この記事は、キャッシュレス決済のSquare(スクエア)を導入して使った体験をもとにしたレビューです。
導入から使用感まで、すべて実体験ベースで解説します。Squareを検討されている方は、参考にしてみてください。
この記事の最終更新日:2026年2月18日
※手数料やキャンペーン情報は、公式サイトで最新情報をご確認ください。
Squareで遠方の人とオンライン決済
以前、SNSに写真をアップしていると、フォロワーから「この写真のプリントを売って欲しい」とDMが来ました。
とても嬉しいオファーでしたが、悩んだのは「代金をどうやって受け取ろう?」でした。
銀行振込を考えましたが、それは相手にとって面倒なので避けたい。また振込手数料をどちらが負担するかもモヤモヤする。
またぼく自身が以前、ネット上で欲しいものがあったとき、カード決済できなかったのでやめた経験がありました。
キャッシュレス導入でスムーズに取引完了
そこでオンラインで使えるキャッシュレス決済を導入しようと思い、色々と調べてSquareを選択。取引がスムーズに進んだだけでなく、その後に開催した写真展のイベントでも活躍してくれました。
写真展で現金のみの支払いであれば、「手持ちがないからいいや」と機会損失があったと思います。
実際に購入してくれた方の中には、「カード決済ができると思わなかったから嬉しい」といった声も聞かれました。
こういった自分の経験からも、「ビジネスの大小に関わらず、キャッシュレス決済の準備は必要」と痛感した次第です。
個人事業主(フリーランス)のぼくがSquareを選んだ3つの理由
ぼくがSNSのDM経由で「写真を売ってほしい」と言われたとき、「できるだけ早くキャッシュレス決済を導入しよう」と思いました。
なぜなら銀行振込にしたり数週間など期間が空いたりすると、「やっぱりやめときます」と購買の熱が冷めてしまうと思ったからです。
そこで、以下3つの理由からSquareを選びました。
1. 審査が最短当日
- 他社は最低でも2日以上
- 即日中に使えることを最優先に
2. オンライン請求書が使える
- 遠方からの「写真を購入したい」という問い合わせ
- メールやSNSでオンライン決済の請求書を送れるのが大きい
3. カードリーダーがコンパクト
- 写真展などイベント開催時での持ち運びを考慮
- カードリーダーがポケットに入るサイズ(66mm × 66mm × 10mm)
結果、申し込みから審査完了まで即日中に承認が降り、無事に写真を販売できました。
他の決済サービスだと審査に数日から数週間かかるので、ひょっとしたら販売できなかったかもしれません。Squareを選んでよかったと実体験から思います。
【実体験】写真展(イベント)でSquareを導入した結果

写真展を開催した際、プリントやポストカードなどを販売しました。その際、すでに契約していたSquareを使ってキャッシュレス決済に対応しました。
Squareを契約してから半年ほど経っていましたが、その間に使用料は発生しません。Squareの料金は、決済手数料のみ差し引かれる仕組みだからです。
ただ対面での販売となるため、新たに決済リーダーを購入しました。Squareリーダー(4,980円)です。
リーズナブルかつコンパクトサイズなので、展示中はずっとポケットに入れていました。

キャッシュレス決済の比率は8割以上
会期中、キャッシュレス決済したい人には、Squareリーダーをポケットから取り出して素早く対応できました。
支払いは、キャッシュレス決済が大半です。細かいデータを取りませんでしたが、おそらく8割はキャッシュレスだったと思います。
もし現金のみの対応であれば、購入を見送る人がいたでしょう。「手数料がかかるから」と導入を控えるより、トータルでかなりプラスになったと思います。
回線もきちんとつながって不安なく運用できた
Squareリーダーを使う前に、事前に自腹を切って1円でテスト決済してみました。画面表示もわかりやすく、特に迷うことはなかったです。
使用する際はスマホのSquareアプリを起動し、Bluetoothでリーダーとつなぎます。
イベント中はつながりにくくなることもなく、問題なく使用できました。
一度でもアプリの画面を確認しておけば、対面決済はよりスムーズにできます。不安な場合は、少額でテストしてみるのをおすすめします。
レシートはメールで送信可能

