大人の世界史の学び直し。勉強の際は、わかりやすく読みやすいものから始めると効率良い

公開日 2021-06-01 最終更新日 2021-06-01

短期間で、効率よく学習できました。

最近、世界史の勉強を始めました。
その理由は高校のとき世界史を取っておらず、大人になって苦労しているからです。
現在の世界情勢は、すべて過去の歴史からつながっています。
そのため世界史の知識がないと、理解がどうしても低くなってしまいます。

といってもぼくに限らず、大人はみんな時間がありません。
であれば少ない時間で、なるべく効率よく学習したいところ。
そこでこの記事では、自分が試した効果的な学習法を書いてみます。

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大人の世界史の学び直し。勉強はわかりやすく読みやすいものから始めると効率良い

実は以前にも、「世界史を一から学ぼう」と思い立ちました。
しかしそのときは、まったく学習が続きませんでした。

そのときにぼくが取った方法は、以下でした。

  • 本屋で、分厚い世界史の参考書を買った
  • 分厚い参考書を、頭からノートを取りながら読んだ

今にしてみれば、「なんと効率の悪いやり方をしたのだろう」と思います。
しかし当時のぼくには、「勉強は分厚い参考書を使うものだ」「きちんとノートを取るものだ」と先入観があったのです。
もちろん予備知識なしに、そんな細かいところから始めても、長続きするはずありません。
ご想像どおりエジプト文明あたりで早々に挫折し、参考書はそのままホコリをかぶりました。

勉強の続かない理由とは

なぜ「分厚い参考書を、ノートを取りながら読む」やり方は、続かなかったのでしょうか。
それは、いつまで経っても大きな流れをつかめないからです。

ひとが学習して「おもしろい」と感じるのは、点と点がつながり理解でき始めたときです。
「なるほど、そういうことか!」と頭の回路がつながるような気持ち良い感覚があってはじめて、「勉強っておもしろい」と思うわけです。
予備知識ないまま頭から細かい部分を始めても、点と点はいつまでもつながりません。
そのため本を読んだりノートを取ったりがただの作業で苦痛になり、最後まで続かず放り投げてしまうのです。

最優先事項はアウトラインの把握

そのときの苦い経験を元に、今回は学習方法を変えました。
「分厚い参考書は続かない。細かいことをやってもおもしろくない」と、まずは歴史の大きな流れ(アウトライン)の把握を最優先にしたのです。

そこで、自分の選んだ方法は以下の4つでした。

  1. アウトラインをつかむのに、Kindle Unlimitedを利用
  2. 漫画を活用する
  3. 教え方の上手い人の本を読む
  4. 興味を持った部分のみ深堀りする

1. アウトラインをつかむのに、Kindle Unlimitedを利用

Kindle Unlimitedは、月額980円でAmazonの特定の電子書籍が読み放題になるサービスです。
ぼくはKindle Unlimitedに登録しているので、そのなかに世界史のわかりやすい本があれば儲けものです。

ちなみに以下の記事で、Kindle Unlimitedの利点について書いています。

調べてみると、大まかな世界史の流れを学べる本がありました。
その名も、『30分でざっくりわかる世界史』。
まさに自分の希望にぴったり。

著者の経歴がまったく書いていないので、どのような背景のひとが書いたかはわかりません。
しかしタイトル通り、中身はスカスカで30分で読むことができ、当然ながら挫折しませんでした。

人間は、何をやるにも成功体験が大切。
まずは一冊目を最後まで読めて、なおかつ大まかなアウトラインをつかめました。
この本を手に取った成果は、十分にありました。

2. 漫画を活用する

次に選んだのは、漫画で読むシリーズです。
漫画で歴史を学ぶには、角川の『世界の歴史(全20巻)』といった王道がありますが、さすがに費用も時間も掛かります。
20巻もあれば、漫画といえどもすべて読めず挫折する可能性もあります。

