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iPad Pro 11インチ2018年モデルと2021年モデルとの比較

iPad

iPad Proの2021年モデルを購入しました。

それまで使っていた2018年モデルと比べると、外観はほぼ同じ。エンタメ消費なら性能差も感じません

正直な感想は、「それほど重い作業をしないなら、2018年モデルで十分」です。

この記事では、iPad Pro 11インチの2018年・2021年モデルの比較を紹介します。

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iPad Pro 11インチ2018年モデルと2021年モデルとの比較

2018年モデルと2021年モデルは、外観にほぼ差がない
2018年モデルと2021年モデルは、外観にほぼ差がない(写真は2021年モデル)

早速、2018年と2021年モデルを比べていきます。まずはスペックです。主な違いは以下の通り。

2018年モデル2021年モデル
チップA12X BionicM1
最大ストレージ1TB2TB
アウトカメラ12MP広角カメラ12MP広角カメラ
10MP超広角カメラ
フロントカメラTrueDepthカメラTrueDepthカメラ
(超広角カメラ搭載)
フロントカメラの
センターフレーム機能
なしあり
コネクタUSB-CコネクタThunderbolt / USB 4対応の
USB-Cコネクタ
回線(Cellularモデル)4G5G
メモリ4GB、6GB8GB、16GB
11インチ2018年モデルと2021年モデルの主な違い

性能は全体的に底上げされています。特に大きな違いは、以下3つです。

  • チップがM1に変更
  • メモリがアップ
  • カメラ性能が向上

アウトカメラが進化したが…

2021年モデル(左)と2018年モデル(右)のアウトカメラ
2021年モデル(左)と2018年モデル(右)のアウトカメラ

大きな違いは、2021年モデルに広角カメラが加わったことですね。

ただiPadで、頻繁に写真を撮る人はどれだけいるでしょうか。書類のスキャンなど事務的な用途以外では、それほど使わないように思えます。

そのためアウトカメラの進化は、それほど大きな要素とは思えません。

ポイントはチップの進化

それよりもポイントは、チップとメモリです。

チップが2021年モデルはM1に変更され、メモリも倍以上に増えました。

M1はアップルが独自開発しているチップです。MacBookやMac miniなどパソコンに搭載され、その性能の高さから高評価を得ています。

そのM1がiPadにも搭載されたことで、負荷の高い作業もこなせそうです。

2018年と2021年のベンチマークを比較

次に客観的な数値で、性能差を比較してみます。

ベンチマークソフト『GeekBench 5』でスコア比較した結果は、以下の通りです。

2018年モデル2021年モデル
シングルコア CPU11151717
マルチコア CPU44537284
GPU1118721831
GeekBench 5での計測結果

およそCPUで1.6倍、GPUで2倍の性能差がありました。数字だけ見ると、圧倒的な差です。

イラストや画像編集、動画作成など、iPad Pro11インチで高負荷な作業をするなら、2021年モデルに買い替えてまず損はないでしょう。

しかし11インチで高負荷な作業をするひとは、どれだけいるか疑問です。

11インチの主な使用用途

11インチは、写真編集や動画編集をするには画面が小さいです。作業用ツールとしてiPad Proを購入するなら、12.9インチがおすすめ。

11インチはソファに寝転んで、片手持ちできるサイズ感です。動画やSNSなど、エンタメ消費にちょうどよいのです。

2018年モデルも十分に高性能

ネットを見たり、Kindleを読んだり、動画を見たりと、エンタメ消費に使うなら2018年モデルで十分です。

消費端末として使うなら、2021年モデルに買い替えても驚きはないと思います。

Apple Arcadeなら2021モデルがおすすめ

ただしエンタメといっても、アクションゲームをするなら話は別。GPU性能の高い2021年モデルは処理が速く、ストレスなくゲームができるでしょう。

ちなみにAppleの提供するゲームが遊び放題になるApple Arcadeは、対象製品を購入すると3か月の無料体験ができます。

新しいiPad Proを購入したら、登録してみてください。

以下の記事でApple Arcadeの無料体験について、詳しく解説しています。

>> Apple Arcadeを3か月無料で体験できる【登録と解約を解説】

まとめ

以上、iPad Pro 11インチの2018年と2021年モデルの比較でした。まとめると、以下のような感じです。

  • 主な違いは、チップ・カメラ・メモリ
  • CPU・GPUとも、性能は段違いに2021が上
  • 動画編集などクリエイティブに使うなら2021がおすすめ
  • 動画視聴など、エンタメ消費なら2018で十分
  • アクションゲームをするなら、2021の方がストレスが低い

iPad Proで動画編集や写真編集など負荷の高い作業やアクションゲームをするなら、買い換える価値はかなりあります。

ただし主な用途がエンタメ消費なら、2018年と2021年モデルとでは差を感じないと思います。

使う目的に合ったiPadのモデルを選択してみてください。

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