2022年3月9日のApple新商品イベントで、マジックトラックパッド・ブラックが追加されました。
それまでのスペースグレイが廃番となり、代わりとしてブラックが登場した形です。
マジックトラックパッド・ブラックは、トラックパッド愛好家かつ、黒で周辺機器を揃えたい人には待望の製品ですね。
そこでこの記事では、マジックトラックパッド・ブラックをレビューします。
マジックトラックパッドとは
マジックトラックパッドとはAppleが製造・販売しているMacの周辺機器です。
MacBookのトラックパッドをそのまま独立させたもので、指先でポインタを操作できます。
2本指から5本指を使ったジェスチャーにも対応。画面のスクロールや画面切り替え、ミッションコントロールの表示などが可能です。
ブラックはホワイトより3,000円高い
マジックトラックパッドのカラーは、ブラックとホワイトの2色。機能的に変わりありませんが、ブラックはホワイトよりも価格が3,000円高いです。
ブラック | ホワイト | |
---|---|---|
マジックトラックパッドの価格 | 19,800円 | 16,800円 |
マウスよりワンクッション速く操作できる
マジックトラックパッドの利点は、指を置いてすぐ操作できることです。
マウスは操作前に「マウスを持つ」アクションが必要ですが、トラックパッドは指先を置くだけです。
トラックパッドのジェスチャはよく考えられていて、画面切り替えやミッションコントロールの表示などストレスなく行えます。
作業効率にこだわるなら、マウスとトラックパッドの2つを使おう
マジックトラックパッドに比べ、マウスにはポインタの細かい操作がしやすいなど利点があります。
より効率にこだわるならデスクに両方を置いて、作業内容によって使い分けるのが良いですね。
ちなみにマウスはロジクールのMX Anywhere3が、扱いやすくておすすめです。以下のレビューを、参考にしてみてください。
>> ロジクールMX Anywhere 3レビュー【MX Master 3と比較】
Appleのマジックトラックパッド・ブラックのレビュー
ではここから写真を交え、開封の様子を紹介します。
外箱はAppleらしくスッキリしています。写真でトラックパッドの薄さをアピール、「Magic Trackpad」と商品名だけの記載です。

蓋を開けると、黒い本体がお目見えします。

付属品は本体のほかに、取扱説明書とUSB-C・ライトニングケーブルです。
本体の色に合わせ、ケーブルもブラック仕様。ビニールではなく布を巻き付けたような、手触りの良いコードです。
ただパソコンの周辺機器にも関わらず、ライトニングケーブルなのがモヤモヤします…。

本体はすべてブラックではありません。
操作する表面がブラックで、側面はスペースグレイっぽいアルミ、底面は表面と同じくブラックです。
表面と底面のマットなブラックで、中央のアルミを挟んでいる形。

側面からの写真。緩やかな傾斜がかかっています。この絶妙な傾斜が、指を置いての操作を快適にします。

後方部から撮影。左に電源スイッチがあり、中央にUSB-Cコネクタがあります。

表面部分は、すべすべとして指ざわりの良いマット加工です。シルクの上を滑らせるように、指先を自由自在に動かせます。
MacBookのトラックパッドとほぼ同じ触感。触っていて心地良いです。

電源を入れるとMacのブルートゥースがすぐに感知し、難なく接続できました。
ブルートゥースのトラックパッドのアイコンには、指で操作しているイラストが表示されています。わかりやすいですね。

まとめ
以上、Appleのマジックトラックパッド・ブラックのレビューでした。
パソコンの周辺機器であるトラックパッドは、それこそ一日に何百回と手に触れるものです。
なるべく心地よい道具を揃えたいところ、Appleのマジックトラックパッドはその期待を裏切りません。
デスク周りをブラックで統一したい人におすすめです。