朝の時間をどう使うかは、とても重要です。
脳は寝ているときに、前日の出来事を整理してくれます。朝に作業すると、効率よく進められるのはそのため。脳がクリアなので、処理能力が1日で最も高いのです。
そんな貴重な朝の時間を有効に使う、「おすすめモーニングルーティン」を10個紹介します。
効果の高いモーニングルーティンで、一日のスタートにブーストを掛けましょう。
【効果の高い】おすすめモーニングルーティンを10個紹介
紹介するモーニングルーティンは、以下2つに大きくわけられます。
- 頭と体を目覚めさせる
- 自分を成長させる
それぞれ5つずつ、おすすめモーニングルーティンを紹介します。
頭と体を目覚めさせる、5つのモーニングルーティン
まず最初は、頭と体を目覚めさせるおすすめモーニングルーティンです。
朝の過ごし方で、その日のすべてが決まるといって過言ではないです。以下5つがあります。
- アラームのスムーズなしで起きる
- ご褒美を用意する
- ラジオ体操する
- 散歩・ジョギングする
- ヨガをする
1. アラームのスムーズなしで起きる
アラームには止めた後に鳴り始める、スムーズ機能が付いています。目覚めた直後は頭が働かず、「もう少しだけ寝ていよう…」とスムーズ機能を使いがち。
しかしスムーズは使わず、セットした時刻で起きるようにしたほうが良いです。
自分との約束を守り、朝から自己肯定感を高く保つ
アラームは、前日の自分との約束です。「この日に起きよう」と前日の自分が未来の自分と約束して、アラームをセットしたのです。
その約束をスムーズ機能で反故にすると、「自分との約束は破ってもよい」と脳が覚えます。
他の誰より自分自身を信頼すべきなのに、スムーズ機能ひとつで裏切ることになる。その結果、朝一番から自己肯定感を下げてしまいます。
アラームが鳴ったらきっぱり布団から出て、「今日も良い日になるぞ!」と1日をスタートしましょう。
2. ご褒美を用意する
布団からなかなか抜け出せないなら、起きたあとのご褒美を用意するとよいです。
コーヒーやチョコレート、美味しい朝食があると思えば、布団から出るモチベーションが高まります。
コーヒーやチョコレートなどカフェインは脳を活性化するし、ホテルのような美味しい朝食があれば、朝の楽しみが増えませんか?
前日の夜のうちにご褒美を用意し、朝がくるのを楽しみに眠りにつきましょう。
3. ラジオ体操する
朝は、体がまだ眠っている状態です。コーヒーなどで覚醒させるのもいいですが、ラジオ体操すると一発で目覚めます。
ラジオ体操は、日本人なら誰しも経験があるはずです。あのリズミカルな音楽を聞けば、勝手に体が動くほど染み付いているでしょう。
筋肉を適度に動かすことで自律神経が整い、代謝が上がって体が目覚めます。
YouTubeには、NHKのラジオ体操の動画がアップされています。YouTubeのライブラリに保存して、早速、明朝からやってみましょう。
無理せず、適度に体を動かす
ただし起きてすぐ激しく体操すると、体をいためる危険があります。あくまでもラジオ体操は、体を目覚めさせるのが目的。
起きてしばらく経ってから、適度な動きで行なうのが良いです。
4. 家の周りを散歩する
在宅勤務なら、ぜひ仕事前にやってほしいのが散歩です。
朝起きたら外の光を浴びるのが、心にも体にもいちばんです。通勤があれば強制的に陽の光を浴びますが、在宅勤務は家から一歩も出ず仕事をスタートしがち。
10分程度でも家の周りを散歩すれば、セロトニンが活性化して1日のパフォーマンスがアップします。
体内時計が正常に戻るため、夜の寝付きもよくなりますね。
5. ヨガをする
深い呼吸をしながらゆったり体を動かすヨガも、運動と同じように体を目覚めさせる効果があります。
ヨガをすることで、睡眠時に活発となる副交感神経が交感神経へ切り替わります。
血流が促進して血圧や体温が上昇し、脳が目覚めます。骨盤矯正もされるので、ヨガをした後は体が軽く感じます。
