デスクワークする上で重要なのは、「パソコンと椅子」です。
ハイスペックなパソコンを使わないと、生産性が上がりません。また自分に合った椅子でなければ集中力が続かず、こちらも生産性を落とす原因となります。
この記事では、オフィスチェアに投資すべき理由を解説します。
疲れないオフィスチェアに投資すべき理由3つ
早速、疲れない椅子に投資すべき理由を解説します。全部で3つあります。
1. 集中力を維持できる
良い椅子は、座るだけで正しい姿勢を保てます。
正しい姿勢を維持できれば、身体が痛くならず、意識が余計なところへ分散しません。その結果、集中力を維持できます。
2. 疲労が軽減する
良い椅子は細かい部分まで調整が可能です。
人間の体は個体差があります。洋服で「S・M・L」など大別されますが、胴や足の長さ、首の角度など、まったく同じサイズの個体はありません。
そのため肘置きの高さや背もたれの角度、座面の高さなど、細かく調整してこそ合った椅子にできます。
3. 安い椅子より経済的
おそらくオフィスチェアを、しょっちゅう買い換える人はいないでしょう。一度買えば、それこそ10年以上は使うはずです。
つまり安物を買えば、生産性の悪い状態で10年を過ごすことになります。
同じ10年を良い椅子と悪い椅子で比べれば、アウトプットの質と量はかなり差が出ます。
良い椅子は高額なため、短期的には金銭的ダメージが大きいです。
しかし長期的にはアウトプットの質と量で十分に回収でき、安い椅子に比べ経済的なのです。
どのような椅子を買うべきか
「椅子の重要性はわかった。ではどんな椅子がいいのか」、そんな疑問に答えます。
良いオフィスチェアのポイントは、以下3点です。
1. キャスター付き
キャスター付きか否かであれば、キャスター付きをオススメします。
ベストの位置にキーボードやディスプレイを合わせるには、座っている椅子の微妙な調整も必要です。
キャスター付きは、ベストポジションへ容易に調整できます。
またキーボードを打っていると、体は前後左右に揺れるものです。椅子がまったく動かなければ、体へ小さなストレスを与えてしまいます。
その点、キャスター付きは体の自然な動きに反応してくれます。
2. 背もたれ・肘置き付き
背もたれと肘置きは、作業する上で必須です。
背もたれは角度調整を、肘置きは高さ調整できるものが望ましいです。
特に肘置きを机と同じ高さに設定すれば、長時間のマウス使用でも疲労が軽減します。

3. ヘッドレスト付き
予算があれば、ヘッドレストをおすすめします。
ヘッドレストは作業中には使いません。疲れたとき頭を置くとリラックスできます。
頭の重量は、体重の約10%を占めています。それを首の筋力だけで支えているので、長時間の作業で首や肩が凝るのは当然です。
少し疲れてきたら、ヘッドレストに頭を置ける。これだけで作業時のストレスを軽減できます。
まとめ
以上、オフィスチェアに投資すべき理由の紹介でした。
本気で良い椅子を選ぶと、価格は10万円を越えてきます。ぼくが購入したのはエルゴヒューマン プロのEHP-LPLでした。
「ほんとにこんなに高い椅子を買うのか?」と何度も躊躇しましたが、以来10年以上、愛用しています。
良い椅子は投資です。体に合った椅子を使って、生産性を高めていきましょう。