お客さんによってはレシートが必要な人もいるかもしれません。Squareの公式サイトでは、レシート用のプリンターが周辺機器として紹介されています。
ただ3万円ほどと少し高額なので、ぼくは必要な人に対してメールでレシートを送信しました。Squareの標準機能として、メールでのレシートの送信が可能となっています。
もし飲食店など店舗で使う場合は、レシート出力と一体型のSquareターミナル(39,980円)が便利だと思います。
他のサービスとの決済手数料や入金サイクルの比較
以下の表は、Squareを含めた主要4社のキャッシュレス決済の比較です。カード決済手数料は、無料のプランの場合を比較しています。
| Square | AirPAY | STORES | 楽天ペイ | |
|---|---|---|---|---|
| カード決済手数料 | 2.5%〜 | 2.48%〜 | 2.48%〜 | 2.48%〜 |
| 入金サイクル | 翌営業日 | 月6回 | 月1回 | 翌日 |
| 審査スピード | 最短当日 | 1-2週間 | 最短2営業日 | 最短3日 |
| カードリーダー | 4,980円〜 | 0円※ | 27,720円 | 0円※ |
Squareは決済手数料が他社よりも、0.02%高くなっています。
一方、入金サイクルは、三井住友銀行とみずほ銀行の場合は翌営業日とスピーディです。その他の銀行を使っている場合でも、週1回の入金があります。振込手数料はかかりません。
審査スピードも魅力です。ぼくはできれば即日から使いたかったので、Squareを選択しました。
主要4社のキャッシュレスサービスの比較を、以下の記事で詳しく紹介しています。
>> 【2026年】個人事業主のキャッシュレス決済導入おすすめ4社を比較
Squareの登録から審査完了まで
ではここから、Squareの登録方法を解説します。
Squareの登録は、オンラインで無料で完結します。書類の郵送など、面倒な手続きはありません。また店舗や事務所の写真なども不要です。
手続きの流れは、以下3段階です。順に解説します。
- アカウント作成
- 審査に申し込み
- 最短、即日から使用OK
1. アカウント作成
登録には、Squareのアカウントを作成する必要があります。
アカウントの作成はSquareのウェブサイトを開き、画面内の「今すぐ申し込む(無料)」をタップします。

次ページでメールアドレスと希望するパスワードを入力し、Squareのアカウントを作成します。

2. 審査に申し込み
次ページで以下の項目を入力し、審査を申請します。
- 業種
- 事業または店舗名
- 事業または店舗の住所
- 法人の場合は法人番号
- 氏名
- 生年月日
- 電話番号
- 自宅住所
- 性別
- 売上金の受取口座
特に以下2つを準備してから登録を始めると、スムーズに申請できます。
- 法人の場合は法人番号
- 売上金の受取口座
3. 審査(開業届なしでもOK)
申請後に審査結果がメールで送られてきます。その際、追加の確認書類として、開業届の提出を求められるケースがあります。
事業者の方の中には、まだ開業届を手にしていないケースもあると思います。
その場合は提供サービスがわかるもの(広告、メニュー表、名刺、注文書、各種ライセンス証明書など)でもOKとなっています。
審査を経て、ぼくの場合はその日の午後に審査が完了。申請の即日から「VISA・Mastercard・American Express」の決済が使用可能になりました。
4. カードリーダー購入
リーダーが必要であれば、Square公式サイトから購入します。「Square リーダー(第2世代)」であれば、4,980円(税込)とリーズナブルに購入できます。
クライアントワークでのSquare活用
Squareは対面だけでなく、オンラインでの決済にも利用できます。
前述のようにSNSのDMで問い合わせを受けたとき、この機能のおかげで遠方の方とスムーズにやり取りできました。
今では、個人のクライアントさん向けにも活用しています。
銀行振込の3つの問題
企業との取引なら、入金は銀行振込で何ら問題ありません。ただし個人との取引の場合は、以下の3つの点で問題が生じます。
- 振込手数料はどちらが負担する?
- 個人のお客さんは、銀行振込を面倒に思う(機会損失へつながる)
- 入金忘れが発生する恐れ
Squareのオンライン決済を利用すると、これらの問題が解決します。
メールやSNSのDMで請求書を送信。受け取った顧客は、そのままクレジット決済が可能です。スムーズにできて、双方にとってメリットが大きいです。
Squareオンライン請求書の使い方
Squareのオンライン請求書は、とても簡単に作成できます。ここでは請求書の作成方法を紹介します。
やり方はパソコンからSquareにログインした場合、ホーム画面の右上のメニューから、「請求書を送信」をクリックします。

すると新規請求書の画面へ移るので、顧客情報や商品名、金額、支払い方法など、請求書の記載に必要なものを入力します。
必要事項が書けたら、右上の「送信」をクリック。これで、相手先のメールへ請求書が届きます。

SNSのDMでも請求書を送れる
SNSのDMでも、請求書を送れます。その際には「共有方法」で「手動」を選択し、発行されたURLをコピーして相手方へ送ります。

ネット経由で迷わず決済
顧客に届く請求書は、以下になります。

受け取ったお客さんは画面上部の「カードで支払う」をタップすれば、クレジットカード決済の画面へ移ります。
わかりやすいデザインなので、お客さんは迷わずに決済できると思います(これまで「決済方法がわからない」といわれたことはないです)。
決済リンクで簡単に請求

