【iPhone純正マップの使い方】3D表示で目的地へナビ

公開日 2021-09-24 最終更新日 2021-10-24

iPhoneを持っていても、「マップは グーグルマップ だよ」という人は多いように思います。
グーグルマップはもちろん優秀ですが、 iPhoneの純正マップ を使うとカレンダーとの連携がスムーズ。
デザインも心地よく、グーグルマップに劣らず使いやすいです。

そこでこの記事では、iPhoneの純正マップの3D表示や便利な使い方を紹介します。

SPONSORED

iPhoneの純正マップが使われなくなった理由

iPhoneに純正マップがありながら、なぜグーグルマップを使う人が多いのでしょうか。
その理由は、ひとつにはグーグルマップの使いやすさがあります。
もうひとつは、Appleの犯した重大なミスが起因しています。

2012年リリースの独自開発のマップが大顰蹙

iPhoneリリース当初、Apple独自開発のマップは存在しませんでした。
そのためiPhoneは、プリインストールのマップとしてグーグルマップを搭載していたのです。

それが2012年9月より、Appleが独自開発した地図をリリースしました。
AppleとしてはiPhoneが莫大な利益を生む製品になっていたため、いつまでもグーグルへマップ使用料を払いたくなかったのでしょう。
ところがAppleの独自開発マップは、かなり正確性に欠けていました。
そのため、当然ながらユーザから大批判を浴びました。

地図に求められるのは、まず第一に正確性です。
不正確な地図をユーザに強いては、Appleのブランドイメージに関わります。
そのためAppleからは、「地図が正確になるまで、グーグルマップなどを使ってほしい」とメッセージが出されました。
当時のアップルファンの失望感は、想像に余りあります。

この出来事は、ジョブズが亡くなって一年後に起こりました。
「Apple、大丈夫か?」と不安が広がり、マップはほとんどの人がグーグルマップへ移りました。
この経緯からiPhone使用者のメイン地図アプリは、今でもグーグルマップが多いのです。

iOS15で3D表示がさらにリアルになった

ここからAppleは、コツコツとマップの改良を重ねました。
そして2021年9月にリリースされたiOS 15のマップは、機能的にもデザイン的にもとても使いやすくなっています。

特にiOS 15で強化されたのは、3D表示です。
建物の大きさが立体的に詳しくわかるため、よりわかりやすくルートを進めるようになりました。

2Dから3Dへの切り替え方

iPhoneの純正マップは、2Dと3Dを切り替えられます。
やり方は簡単です。

2本指でピンチアウトして、ある程度地図の範囲を狭く(地図を大きく)してから、ディスプレイ上を2本指で上方向へドラッグします。
すると画面が俯瞰の視点になり、建物などが3D表示に変わります。

3Dから2Dへ戻すには、画面右上の「2D」をタップします。

iPhone純正マップ
2Dボタンを押すと表示が2Dに切り替わる

【iPhone純正マップの使い方】3D表示で目的地へナビ

ここからiPhone純正マップの、基本的な使い方を解説します。
といってもスマホのマップ操作に慣れている人なら、簡単に覚えられます。

4つから最適なモードを選択

画面を起動してすぐ検索で目的地を入力してもいいですし、あらかじめ最適なモードの選択もできます。

iPhoneのマップのモードは、4種類あります。
選択するには、画面右上のアイコンをタップします。

iPhone純正マップ
モード選択は、右上のボタンをタップする

すると、以下4つのモードの選択画面へ移動します。

  • 詳細マップ
  • ドライブ
  • 交通機関
  • 航空写真

モードを選択し、右上のボタンでポップアップを閉じます。

iPhone純正マップ
4つから地図のモードを選べる

ナビゲーションをスタート

モードが決まったら、目的地を設定します。
「マップで検索」に目的地を入力し、正しい行き先をタップして確定します。

iPhone純正マップ
行き先を決定する

目的地が決まったら、移動手段を選択します。
移動手段は、「車・徒歩・公共交通機関・自転車・配車」のいずれかのボタンをタップして決定します(「自転車」と「配車」は、地域によって使えない場合があります)。

