最終更新日 2021-10-24
睡眠ログをとるiPhoneアプリに、 AutoSleep があります。
iPhoneだけでも使えますが、Apple Watchを着けながら眠るとより正確に測れます。
睡眠はその日のパフォーマンスを左右する、とても重要な要素です。
正確なログを付けて確認すれば、日々の睡眠を改善できます。
ところがiPhoneを最新にかえてから、AutoSleepの計測結果がおかしくなりました。
そこでこの記事ではAutoSleepの誤った計測結果を、ウィザード画面の調整で改善した経緯を紹介します。
この記事の目次
Apple Watch・AutoSleepの計測結果がおかしい【解決】
AutoSleepとは、睡眠ログを測るiPhoneアプリです。
インストールすると、Apple Watchにも連携アプリが自動的に入ります。
Apple Watchを着けたまま眠ることで、より正確な睡眠ログを付けられるのです。
AutoSleepの詳しい使い方は、以下の記事に書きました。
参考にしてみてください。
>> アップルウォッチ定番の睡眠アプリ・AutoSleepの使い方を解説
iPhoneをかえてから、睡眠時間が30分に
正確な計測で重宝してきたAutoSleepが、iPhoneを新型にかえてからおかしくなりました。
これまでの計測結果は、以下のような感じ。

ベッドに入り入眠してから覚醒してベッドから出るまでの時間を、正確に計測しています。
何の問題もありません。
ところがiPhoneをかえてから、以下のようになりました。

肝心の入眠中はまったく記録されず、夜10時前後の30分間だけ計測されています。
一日だけならまだしも、誤った計測が毎日つづくのです。
「これは明らかにAutoSleepの設定がおかしい」と思い、調べてみました。
「Apple Watchを外しているときのみ睡眠」となっていた
調べた結果、設定のウィザードを開いて解決しました。
設定の中にあるウィザードは、「より正確な睡眠ログを付けるためのアドバイスの場所」です。
ウィザードの名の通り、魔法使いっぽいキャラクターが質問をし、それに答える形で最適な設定ができます。
この質問の中で、「どちらがより適切ですか?」という項目があります。
これがなぜか、「Apple Watchを着けていない時間を睡眠時間とみなす」にオンしていました。

おそらく、これがデフォルト設定なのでしょう。
iPhoneをかえたために、デフォルトの「睡眠中はApple Watchを外す」になっていたのです。
そのためApple Watchを充電する夜10時前後のみ睡眠と記録され、実際にApple Watchを着けて寝ているときはカウントされなかったようです。
設定をかえると過去の履歴も正確なものに
原因がわかれば、対策は立てられます。
「Apple Watchを着けたまま眠る」にチェックを入れ、「外している状態は睡眠時間とみなす」のチェックを外しました。
すると無事、正確な睡眠時間が計測できました。
ちなみに以前のおかしかった計測結果も、正確なものに変わりました。
ログ自体はiCloudに記録され、設定で睡眠時間の表示のみかわるようです。
記録はiCloudに残っているなら、表示がおかしくなっても設定を適切にすれば正確になります。
安心して使えますね。
正確なログは正確な設定から
AutoSleepは、Apple Watchを着けて眠るだけで正確な睡眠ログをとれます。
そのため「余計な設定は不要」と思い込み、設定画面をきちんとチェックしていませんでした。
この機会に確認してみたら、睡眠のゴールや必要最低限の睡眠時間、最大の睡眠時間など、かなり細かく設定できるようです。
AutoSleepでトラブルがあった場合、設定画面を隈なく確認することをおすすめします。
まとめ
人間にとって、覚醒時と入眠時は表裏一体です。
いくら健康的な食事と適度な運動を心掛けていても、質の良い睡眠をとらなければパフォーマンスは大幅に落ちます。
パフォーマンスの低下だけでなく、睡眠不足は感情の暴走や免疫力の低下など悪影響がてんこ盛り。
良いことは、何もありません。
睡眠不足による悪影響と良い眠りを取る方法は、以下にまとめてあります。
読んでみてください。
>> 睡眠不足は悪影響を及ぼす。良い睡眠の効能とよく眠る方法を解説
AutoSleepは、正確な睡眠ログをとれて重宝しています。
AutoSleepを活用して、質の高い睡眠をこれからもとっていきましょう。