか(よくない)」
そう気づき、以下のことをやめました。

  • YouTubeやSNSを見るのをやめる
  • ウェブニュースを読むのをやめる

完全にやめたわけでなく、ただの暇つぶしやつい癖で見るのをやめました。
調べ物や知りたい事柄については、これらから変わらずに情報を得ています。

そこでこの記事では、YouTube・SNS・ウェブサービスを見るのをやめて起こった、自分の心境の変化について書いてみます。

見るのをやめて人生が上向きに【YouTube・SNS・ニュース】

SNSやウェブニュースの閲覧をやめたきっかけは、いろいろあります。
中でも直接、影響を受けたのは、以下の2冊の本です。

どちらも著者は、スイス生まれの実業家であり作家のロルフ・ドベリ氏。
内容の要点は、「時間を大切なことに使い、人生をより良くしていこう」といったもの。
これら2冊を読むうち、「無限スクロールのものは、見るのをやめよう」と思った次第です。

ドーパミンが出るからスクロールをやめられない

無限スクロールのものとは、文字通りコンテンツが際限なく続くものです。
その典型例は、TwitterとYouTube。
あとは、ニュースアプリなんかもそうですね。
一度見出すと、何かおもしろいものはないかスクロールする手を止められません。

それらのタイムラインは、アルゴリズムで関心ありそうなものを自動表示します。
そのためたまに、「これはすごく興味ある。おもしろい」と感じるものが出てくる。

ランダムの報酬があると、脳には快楽を感じるドーパミンが出ます。
そのため大半がおもしろくないとしても、「何か興味あるものがあるのではないか」と脳が期待してスクロールを止められないのです。

ネット以前はマスの情報が必要だった

おもしろくないのに見てしまう。
これは結構、恐ろしい問題です。
自分の命である時間を、毎日どうでもいいことに費やしているのですから。

おそらくネット以前であれば、そういったどうでもいい情報も必要でした。
それが自分と関係のない、芸能人の不倫であってもです。

ネット以前にはほとんどの人が同じメディアから情報を取得し、それらを普段の話題に持ち出していました。
学校や職場で円滑にコミュニケーションを取るには、それら情報を知っておく必要があったのです。

原始時代にはつま弾きされることはすなわち死を意味したので、ぼくたちは本能レベルで仲間外れにされることを怖がります。
自分が興味なくても「仲間内で話題になっているから」と情報収集するのは、いわば生存本能に従っての行動といえます。

ほとんどのタイムラインのコンテンツは無駄

しかし現代はネットが発達し、情報が多様化しています。
それぞれが趣味趣向を深掘りしているので、「このことを知らないと、話題についていけない」といった薄く広い情報に価値はありません。

となるとSNSにしろウェブニュースにしろ、大半は「大しておもしろくもなく、自分にとって関係のないこと」という事実だけが残ります。
これらを見る時間は、明らかに無駄なのです。

であれば見る人はいなくなるはずですが、コンテンツを作る人たちは「見る人に関係ない事柄を、いかに見させるか」に腐心しています。
プラットフォームにしてもタイムラインに滞在する時間が長くなればなるほど、広告を出してくれるクライアントは増えるため、あの手この手で滞在時間を増やそうとします。

そうしてコンテンツ製作者とプラットフォーマーが共謀し、利用者の時間を奪いに掛かっているわけです。

これまでの読書はSNSを見るのと同じだった

SNSやウェブニュースの閲覧をやめたのは、「いい加減、こういった自分と関係ないことの時間はなくそう」と思ったのがひとつ。
もうひとつは、その空いた時間を有効に使いたいと思ったから。
同じインプットをするなら、良い本を読みたいと思ったのです。

これまでもある程度、読書はしていました。
しかし選ぶ本は、その都度、Amazonのおすすめからおもしろそうなものを、手当たり次第に読む感じ。

本もまたコンテンツのひとつなので、タイトルや表紙など「読みたい」と思わせるための工夫が盛り込まれています。
実際に読んでみて期待外れなことは多々あるし、読んでいるそばから別の本が気になって、「早く読み終えて、別の本を読みたい」と集中できないこともある。
短いテキストのSNSを消費するのと同じで、血肉になる読書ができていませんでした。

良い本を繰り返して読む

そこで、『Think clearly』で紹介されていた本の読み方に、がらっと変えてみました。
その読み方とは、いろんな本を手当たり次第に読むのではなく、「これは良い本だ」と思えたものを繰り返し読むのです。

『Think clearly』の一節に、「もし一生のうちに読める本が50冊しかないとしたら?」という問いかけがあります。
この文章を読んでいる人は、おそらくある程度の読書家かなと思います。
もし残りの人生で「あなたが読める本は50冊だけです」と言われたら、困惑しませんか。

これを前提にすると、選ぶ本は厳選せざるを得ません。
Amazonのおすすめに出ていたからと、気軽にポチポチ購入できませんよね。

これまで読んだ本の大半を覚えていない事実

そんなふうに思考実験してみると、良い本かどうかわからないまま適当に本を選んでいたと思い知ります。
しかもそれらの内容を覚えているかといえば、おそらくその大半は忘れています。

『Think clearly』を先ほどから引き合いに出していますが、実はこの本は2019年の発売と同時に買って読んでいました。
それがひと月前にふと再読してみたところ、そのほとんどの内容を忘れていることに気づきました。
これほど今の自分が影響を受けているのに、読んだ内容を覚えていなかったのです。
これでは手当たり次第に選んで消費する本を覚えているかといえば、その結果は推して知るべしです。

そのため『Think clearly』でも推奨されているように、「これは良い本だ」と思えたなら、別の本に手をつけず繰り返し読むようにしました。

良い本を繰り返し読むと人生が良い方向へ進む

SNSやウェブニュースを読まず、かわりに良書を繰り返し読む。
この習慣を定着させたのが、ここひと月ほどです。
その結果、実感できるほど思考がクリアになっています。

もちろんSNSやウェブニュースにも、自分にとってためになったり必要な情報はあります。
しかしその数は日々出現するコンテンツの量のなかで、あまりに少ないです。
それ以外の大部分は、自分にとってなんら必要のないことです。

一方、良いと思った本を何度も読むと、そのたびに発見があります。
「こんな良いフレーズを見逃していたか」とか、「これはすごく良いことだから、早速試してみよう」とか。
人生を良い方向へかえるきっかけに、何度も巡り会えます。

無限スクロールの情報をファストフードのように消費するのか、良書を何度も噛み締めるように読んで血肉にするのか。
どちらが良いかは、あえて書くまでもないですね。

思考がクリアになり人生がより良くなる

スマホはタバコやギャンブルと同じで、癖になるものです。
大して楽しくないのに時間があるとつい手に取って、起動のたびに変化のあるSNSやウェブニュースを見始めてしまいます。

無限スクロールに近寄らず、良書を繰り返し読むことに時間を使う。
その結果、思考がよりクリアになり、行動は人生をより良くする方向へ進んでいきます。

「YouTubeの関連動画を見る癖をやめたい…」そんな風に思っている方は、この記事を読んだきっかけにその時間を読書に当ててみましょう。

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