マップがいくつかルートを提案するので、自分が望むルートの右横の「出発」をタップ。
すると、ナビゲーションがスタートします。

iPhone純正マップ
「出発」をタップしてナビがスタート

iPhoneとペアリングしているApple Watchを着けていれば、iPhoneを見ずともApple Watchが画面表示と振動でナビしてくれて便利です。

車で有料道路を回避する設定

車を利用する場合、有料道路を回避したルートを設定できます。
ルート提案の画面を下方向へスクロールすると、「利用しない」の項目に有料道路と高速道路の2つがあります。
いずれもオフにすれば、有料道路と高速道路を通らないルートを再提案してくれます。

iPhone純正マップ
有料道路・高速道路のボタンをオフにする

よく行く場所を設定する

以上がiPhone純正マップの基本的な使い方ですが、もっと便利に使いこなしていきましょう。
そのひとつの方法が、「よく使う項目」の設定です。

自宅や職場、スーパーマーケットなど、誰しも頻繁に行く場所があると思います。
それらを「よく使う項目」に設定しておけば、マップ操作がより簡単です。

よく使う項目の設定方法

やり方は、まずマップ起動画面の「よく使う項目」の右にある「+ 追加」ボタンをタップします。

「+ 追加」をタップ

検索に場所を入力し、候補の場所をタップするか右の「+」をタップします。

iPhone純正マップ
場所を決定する

「種類」で適したものを選び、右上の「完了」をタップします。

iPhone純正マップ
種類を選ぶ

「よく使う項目」に、登録した場所のボタンが加わりました。
このボタンをタップするだけで、現在地からのルートが提案されます。

iPhone純正マップ
「よく使う項目」に追加された

よく使う項目の削除方法

設定した「よく使う項目」を削除するには、「よく使う項目」右の「さらに表示」をタップします。

iPhone純正マップ
「さらに表示」をタップ

削除したい場所の「!(詳細マーク)」をタップし、次画面の一番下の「よく使う項目から削除」をタップします。

iPhone純正マップ
「よく使う項目から削除」をタップ

Apple純正カレンダーと連携方法

iPhoneの純正マップは、同じくApple純正カレンダーと連携できます。
予定を入れる際に、場所も入力するとマップと同期されて便利です。

カレンダーに移動場所を入力する

iPhoneやMacのカレンダーに新規イベントを書き込む際、場所の記入欄があります。
その予定に移動が必要なら、目的地を入力しておきましょう。

iPhone純正マップ
カレンダーの場所をタップする

場所の記入欄をタップすると、検索画面へ移動します。
目的地を入力して、正しい場所をタップします。

iPhone純正マップ
目的地を確定する

カレンダーに、場所の名称と住所が記載されました。
右上の「追加」で、新規イベントを確定します。

マップに移動場所が表示される

カレンダーに記載した予定の移動時間になったら、iPhoneのマップを起動します。
すると起動画面に「Siriからの提案」として、イベント名のボタンが追加されています。

iPhone純正マップ
カレンダーの予定がマップに表示される

タップすると、その場所までのルートをすぐに確認できます。
あらかじめカレンダーに場所を記入しておけば、時間がないときでも慌てずマップを開いて行動できます。

Appleの純正カレンダーは、うまく使いこなすと毎日をより快適に過ごせます。
Apple純正カレンダーの便利な使い方 を知りたい場合は、以下の記事を読んでみてください。

現在地以外から目的地までのルート設定

iPhone純正マップのナビゲーションは、設定した時点では、現在地から目的地までのルートが表示されます。
しかし旅行の計画など、現在地以外からの道順や所要時間を知りたいときがあります。
最後に、現在地以外からのルート検索のやり方を解説します。

現在地以外を出発地にする設定方法

まずは、目的地を決定します。
ルートを提案された画面の目的地の下が、「出発地 現在地」と表示されています。
この「現在地」をタップ。

iPhone純正マップ
出発地 の「現在地」をタップ

すると出発地と目的地を変更できる画面に変わるので、出発地を入力し、画面右上の「経路」をタップします。

iPhone純正マップ
出発地を変更する

設定した出発地のルートへと、再設定されます。
出発地も再設定した場所に変わっています。

iPhone純正マップ
出発地が変更される

中継地点の設定はできない

ちなみに執筆時点では、経路に中継地を加える機能は搭載されていないようです。
中継地を加えられると、仕事でルート周りするひとなど一層、便利になるでしょう。
今後の機能追加に期待したいです。

まとめ

前述の通り、2012年の大惨事でユーザを失望させたAppleの地図でしたが、執筆時点では見違えるほど優秀になっています。
これは推測ですが純正アプリだけに、バッテリー消費はサードパーティ製より少ないのではないでしょうか。
iPhoneでApple純正マップを使っていない人は、一度試してみてください。

関連記事

iOS 15では、マップだけでなくSafariもリニューアルしました。
新機能タブグループの使い方などSafariの使い方 を、以下の記事で詳しく解説しています。

SPONSORED