キャッシュレス決済導入を3社で比較【メリット・デメリット】

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現金を使う機会が減ってきました。小売店の多くがキャッシュレス決済を導入しているので、スマホ1つで支払いが完了します。便利です。

一方、キャッシュレス決済を導入していない店舗やフリーランスは、「そろそろやってみようかな」と考えているところでしょう。

そうはいってもキャッシュレス決済は会社がたくさんあり、どれにすればよいのか悩みます。

そこでこの記事では、専用のカードリーダーを使える「Square・AirPAY・STORES 決済」の3つを比較します。

向いている決済会社は「ここ」

この記事では決済手数料や入金サイクルなど、3社を細かく比較しています。先に結論を書くと、優先順位ごとの最適な決済会社は以下のような感じです。

優先順位選ぶべき決済会社
決済手数料の安いところが良いならSTORES 決済
決済手段の豊富なところが良いならAirPAY
海外観光客が多く利用するならAirPAY
売上をすぐ入金してほしいならSquare
振込手数料を取られたくないならSquareAirPAY
カードリーダーは無料が良いならAirPAYSTORES 決済
(ともにキャンペーンで無料)
カードリーダーはオシャレな方が良いならSquare
遠方の顧客とクレカ決済したいならSquareSTORES 決済
各キャッシュレス決済のメリット

それぞれ特徴があるので「優先度の高いものは何だろう」と考え、総合的に最も合っている会社を選んでください。

Squareの特徴

Square公式サイトより
Square公式サイトより

Squareのいちばんの特徴は、入金の早さです。三井住友銀行・みずほ銀行の口座なら、1営業日で入金されます。手元に資金があるとしても、売上が早くて翌日に現金化されるのはやはり安心です。

また2つ目の特徴として、カードリーダーがどれもオシャレのがあります。Squareはアメリカで2010年にスタート、本社をサンフランシスコに置く会社です。

ITのスタートアップのようにデザインがシンプルで、アプリも使いやすいです。

オンライン決済に対応しているのも良いですね。遠方の顧客とクレカ決済で取引できるため、店舗だけでなくフリーランスのクリエイターにとっても重宝します。

Squareについては、以下の記事に詳しく感想を書いています。合わせて参考にしてみてください。

>> 個人事業主でキャッシュレス決済導入はSquareがおすすめ

AirPAYの特徴

AirPAY公式サイトより
AirPAY公式サイトより

AirPAY QRコード決済の豊富さが、いちばんの特徴です。今回比較する3社の中でも、使えるQRコード決済は群を抜いて多いです。

中国や台湾の訪日客にとって、Alipay系やWeChat PayのQRコード決済を使えるのは嬉しいでしょうね。

ただしAirPAYのアプリは、Android版がありません。そのためiPhoneもしくはiPadがなければ、AirPAYを使うことができないというデメリットがあります。

