Evernoteの有料プランには、PersonalとProfessionalの2種類あります。
Personalで十分に使い勝手が良くなるものの、「Professionalはどのくらい便利なのだろう」と2つの違いが気になりますね。
この記事では、有料プランのPersonalとProfessionalの違いを解説します。
Evernoteのプランの違い
Evernoteの個人プランには、「Flee・Personal・Professional」の3種類があります。料金や月間アップロード容量など、主な違いは以下のとおりです。
Flee | Personal | Professional | |
---|---|---|---|
月額 | 無料 | 1,100円 | 1,550円 |
年額 | 無料 | 9,300円 | 12,400円 |
アップできるノートの上限 | 25MB | 200MB | 200MB |
月間アップロード容量 | 60MB | 10GB | 20GB |
使える端末 | 2台まで | 無制限 | 無制限 |
無料のFleeとPersonalの違いは、以下の記事にまとめています。合わせて参考にしてみてください。
>> Evernoteプラン・有料と無料の違い【PersonalとFlee】
PersonalとProfessionalの機能の比較
ではここから、PersonalとProfessionalの機能の比較をします。大きく4つあります。
1. 月間アップロードの容量
最も大きな違いは、月間アップロードの容量です。
Evernoteは、トータル容量に制限はありません。その代わり一度にアップできるノートの大きさと、ひと月にアップできる容量に制限を設けています。
一度にアップできるノートの容量は、有料プランのどちらも200MBまでと変わりません(Freeは25MBまで)。
一方、月間の容量はPersonalの10GBに対し、Professionalは20GBまで可能です。
Personal | Professional | |
---|---|---|
アップできるノートの上限 | 200MB | 200MB |
月間アップロード容量 | 10GB | 20GB |
月間10GBで十分に足りる
Professionalにすると、月間アップロード容量が倍の20GBにアップします。ただし20GBもの容量を、果たしてEvernoteに使うか疑問です。
Dropboxやグーグルドライブなどと違い、Evernoteはあくまでノートアプリです。ファイルの保存を目的に、Evernoteを使うことはないと思います。
容量アップを目的で有料プランにするなら、10GBのPersonalで十分です。
2. タスク機能に差がある
2つ目は、タスク機能の使い勝手です。
Professionalでは、タスクを他の人へメールで割り当てられる機能が使えます。
タスク機能をよく使い「チーム全員の進捗を効率的に管理したい」なら、Professionalを検討して良いですね。
タスク機能については、以下の記事に詳しく書いています。合わせて参考にしてみてください。
>> Evernoteタスク機能の使い方【プロジェクトを進めるツール】
3. ホーム画面をよりカスタマイズ
3つ目は、ホーム画面のカスタマイズです。
Personalでもカスタマイズは可能ですが、Professionalはカスタマイズの幅が広がります。
具体的にはホーム画面に以下のウィジェットを複数個、置けるようになります。
- 固定表示ノート
- フィルタ済みのノート
- スクラッチパッド
ホーム画面から始めるなら利便性が高まる
Evernoteのホーム画面は、スマホのウィジェットのような役割をします。
ホーム画面にショートカットやよくアクセスするノートを固定でき、Evernoteの利便性を高められます。スクラッチパッドも、さっとメモしたいときに便利です。
Evernoteをホーム画面から始めるなら、より使い勝手の良くなるPersonalを検討して良いですね。
4. ノートブックをPDFでエクスポート
4つ目は、エクスポートについてです。
他のプランでもノートのPDFでのエクスポートは可能ですが、Professionalはさらにノートブック全体をPDFとして書き出せます。
ひとつのノートブックに関連する項目をいくつも書き、それをまとめてPDFにすれば資料が完成します。使い方によっては、便利な機能です。
まとめ
以上、Evernoteの有料プラン、PersonalとProfessionalの比較でした。
主な機能の違いは、以下の通りです。
差額は月額にして350円。それだけの差額を払っても追加される機能に魅力を感じるなら、Professionalを検討してみると良いですね。