「iPadを持ってるけれど、結局YouTubeを見るくらいしか使ってない…」そんな経験はありませんか?
「iPadといえばApple Pencilで絵を描くもの」
「クリエイターじゃないと活用できない」
iPadに対して、そんなイメージを持っている人も多いかもしれません。
絵を描かなくても、Apple Pencilがなくても、iPadは便利に使えます。今回はそんな「絵を描かない人」のためのiPad活用法を紹介します。
紹介する五つの活用法
紹介するiPadの活用法は、以下の五つです。
どれも特別なスキルは必要なく、今日からすぐに試せるものばかりです。
iPadの魅力は、その「絶妙なサイズ感」
まず理解しておきたいのは、iPadの立ち位置です。
- iPhone … 携帯性は抜群。ただ画面が小さくて、長時間の作業には向かない
- Mac … 作業効率は最高。ただ重くて気軽に持ち運べない
- iPad … iPhoneとMacの中間の、「ちょうどいい」存在
この「ちょうどいい」感覚こそが、iPadの最大の魅力です。
1. キーボードフォリオで文字入力が劇的に速くなる
「iPadで長文を書くのは大変」と思っていませんか?
Magic Keyboardなどのキーボードフォリオを使えば、iPadが一瞬でノートパソコンのような使い心地に変わります。
Magic Keyboardを使うと何が変わる?
- ブラインドタッチが可能になり、画面を見ながら高速入力
- ショートカットキーが使えて作業効率が格段にアップ
- トラックパッドでマウス操作のような快適さを実現
- Magic Keyboard装着でも約1kgと軽量ノートPC並みの重さ
特に便利なショートカットキー
- 「Command + H」でホームに戻る
- 「Command + Tab」でアプリを素早く切り替え
- 「Command + Space」でSpotlight検索を起動
一度キーボードフォリオを体験すると、「iPadってこんなに使いやすかったのか」と驚くと思います。外出先での軽作業なら、ノートパソコンより快適に感じる人も多いでしょう。
2. Split Viewで作業効率がアップ
iPadの真骨頂は、二つのアプリを同時に表示できるSplit View機能です。
こんな使い方ができます
- Safariで調べ物をしながら、メモでアイデアを整理
- YouTubeを見ながら、メッセージで友人とやり取り
- メールを確認しながら、カレンダーでスケジュール調整
Split Viewの始め方
- 一つ目のアプリを開く
- 画面下から少し上にスワイプしてDockを表示
- 二つ目のアプリを画面の端にドラッグ
これだけで、iPad一台で快適にマルチタスクできます。
3. 通勤時間が読書タイムに変わる
電車やバスでの移動時間、スマホで適当にSNSを見て終わっていませんか?
iPadがあれば、最高の読書タイムに変わります。
iPadが読書に最適な理由
- 画面が大きいので目が疲れにくい
- バックライトがあるので暗い車内でも読める
- Kindleアプリなら何千冊でも持ち運べる
朝の30分、帰りの30分。毎日1時間の読書時間が確保できれば、年間で相当な知識が身につきます。
4. カフェワークが快適になる
最近、カフェでiPadを使っている人をよく見かけませんか?
カフェでサクッと仕事したいときも、軽作業ならiPadでも十分に快適に行えます。
カフェでのiPad活用法
- 瞬間起動 … カバーを開けば即座に使える
- 静かに使える … タッチ操作中心なら、周りを気にしなくていい
- 縦表示 … 雑誌や資料を自然な向きで読める
- 画面に直接、書き込み … PDFに指で書き込んで、その場でメール送信
ノートパソコンだと「起動が遅い」「カチャカチャ音が気になる」「場所を取る」といった問題がありますが、iPadなら周りに迷惑をかけずスマートに使えます。
5. 家族との時間をより豊かにする
iPadは一人で使うだけでなく、家族みんなで楽しめるのも魅力です。
みんなで楽しむiPad活用法
- 写真鑑賞 … 大画面でみんなで思い出を振り返る
- 動画視聴 … ソファで一緒に映画やドラマを楽しむ
- ゲーム … コントローラーを繋いで家族対戦
- 料理 … キッチンにレシピを表示して一緒に調理
スマホだと画面が窮屈ですが、iPadなら自然とみんなが集まって一体感ある時間を過ごせます。
まとめ
iPadは確かに「なくても困らない」デバイスかもしれません。でも、あると確実に生活が豊かになるデバイスでもあります。
- 通勤時間がより有意義になる
- カフェでの時間がより生産的になる
- 家族との時間がより楽しくなる
- 情報収集がより効率的になる
今回紹介したのは、活用法のほんの一部です。
さらに詳しく知りたい方へ
この記事を読んで「もっとiPadを活用したい」と思った方に、ぼくが執筆した本をご紹介させていただきます。
- iPadの選び方から具体的な活用シーンまで網羅
- ジェスチャ操作やショートカットキーの詳細解説
- ビジネスでの実践的な使い方
- 一日の流れに沿った具体的な活用例
Apple Pencilを持っていない方、絵を描かないけどiPadを使いこなしたい方にこそ読んでほしい一冊です。
ぼく自身、Apple Pencilをほとんど使わず、10年以上iPadを愛用し続けてきました。その体験をもとに、実践的な活用法をまとめています。
詳細はこちらからご覧いただけます。→ Kindleで詳細を見る
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