その弱点を補うためにAirPAYは、カードリーダーだけでなくiPadの無料貸出をキャンペーンで行っています。

これだけ豊富なQRコード決済があれば、機会損失を防げますね。

STORES 決済

STORES 決済 公式サイトより
STORES 決済 公式サイトより

STORES 決済 (旧:Coiney) 交通系ICカードの決済手数料が、1.98%とダントツに安いのが特徴です。

カードリーダーは通常19,800円で販売しているものの、23年1月12日までの申し込みで無料プレゼントしています。

Squareと同じく、オンライン決済に対応しているのも良いですね。遠方のお客さんともクレカ決済で取引可能です。

キャッシュレス決済導入を3社で比較【メリット・デメリット】

ではここから、具体的に「Square・AirPAY・STORES 決済」の比較をしていきます。以下の表は、3社の特徴を表にしたものです。

SquareAirPAY STORES 決済 (旧:Coiney)
クレジットカード手数料3.25%〜3.95%3.24%〜3.74%3.24%〜3.74%
電子マネー手数料交通系・PayPay 3.25%
iD・QUICPay 3.75%
交通系・PayPayなど 3.24%
iD・QUICPay 3.74%
Coin+ 1.08%
交通系 1.98%
WeChat Pay 3.24%
入金日1営業日最多 月6回【振込依頼】
1〜2営業日
【自動入金】
月末締め翌20日
振込手数料0円0円【振込依頼】
売上が10万円以上→0円
売上が10万円未満→200円
【自動入金】
0円
カードリーダー7,980円〜20,167円
(キャンペーンで0円)
19,800円
(23年1月12日まで0円)
オンライン決済可能不可可能
キャッシュレス決済3社の比較

この比較表をもとに、以下の項目で違いを見ていきます。

  1. 決済手数料
  2. 入金サイクルと振込手数料
  3. カードリーダー
  4. オンライン決済

1. 決済手数料

まずは決済手数料率から、見ていきましょう。

クレジットカードや電子マネーで決済すると、使用する手段に応じ決済手数料が発生します。

決済手数料は一律ではありません。クレジットカードや電子マネーの種類、決済する会社によって違いがあります。

比較した結果は、以下のような感じ。

  • 決済手数料を優先するなら、STORES 決済
  • 決済の種類の豊富さを優先するなら、Air PAY
  • 海外観光客を取り込みたいなら、Air PAY

Squareの決済種類と手数料

決済の種類料率
クレジットカードVISA・Master・American Express・
ダイナースクラブ・Discover
3.25%
JCB3.95%
電子マネー交通系IC3.25%
iD・QUICPay3.75%
QRコードPayPay3.25%
Squareの決済手数料率

【メリット】
・クレカ・電子マネー・QRコードと、ひと通りの決済方法を網羅している

【デメリット】
・他の2社に比べ、手数料率が高い

AirPAYの決済種類と手数料

決済の種類料率
クレジットカードVISA・Master・American Express3.24%
JCB・ダイナースクラブ・Discover・UnionPay3.74%
電子マネー交通系IC3.24%
QRコードd払い・PayPay・auPay・楽天Pay・Jcoin・
SmartCode・WeChat Pay・UnionPay・Alipay系
3.24%
Coin+1.08%
AirPAYの決済手数料率

【メリット】
・QRコード決済が多彩
・Alipay系など海外観光客向けのQRコード決済がある

【デメリット】
・QRコード決済はAirPAY QRに別途、申し込む必要がある
・他の2社に比べ、高い手数料率のクレカの種類が多い

STORES 決済の決済種類と手数料

決済の種類料率
クレジットカードVISA・Master・American Express3.24%
JCB・ダイナースクラブ・Discove3.74%
電子マネー交通系IC1.98%
QRコードWeChat Pay3.24%
STORES 決済の決済手数料率