5分間だけでも十分な効果があるので、モーニングルーティンに組み込んでみましょう。以下は5分でスッキリする、朝ヨガのおすすめ動画です。
自分を成長させる、5つのモーニングルーティン
後半は自分を成長させてくれるモーニングルーティン5つの紹介です。毎日やることで、数年後には良い変化を実感できます。
- モーニングページを書く
- 1日の予定を組む
- ブログを書く
- 本を読む
- 勉強をする
1. モーニングページを書く
モーニングページとは、3ページ分のノートに思いつく限りの文章を書くことです。
モーニングページは自分の奥底にある考えを浮かび上がらせ、続けると「やりたいことが実現する」と言われています。その名の通り、朝に適した習慣です。
詳しくは以下の記事にまとめています。合わせて参考にしてみてください。
>> モーニングページでやりたいことが明確に【2カ月の効果】
2. 1日の予定を組む
「今日はあれをやって、これをやって」と頭の中で段取りを組むと、脳のメモリーを無駄に消費します。起床後に、スケジュールを書き出してしまいましょう。
スケジュールを立てる際は、「緊急ではないが重要なこと」の時間をしっかり確保するようにします。
それを意識せずスケジュールを組むと、1日の多くが緊急な用事で埋められます。
緊急ではなく重要なことを予定に入れる
緊急な用事は、あなたにとって緊急なのではありません。それを頼む人にとって、緊急なのです。
「緊急なこと」に忙殺されると、自己成長のための時間を確保できません。スケジュールに自己成長の事柄を組み込み、未来の自分とって重要なことを積み上げていきましょう。
以下の記事に、カレンダーを使った効果的な予定の組み方をまとめています。合わせて参考にしてみてください。
>> Mac純正カレンダー効果的使い方【通知・色分け・繰り返し】
3. ブログを書く
朝の時間に、文章を書くのもおすすめです。それもモーニングページのような自分のためのものでなく、ブログなど発信するものを書くのです。
発信を前提に執筆すると、表現をわかりやすくしたり、論理的に考えたり、そのことについて詳しく調べたりと、自分の考えが先鋭化します。平たくいうと、頭が良くなります。
文章の執筆は、夜より朝が断然よいです。夜の疲れた脳で書くより、何倍も速く質の高い文章を書けます。
以下の記事にブログをやるメリットをまとめています。合わせて参考にしてみてください。
>>ブログをやる11のメリットを解説【収益化・身につくスキル】
4. 本を読む
本はコスパの高いツールです。ビル・ゲイツの考えを直に聞く機会はほとんどの人が持てませんが、彼の考えをまとめた著作なら2,000円前後で手に入ります。
特に朝に読むなら、人生の指針になるような影響力の高い本がよいです。
すでに内容を知っていても、良書は読み返すたび新しい発見や響く言葉が見つかります。朝の短い時間に少し読み返すだけで、生き方を見つめ直せます。
5. 勉強する
朝に勉強をするのも効果的です。
資格取得やTOEICのスコアアップなどでも良いですし、仕事に直結するプレゼンや営業トークなども本や動画から学べます。
「自己成長には、継続的な勉強が大切」そうわかっていても、夜は疲れて勉強しても頭に入ってきません。電話やメッセなど邪魔が入らず頭がクリアな朝は、勉強に最も適しています。
まとめ
以上、おすすめモーニングルーティンを10個紹介しました。
【頭と体を目覚めさせるもの】
1. アラームのスムーズなしで起きる
2. ご褒美を用意する
3. ラジオ体操する
4. 家の周りを散歩する
5. ヨガをする
【自己成長させるもの】
1. モーニングページを書く
2. 1日の予定を組む
3. ブログを書く
4. 本を読む
5. 勉強をする
これらすべてを組み込むのは難しいですが、気に入ったものがあれば1つでもやってみてください。
貴重な朝の時間を、有意義に使っていきましょう。