ボタン一つで、お掃除してくれるルンバ。とても便利なロボット掃除機ですが、稼働中はうるさいです。
そのルンバが夜中に突然動き出す事態に遭遇しました。
夜中にルンバが動き出すと、安眠妨害も甚だしいです。調べたところ、ルンバの内蔵時計が狂っていたことが原因でした。
この記事では、ルンバが夜中に暴走した原因と対策を紹介します(※ ルンバ880を使用しています)。
夜中にルンバが勝手に動き出す
ことの発端は、旅行から帰ってきた日です。一週間ほど家を空けて帰宅すると、ルンバが部屋の隅で息絶えていました。
毎日14時にタイマーをセットしていたため、ホームベースへ戻る前に充電が切れたのでしょう。
ルンバをホームベースへ設置し、その日の夜に入眠。すると夜中に突然ルンバが、動き出したのです。
セットしているはずの14時には稼働せず
夜中にルンバが動き出すと、本当にびっくりします。最初は誤作動かと思いましたが、ルンバの夜の稼働はそれから3日間つづきました。
ちなみにタイマーしているはずの14時には、動き出さなかったようです。
原因は内蔵時計の狂い
夜中に突然動き出すのは、タイマーが悪さしているとしか思えない。そこで、とりあえずセットしていたタイマーをオフにました。
次に内蔵時計を調べたところ、なんと12時間ぐらい狂っていました。ルンバが突然動き出したのは、内蔵時計がおかしくなっていたからでした。
電力が切れると内蔵時計も止まる
どうやら一週間、留守にして、充電切れのルンバを放置したのが良くなかったようです。
充電切れでルンバが動かなくなるのはよくあることですが、長期間放置していると時計の電力も放電により使い果たすのです。
家に戻ってから時計が止まった状態で充電を開始したため、時計が狂ったままで意図しない時刻にタイマーが作動してしまったわけでした。
時計を正確な時刻に直したところ、ルンバは夜中に動き出さなくなりました。あっさり解決です。
稼働時間が短いならバッテリー交換を
ルンバはリチウムイオンバッテリーを使用しています。何度も充電できて便利ですが、使用するうちに劣化してきます。
特にバッテリーを使い切る(完全放電)と、劣化が進んでしまいます。
掃除を終えられず部屋の片隅で息絶えることが頻繁に起こるなら、バッテリーの寿命かもしれません。
といっても、ルンバの純正バッテリーは高い…。なかなか交換する気になりませんが、Amazonや楽天で安価なサードパーティ製を買えます。
以下の記事で、ルンバのバッテリー交換について解説しています。合わせて参考にしてみてください。
>> ルンバがホームベースへ戻らなくなったら、バッテリーの交換を
まとめ
以上、ルンバが夜中に突然動き出した原因と対策の解説でした。
タイマーは便利ですが、充電が完全に切れると時計まで止まってしまいます。旅行など長期不在時には、タイマーをオフにしたほうが良いですね。
ルンバが突然動き出したときは、内臓の時計が狂っていないか調べてみてください。