【メリット】
・交通系ICの手数料率が、他の2社に比べダントツに安い

【デメリット】
・電子マネーが交通系ICしか使えない
・QRコードが、WeChat Payしか使えない

2. 入金サイクルと振込手数料

次は入金サイクルを見ていきます。

売上が発生すると、決済会社の定めたサイクルで入金されます。もちろん早く入金されるほうが助かりますし、振込手数料がかからないのがベスト。

比較した結果は、以下のような感じ。

  • 売上をなるべく早く入金してほしいなら、Square
  • 入金の際に振込手数料を引かれたくないなら、Square・AirPAY

Squareの入金サイクル

金融機関入金サイクル振込手数料
三井住友銀行・みずほ銀行1営業日0円
その他の銀行水曜日23:59〆で、翌週金曜日0円
Squareの入金サイクル

【メリット】
・三井住友銀行・みずほ銀行の口座なら、最短翌日に入金と早い
・売上金額に関わらず、振込手数料が掛からない

【デメリット】
・三井住友銀行・みずほ銀行以外の口座は、週1回と少し待たされる

AirPAYの入金サイクル

金融機関入金サイクル振込手数料
三井住友銀行・みずほ銀行・三菱UFJ銀行月6回0円
その他の銀行(※ ゆうちょ銀行は不可)月3回0円
AirPAYの入金サイクル

【メリット】
・三井住友銀行・みずほ銀行・三菱UFJ銀行の口座なら、月6回の入金日がある
・売上金額に関わらず、振込手数料が掛からない

【デメリット】
・三井住友銀行・みずほ銀行・三菱UFJ銀行以外の口座は、月3回と少し待たされる
・ゆうちょ銀行が使えない

STORES 決済の入金サイクル

入金依頼の方法入金サイクル振込手数料
手動入金(振込依頼をする)1〜2営業日売上合計が10万円以上は、0円
売上合計が10万円未満、200円
自動入金月末締め、翌月20日入金0円
STORES 決済の入金サイクル

【メリット】
・特になし

【デメリット】
・振込依頼が面倒
・振込依頼した場合、売上合計10万円未満は振込手数料が発生する
・自動入金は末締め翌20日入金と、かなり待たされる

3. カードリーダー

対面で決済する場合は、カードリーダーがあると便利です。クレジットカードや電子マネーの決済を、レジはもちろんのことテーブル会計でも使用できます。

比較した結果は、以下のような感じ。

  • オシャレなカードリーダーを使用したいなら、Square
  • 無料でカードリーダーを使いたいなら、AirPAYSTORES 決済

Squareのカードリーダー

種類価格
Square リーダー7,980円
Square ターミナル46,980円
Square スタンド29,980円(iPadは付かない)
Squareのカードリーダーの種類と価格

【メリット】
・カードリーダーが3種類ある
・カードリーダーがシンプルでオシャレ
・Square ターミナルが、大きな液晶画面で使いやすい

【デメリット】
・他の2社はキャンペーンで0円だが、Squareは最低7,980円かかる

AirPAYのカードリーダー

種類価格
カードリーダー20,167円(キャンペーンで0円)
AirPAYのカードリーダーの種類と価格

【メリット】
・カードリーダー1台の「無料貸し出しキャンペーン」をしている
・同時にiPadも1台、無料で貸してもらえる

【デメリット】
・カードリーダーの種類が、1つしかない

STORES 決済のカードリーダー

種類価格
カードリーダー20,167円(23年1月12日まで0円)
STORES 決済のカードリーダーの種類と価格

【メリット】
・23年1月12日までカードリーダーを1台、無料でプレゼントしてもらえる

【デメリット】
・カードリーダーの種類が、1つしかない

4. オンライン決済

SquareAirPAYSTORES 決済
オンライン決済可能不可可能
3社のオンライン決済

オンライン決済とは発行した請求書をメールなどで送信し、お客さんにクレジットカードで決済してもらうシステムです。

遠方の人から注文を受けたなら、発送だけでなく支払い方法も懸念事項。オンライン決済ができれば、遠方のひとへクレジットカード決済を案内できるためビジネスの幅が広がります。

  • オンライン決済を優先するなら、選択肢はSquare・STORES 決済のみです

まとめ

以上、SquareAirPAY STORES 決済 (旧:Coiney) の比較を紹介しました。

もう一度、特徴をまとめてみます。

優先順位選ぶべき決済会社
決済手数料の安いところが良いならSTORES 決済
決済手段の豊富なところが良いならAirPAY
海外観光客が多く利用するならAirPAY
売上をすぐ入金してほしいならSquare
振込手数料を取られたくないならSquareAirPAY
カードリーダーは無料が良いならAirPAYSTORES 決済
(ともにキャンペーンで無料)
カードリーダーはオシャレな方が良いならSquare
遠方の顧客とクレカ決済したいならSquareSTORES 決済
各キャッシュレス決済のメリット

ひとくちにキャッシュレス決済といっても、会社によって特徴はそれぞれです。

「決済手数料・入金の早さ・オンライン決済できるか」など特徴を比べて、優先順位の高いものからキャッシュレス決済を選んでみてください。

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