「スペースインベーダー」が進化して帰ってきた――。
遡ること半世紀、日本中を席巻した伝説のアーケードゲームがありました。その名も「スペースインベーダー」。懐かしさを感じる人も多いと思います。
そんなインベーダーが、Appleの「Apple Arcade」で蘇りました。ただの復刻版ではなく、時代に合わせ進化した「新しい体験」として。
この記事ではApple Arcadeの「スペースインベーダー インフィニティジーン エボルブ」を実際にプレイしてみた感想を紹介します。
Apple Arcadeは今なら1か月無料体験あり
スペースインベーダーの最新版としてリリースされた「スペースインベーダー インフィニティジーン エボルブ」。
2008年にガラケー向けに登場した「スペースインベーダー インフィニティジーン」が元となっており、その後はPS3やXboxにも展開しています。
今回の「エボルブ」は、それをベースにした完全リニューアル版です。
提供されているプラットホームのApple Arcadeは、月額900円で200本以上のゲームを楽しめるアップルのサブスクリプションサービス。
広告なし、追加課金なしで安心してプレイでき、新規ユーザーは1ヶ月の無料体験も可能となっています。
「スペースインベーダー インフィニティジーン エボルブ」を実際にプレイ
ちなみにApple Arcadeは、アップルの4サービスがセットとなったApple Oneでも楽しめます。ぼくはApple Oneに加入しているので、早速ダウンロードしてプレイしてみました。
>> 【Apple Oneとは?】4サービスお得セットの無料期間と解約
ゲームを開始して最初に現れるのは、昔ながらのモノクロのインベーダーゲームでした。
「懐かしいな~、でもただの復刻版なのか……」と思った次の瞬間、ステージが縦スクロールのシューティングゲームへ切り替わりました。
タッチ操作で快適にプレイできる
色味こそモノクロがベースでオリジナルのスペースインベーダーを彷彿とさせるものの、軽快な音楽とともに画面上を縦横無尽にプレイするその姿はまったく別物。
iPadでプレイしてみましたが、心配だったのは操作性です。「タッチ操作で上手くプレイできるかな」と思いましたが、弾は自動で発射されるし、自機の移動は画面上を指でスライドするだけとシンプル。
まったくストレスなくプレイすることができました。

オリジナルのスペースインベーダーさながらに、UFOも出現します。
UFOは最新版でもキーとなる敵機となっており、撃墜するとアイテムを放出。それらを集めることで、自機をパワーアップさせることができます。

連続で敵機を倒すと「チェイン」としてカウントされ、ステージをクリアするごとに戦績として評価がつきます。それらをもとに、ステージ追加や新しい種類の機体が解放される仕組みになっています。

単純にステージを進めるだけでなく、攻略の要素や実機のコレクションも楽しめる。飽きない仕掛けがいくつも用意されているのです。
ステージ数は160以上、自機のパターンは100種類以上
3時間ほどのプレイ時間で、5-2のステージまで進めることができました。ゲームバランスがよく、シューティングが苦手な人でも時間を掛ければ進めていけると思います。
実際にぼく自身、詰まることなくサクサク進めることができました。
といっても簡単すぎるわけでなく、気を緩めると自機が破壊される心地よい緊張感があります。
ステージ数は160以上、追加される自機のパターンも100種類以上が用意されています。ステージ3までは2Dだった画面が、4、5と進むにつれて、3Dへと徐々に変化。
まるでこのゲーム自体が、ゲームの歴史を追体験するような構成になっているのです。

このゲームを遊べるApple Arcadeの登録と解約の手順は、以下の記事で詳しく解説しています。合わせて読んでみてください。
>> Apple Arcadeを3か月無料体験する方法。登録と解約を解説
インベーダーに熱狂した、あの時代
今でこそ日本はプレイステーションやNintendo Switchなど、多数の家庭用ゲーム機や人気ソフトを出していることで世界的に有名です。
もちろんこれらは突如、生まれたわけではないです。ゲームには、ゲームの歴史があります。
日本で誕生したゲームといえば、「ゼビウス」「パックマン」「ギャラクシアン」などが挙げられます。いずれも1970年後半から1980年初頭に、アーケードゲームとして誕生しました。
それらは名作として今も語り継がれ、後世のゲームへ影響を与えています。
その中でも特に注目すべき存在が、1978年に登場したタイトー「スペースインベーダー」です。
喫茶店のテーブルがインベーダーに次々、置き換わる
ゲーム内容は自軍にいる自機を操り、空中に行儀良く並んでいるインベーダーたちを撃墜するというもの。今のゲームと比べるとシンプル極まりないですが、当時は社会現象になるほど大ヒットを記録しました。
ぼく自身は1973年生まれなので、リアルタイムでの熱狂ぶりは残念ながら記憶にありません。
ただ喫茶店のテーブルが次々インベーダーを遊べるテーブルタイプの筐体に置き換わり、100円玉を積んだ大人たちが席を占領したエピソードをよく耳にしました。
一説によると、当時のインベーダーの筐体は約46万円。喫茶店にすれば思い切った投資といえますが、それでも絶えず稼働するため一台で1日に2~3万円を稼ぐことができ、1ヶ月で元が取れたといいます。
スペースインベーダーの革新性
スペースインベーダーの何が、そこまで人々を熱狂させたのか。
それまでにもシューティングゲームは存在しましたが、それらは敵が攻撃してこないものばかりでした。 そこに現れたのが、「敵が迫ってきて、攻撃までしてくる」スペースインベーダー。
発売前は「難しすぎる」と、タイトー社内で難色を示す人が多かったらしいです。それが、予想を大きく裏切り大ヒットを記録。
難易度を上げたことで、「攻略してやろう」と逆にプレイヤーを熱中させたのでした。
それまでただの「遊び」だったゲームが、インベーダーから地球を守る「戦い」へと変わったエポックメイキングな作品といえますね。
まとめ
「Apple Arcadeで、インベーダーが遊べるの?」と試しにダウンロードしてみたところ、想像以上に完成度の高いゲームでした。
かつての大人たちが喫茶店で100円玉を積み上げ、夢中になっていたスペースインベーダー。その進化版を令和の今は、スマホやタブレットで手軽に楽しめます。
なんだか懐かしい気分とともに、エモさも感じてしまいました。
Apple Arcadeは、新規登録に1ヶ月の無料体験がついています。
昔、スペースインベーダーにハマった人はもちろん、iPhoneやiPadで手軽に楽しめるゲームを探している人は試しにやってみてください。
ただし多大な時間が吸い込まれることが予想されるので、注意してくださいね。


