最終更新日 2022-03-30
2022年3月9日に、Appleの新商品イベントが開催されました。
目玉のiPad Air5やMac Studioに隠れ、同時に発売されたのがマジックトラックパッド・ブラックモデルです。
他にも周辺機器では、マジックキーボード(テンキー付き)のブラックモデルにタッチID付きが加わりました。
今回、マジックトラックパッドのブラックモデルを購入したので、レビューします。
使用感は安定のApple品質でした。
この記事の目次
マジックトラックパッド・ブラックのレビュー【安定の使い心地】

では早速、開封レビューをしていきます。

付属品は本体のほかに、簡単な取扱説明書とUSB-C・ライトニングケーブルです。
本体の色に合わせて、ケーブルもブラック仕様。
パソコンの周辺機器にも関わらず、ライトニングケーブルを必要とするのがもやもやします…。

本体はすべてブラックではなく、ブラックとスペースグレイっぽいアルミ部分のツートンです。
表面と裏面がマットなブラックで、それらで中央のアルミを挟んでいる形。



このブラックとスペースグレイのツートンは、マジックキーボードやマジックマウスのブラックモデルでも同様の加工です。
肝心の指先の触れる表面部分は、指ざわりの良いマット加工。
マジックトラックパッドのホワイトやMacBookのトラックパッドとほぼ同じ触感で、触っていて心地良いです。

電源を入れるとMacのブルートゥースがすぐに感知し、難なく接続できました。
ブルートゥースのトラックパッドのアイコンには、指先が表示されています。
わかりやすいですね。

マジックトラックパッドとは
改めて説明するまでもないと思いますが、マジックトラックパッドとはAppleが製造・販売しているMacの周辺機器です。
MacBookに搭載されているトラックパッドをそのまま独立させたもので、指先でのポインタの操作をはじめ、2本指から5本指を使ったジェスチャーでの画面スクロールや画面切り替え、ミッションコントロールの表示などが可能です。
それまでマジックトラックパッドは、ホワイトとスペースグレイの2色展開でした。
それがブラックの発売にともない、スペースグレイが廃止になった格好です。
ブラックはホワイトより2,000円高い
ホワイトとの違いは色のみ。
機能的に変わりありませんが、ブラックモデルは価格が2,000円高く1万5,800円となっています。
アップルストアのサイトで購入できるほか、Amazonやヨドバシカメラでも取り扱いがスタートしています。
2年ぶりにトラックパッドに戻った
自分としては、マジックトラックパッドを購入するのはこれが3回目。
もともとMacBookのトラックパッドの使いやすさに感動し、初代・第2世代と続けて使用してきました。
2年ほど前にロジクールのマウスを購入してからは使わなくなっていましたが、「そろそろまたマジックトラックパッドを使いたいな」と思ったタイミングで、ブラックモデルの発売がスタート。
レビューも兼ねて購入してみた次第です。
マウスよりワンクッション速く操作できる
トラックパッドの利点は、指を置いてすぐ操作できること。
マウスの場合は「マウスを持つ」ワンクッションが必要です。
トラックパッドはこのワンクッションをカットできるため、動作を速くできます。
またMacのジェスチャーはかなりよく考えられていて、画面切り替えやミッションコントロールの表示などストレスなく行えます。
使っていて快適さを感じるのは、マウスより断然トラックパッドです。
もちろんマウスにはポインタの細かい操作がしやすいなど、利点があります。
作業効率にこだわるなら、両方を使ってみて「自分のよくやる作業では、どちらのほうがやりやすいか」と比べてみるのが良いと思います。
毎日使うものは、快適な製品を
以上、マジックトラックパッド・ブラックモデルの感想でした。
数日つかっていますが、Appleの安定の品質です。
アップル製品が好きな人の多くは、問題なく気に入ると思います。
ポインタ操作なら、1,000円程度のマウスでも行えます。
そう考えるとトラックパッドの価格として、15,800円を割高に感じる人はいるでしょう。
心地よい環境は生産性を高くする
ただパソコンの周辺機器であるトラックパッドは、それこそ一日に何百回と手に触れるものです。
何より「気持ちよく作業できる」リターンを得られるのですから、自分にとってはその投資金額はすぐに回収できるように感じます。
なぜなら心地よい環境で作業をすれば、それはそのまま生産性の向上へつながるからです。
ともかくしばらくは、マジックトラックパッドのブラックモデルを使っていきたいと思います。
この記事が購入を検討している人の参考になれば幸いです。