先日、Kindleで発売した著作が、カテゴリー内ベストセラーを獲得しました。タイトルは『絵を描かない人のためのiPad活用術』です。
発売後、1週間でKindle本の「ハードウェア・周辺機器」で一位を獲得。ただ、その後すぐに陥落しています…。
一瞬の出来事でしたが、とても嬉しかったです。というのも内心では、「読んでもらえるだろうか」と不安があったからです。
Apple Pencilは魅力的なアクセサリーだが…
この本はタイトルの通り、iPad活用本でありながら対象を「絵を描かない人」に絞りました。
iPadはApple Pencilを使えることもあり、手書き機能やお絵描きアプリとの親和性が高いです。そのため「絵を描く人のための道具」という印象が少なからずあります。
実際、YouTubeやブログでも、Apple Pencilの活用術をよく見かけます。
確かにApple Pencilは魅力的なアクセサリーです。ただぼく自身は、iPadで絵を描いたり手書きでメモしたりしません。
Apple Pencilは持っているものの、使う機会がほとんどないのが実情です。3ヶ月ほど部屋の中で見当たらなくなったことがありましたが、そのときもまったく困りませんでした。
iPadは「絵を描かない人」にも、便利な道具
何にiPadを使っているかといえば、まずはキーボードフォリオを装着しての執筆があります。
Magic KeyboardやSmart Keyboard Folioといったアップル純正のキーボードが登場して以来、iPadはMacと同じように快適に文字入力できるようになりました。
どちらもBluetoothではなくiPadに物理的につながるので、反応がとても良いです。
Split Viewを使えばSafariを開いて調べ物しながら、快適に執筆ができます。
家でも外へ出かけるときも
Macよりも軽くて薄いため、外へ出かけるときにはiPadを手にすることが増えました。
外出先では軽作業をしたり、本を読んだり、メモを書いたり、メールのやり取りをしたりしています。
家でも、触るのはiPadが多いです。がっつり仕事するときはMacを使いますが、それ以外はソファに寝転んでiPad片手に動画を見たりウェブを見たりしています。
絵をまったく描かなくても、iPadはとても魅力的な端末です。ぼくはiPhoneやMacと比べて、使っている頻度がいちばん高いです。
そんなiPadの魅力を伝えられたらと思い、今回の本を書くことにしました。
自分と同じような人に、届けたかった
受け入れられるかどうかわからなかったものの、ある程度、読まれているということは、ぼくと同じように「絵は描かないけど、iPadが気になる人」が多かったのだと思います。
iPadは年々、進化しています。進化のたびに、より使いやすく手放せない端末へなっています。本の中で、そんなiPadの魅力を伝えられているとしたら嬉しく思います。
気になった方は、よかったらのぞいてみてください。