消したい黒歴史から立ち直る5つの方法【思い出すとつらい】

習慣

誰にでも、黒歴史はあります。

忙しく日常を過ごしていると、過去を思い出す暇はありません。しかしふとしたきっかけで、黒歴史が襲いかかってくることがあります。

そんなときは、「なんであんなことをやってしまったんだろう」とつらい気持ちになりますね。

この記事では、黒歴史を乗り越える方法を紹介します。

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なぜ黒歴史を思い出すとつらいのか

そもそも、なぜ黒歴史が発生するか。その理由は、そのときは周りが見えていないからです。

特に10代の頃は、誰しも自分のことしか考えません

「目立ちたい」「イケてると思わせたい」、そんな自己顕示欲から身の丈に合わないことをする。

その結果、何年後かに、「なんで、あんなバカなことをやったのだろう」と恥ずかしくなるのです。

客観視すると恥ずかしくなる

恥ずかしくなる理由は、時間が経ち、そのときの行動を客観視できたからです。つまり黒歴史を自覚することは、成長の証と言えます。

成長の証とは言え、思い出すたびにつらくなる黒歴史は、何とか処理したいものです。

「考えないようにしよう」は逆効果

黒歴史を何度も思い返すと、いつまでも逃れられません。

心のなかで繰り返し考えると、思考がいつまでも終わらずつながっていきます。その結果、どんどん悪い方へ考えが流され、負の感情で心が満たされるのです。

では逆に、「考えないでおこう」とすればいいのか。これはもっとタチが悪いです。

皮肉過程理論と言いますが、考えないでおこうとすればするほど、人間の脳はそのことを強く認識してしまいます。

消したい黒歴史から立ち直る5つの方法

ではどうしたらよいのか。

黒歴史を思い出してつらくなったときに、立ち直る方法を5つ紹介します。

  1. 信頼できる人に聞いてもらう
  2. 当時、現場にいた人に自分の心境を話す
  3. そのときの様子や今の心境を紙に書く
  4. ブログなどのネタにする
  5. 今の生活をもっと忙しくする

1. 信頼できる人に聞いてもらう

信頼できる親しい人がいるなら、黒歴史を話してみましょう。「信頼できる」が、ポイントです。

信頼できない人に話すと、それを他の人へ広められてダメージが広がる危険性があります。注意してください。

黒歴史を話すのはとても勇気がいる

信頼できる親しい人がいるなら、隠したり内容をはしょったりせず、そのときの状況や心境を詳しく話します。

黒歴史を人に話すのは、とても勇気がいります。話していると、胸が苦しくなるかもしれません。

しかし話をしてみると相手は、「え、それが黒歴史?」と拍子抜けの反応をするでしょう。

他人から見れば些細な出来事

実は、黒歴史を大げさに考えているのは自分だけ。他人が聞いてみたら、なんてことない話がほとんどなのです。

それが社会的に問題ある行動だったとしても、「若いときは、誰でもそうだよね」と共感してくれるはず。

信頼できる人に話すことで、黒歴史を「世間によくある話」へ一般化できます。

「みんな同じようなものなんだな」と思えれば、過去の苦しみが薄らいでいきます。

2. 当時、現場にいた人に自分の心境を話す

もし可能なら当時現場にいた人へ、「今でも苦しんでいる」と話してみても良いと思います。

するとほとんどの人が、その事実のあったことすら覚えていないでしょう。

恥ずかしくてたまらない記憶も、他の人にとっては日常の無数にある出来事のひとつに過ぎません。

みんな自分にしか関心がありません。あなたの行動など、ほとんどの人は覚えていないのです。

3. そのときの様子や今の心境を紙に書く

そのときの様子やつらくなった今の心境を、紙に書くのも効果的です。

パソコンのテキストエディタでも構いません。まとまった文章ではなく、感情のままなぐり書きしてください。

イメージを頭の中だけで考えていると、いつまでも終わりがありません。一方、それを文字にすると、自分の中で区切りが付きます。

「あの出来事は、もう変えられない過去」と認識でき、自分の心から手放せます。

4. ブログなどのネタにする

これは少し、上級者向けかもしれません。ブログをやっているなら、黒歴史をネタにする方法があります。

黒歴史をブログに書けば、「3. そのときの様子や今の心境を紙に書く」の効果があります。

またブログの読者から反応があれば、「黒歴史のおかげでコンテンツを作れた」と前向きな気持ちにもなります。

失敗談にしてしまう

実名を出したり、事細かに詳しく書く必要はありません

「過去の失敗談」としておもしろおかしく書ければ、ネタとして昇華し、黒歴史で苦しくなる頻度は少なくなるはずです。

5. 今の生活をもっと忙しくする

そもそも黒歴史を思い返すのは、あなたに余計な時間があるからです。

今が忙しくなれば、その分だけ「今、考えなければならない問題」が増えるため、黒歴史を思い出す頻度は減ります。

日本の首相は黒歴史で苦しんでいるだろうか

想像してみてください。日本の総理大臣が、「高校の時のやっちまった黒歴史に、今でも苦しめられている」なんてあり得ると思いますか。

毎日、問題が山積みで、黒歴史を思い返す暇などまったくないはず。忙しく時間を過ごせば、黒歴史で苦しめられることはなくなります。

ただしこの方法は、暇になればまた黒歴史を思い出します。根本的な解決にはならないので、1〜4の方法で乗り越えるのがベストです。

まとめ

黒歴史は、誰にでもあります。もちろん、ぼくにもたくさんあります。

そもそもこの記事を書いたのは、今年に入ってモーニングページを始めたら、昔の黒歴史を頻繁に思い出し苦しんだからでした。

そこでこうして記事にすることで、「黒歴史があったから、ひとつ記事が書けてよかった」と思うようにしたわけです。

過去ではなく今へエネルギーを注ぐ

繰り返しになりますが、黒歴史を気にしているのは自分だけです。周りのほとんどの人は、その出来事があったことすら覚えていません。

黒歴史を乗り越えて、今の課題へとエネルギーを注いでいきましょう。

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