ぼくは自分の持続力をまったく信用していないので、漫画といえど「簡単で、量の多くないもの」を選択しなくはなりません。
ということで、以下の3冊を読みました。

こちらの3巻で、古代史から現代史まで網羅しています。
ただし3巻に詰め込んでいるため、漫画と言いつつ内容は詰まっていました。
パラパラとすぐに読めるわけでなく、ある程度、読み込まないと頭に入ってきませんでしたね。

勉強をおもしろいと感じはじめた

それでも漫画だったのと、あらかじめ大きな流れを予備知識として持っておいたので、苦痛なく読めました。
この漫画の世界史を読んでいるときに、頭の中の回路がつながる気持ち良い感覚が少しずつ出てきました。
勉強をおもしろいと感じれば、こっちのものです。

3. 教え方の上手い人の本を読む

漫画の世界史を読みながら、並行して池上彰さんの本を読みました。
「そもそも自分は、どうして世界史を勉強しているのか」を再確認し、モチベーション維持しようと思ったわけです。

選んだ本は、池上彰さんの『おとなの教養』3部作。
この本には現代を生きる成人が、ベースとして知っておくべき基本的な事実や考え方が書いてあります。
もちろん池上彰さんの本ですから、文章が読みやすくわかりやすい。
きちんと自分の記憶に定着しているかは謎ですが、すらすらと読めて、世界史学習に対する意欲が高まりました。

4. 興味を持った部分のみ深堀りする

世界史を勉強するうち、パレスチナ問題に興味を持ちました。
イスラエルとパレスチナの争いは、ニュースを通して知ってはいます。
しかし「なぜ彼らは争っているのか」「なぜいつまでも決着しないのか」といった詳しい情勢は、まったく理解できていません。

このパレスチナ問題に興味を持ったので、さらに深堀りしました。
選んだ本は、もちろん平易でわかりやすいものです。
タイトルはずばり、『まんが パレスチナ問題』。

ただこの本は漫画と言っても挿絵が大きく、文章が口語体というだけで、普通の本と変わらず文字中心のものでした。
それでも平易な言葉とイラストでわかりやすく解説してあり、パレスチナ問題の理解が深まりました。

もし分厚い世界史の参考書を選んで頭から精読していたら、戦後から発生しているパレスチナ問題には一生たどり着けなかったでしょう。

挫折せずに短期間でアウトラインをつかめた

こんな感じで以前の反省を踏まえ、ともかくわかりやすく読みやすい本を選びました。
その結果、以下のような効果がありました。

  • 挫折することがない
  • アウトラインをつかめる
  • 自分の興味ある部分を知れる

世界史の専門的な本を苦労して読破するより、漫画や池上彰さんのような噛み砕いた本を大量に読むほうが、速く効果的に学習できます。
分厚い参考書や難解な専門書は、簡単な本を読み土台が十分にできてから読むべき。
以前のぼくはそのことを理解せず、背伸びしてつまずき、挫折していたのです。

まとめ

おそらくぼくだけでなく、「勉強=分厚い参考書」と思い込んでいるひとはいると思います。
多くの大人にとって、学校での勉強とは嫌なものでした。
その感覚が残っていて、「勉強とは、苦労をともなうもの」と先入観ができてしまっているのです。

しかし「勉強の目的とは何か」を考えると、「知識を得ることで自分の視野を広げ、考えを深めること」と思い至ります。
要はその目的を達成すればよいわけで、手段は何を選んでもよい。
だったら漫画やわかりやすい初心者向けの本を大量に読んだほうが、効果的に習得できる可能性は高いわけです。

予備知識のない新しいことを学ぶときは、わかりやすく読みやすい本を集中して読むのが良いと改めて思いました。
これから何か勉強したいと思っている人にとって、この記事が参考になれば幸いです。

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学習は、iPadがあるとかなりはかどります。
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iPad Pro 11インチ(2021)のレビューを、以下に書きました。

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