請求書を発行せずとも、支払い用のリンクをお客さんへ送る方法もあります。
「決済リンク」と呼ばれる機能で、数ステップで決済用のリンクを作成できます。リンクはウェブ上のボタンやQRコードに変更可能です。
ネットやSNSに決済QRを掲載できる
例えば、サービスを立ち上げて不特定多数の人に告知し、入金を確認できた人から順に対応したい場合があります。
そんなときは決済リンクでボタンやQRコードをSNSやブログなどに設置し、入金を確認した後に順に対応する。そんなフローを簡単に組めます。
サブスク機能も無料で使える
決済リンクは、サブスクでの請求にも使えます。
ヨガ教室や塾などは、生徒さんから月謝をもらう形になりますね。周期の決まった決済には、決済リンクのサブスク機能を使えます。
自動決済を「毎週・毎月・隔週・毎四半期・半年・毎年」と決まったサイクルに設定できるので、手間がかかりません。
決済リンクも使用料はかかりません。取引のたびの決済手数料のみ。
決済手数料率は、一律3.6%(特定の顧客へオンライン決済するだけなら、通常のやり方のほうが手数料率は安いです)。
クレジットカードのほか、Apple payやSquare Payが利用可能です。
Squareを利用する際に、よくある質問(FAQ)15選
キャッシュレス決済を契約するときは、色々と不安な部分もあると思います。ぼくも実際に登録する際には、疑問に思うことがいくつかありました。
そこでSquareについての「よくある質問」をまとめました。
Q1. 開業届を出していないけど使えますか?
A. 使えます。Square公式FAQにも明記されています。
Q2. 副業でも使えますか?
A. 使えます。会社員の副業(週末起業など)でも問題ありません。
Q3. 審査に落ちることはありますか?
A. あります。Squareは審査が比較的緩いですが、以下のケースでは落ちる可能性があります。
以下は審査に落ちやすいケースです。
- 書類の不備
- 過去に決済サービスで不正があった
- 禁止業種に該当する
Q4. 決済エラーが出たらどうすればいいですか?
A. 以下を確認してください。
- 「カードが読み取れません」→ カードを拭いて、向きを確認
- 「決済が承認されませんでした」→ お客さんに別のカードを試してもらう(限度額オーバーや期限切れの可能性があるため)
- 「ネットワークエラー」→ 接続を確認、または再起動して再接続
Q5. レシートはどうすればいいですか?
A. Squareでは、レシートを以下の方法で渡せます。
- メール送信
- SMS送信
- 紙で印刷(Squareターミナルかプリンターが必要)
ぼくがイベントで使用した際は、レシート希望の方へメール送信しました。
Q6. 入金が遅れることはありますか?
A. 基本的にはありませんが、以下の場合は遅れます。
- 土日祝日を挟む場合
- 初回の決済(最初の入金だけ、審査の関係で3〜5営業日かかることがある)
- 高額決済(Squareの審査が入る場合がある)
- 銀行口座の登録ミス(口座番号が間違っていると、入金されない)
ぼくが使っている限りでは、一度も入金のトラブルはありません。
Q7. 決済手数料を顧客に負担してもらうことはできますか?
A. できますが、おすすめしません。
法律上は可能ですが、顧客への印象が悪くなってしまいます。実際、キャッシュレス決済を導入しているほとんどの店舗では、決済手数料を自己負担しています。
Q8. 現金とカード、どちらが多いですか?
A. 業種と客層によります。若い世代や海外観光客は、キャッシュレス決済の比率が高い傾向にあります。
Q9. クレジットカードの暗証番号を忘れたお客さんはどうすればいいですか?
A. 原則、決済は不可となります。タッチ決済か暗証番号のわかるクレジットカードでの決済をお願いしましょう。
Q10. 海外のクレジットカードは使えますか?
A. 使えます。
Q11. 返金はできますか?
A. できます。Square管理画面から、簡単に返金処理ができます。
Q12. Squareのサポートは充実していますか?
A. 使用したことないですが、特に悪い評判は聞きません。
Q13. Squareのセキュリティは大丈夫ですか?
A. 問題ありません。
Square公式サイト >> Squareが一番に考えるのはあなたのセキュリティ
Q14. Square以外のキャッシュレス決済も登録できますか?
A. できます。Squareと楽天ペイなど、複数の決済サービスを併用することは可能です。
ただし、管理が煩雑になるので、最初は1つに絞るのがおすすめです。
Q15. Squareをやめる場合、解約金はかかりますか?
A. かかりません。いつでも無料で解約できます。
また掛かる費用は決済手数料だけなので、契約を解除しなくても使わなければ料金はかかりません。
Squareはあなたに合ってる?診断テスト
Squareが自分に合っているかどうか、簡単なチェックリストを作りました。4つ以上が当てはまるなら、合っているといえそうです。
- すぐに使い始めたい(審査最短当日)
- イベント出展や単発販売が多い
- オンライン請求書で遠方の顧客とも取引したい
- 初期費用を抑えたい(カードリーダーを使用するなら4,980円〜)
- 固定費ゼロがいい
- 月商が100万円未満
- 入金を早くしたい(翌日)
まずはSquareから始めるのがおすすめ
Squareは、「審査が早い・入金が早い・カードリーダーが小さくて安い」などメリットがたくさんあります。遠方の顧客へオンライン決済できるのも、大きな魅力です。
どの決済サービスにするか迷っている場合、無料アカウント登録だけでもしておくことをおすすめします。
審査は最短当日。カードリーダーは後から購入でもOKです。
「来週、急にイベントが決まった。すぐ使いたい!」となったときも、登録済みなら間に合いますよ。
キャッシュレス決済を導入して、売上アップと顧客満足度向上を実現しましょう。


