iPad Pro 11インチ2018年モデルと2021年モデルとの比較。買い替えるべきか、結論は「1年待とう」

公開日 2021-05-23 最終更新日 2021-09-16

11インチ2021年モデルを使って、改めて2018年モデルは完成度高いと思いました。

iPad Proを11インチ2018年モデルから、11インチ2021年モデルへ買い替えました。
2021年モデルを使用した感想は、「2018年モデルと比べ、キビキビ動いて気持ちよい」。
自分は、買い替えてよかったです。

ただより客観的な視点に立つと、「11インチ2018年モデルから11インチ2021年モデルへの買い替えは、1年待ったほうが良い」と考えます。
この記事では、その理由を書いてみます。

SPONSORED

iPad Pro 11インチ2018年モデルと2021年モデルとの比較。買い替えるべきか、結論は「1年待とう」

2021年5月21日に、新しいiPad Proが発売されました。
サイズはそれまで同様、11インチと12.9インチの2種。
この2つは、サイズ以外にも大きな違いがあります。
それは、使われているディスプレイです。

11インチのディスプレイには、従来のLiquid Retina ディスプレイが使われています。
一方12.9インチは、ミニLEDを1万個敷き詰めたLiquid Retina XDRディスプレイ。
Liquid Retina XDRディスプレイは、黒がより黒く、締まって表現されています。
最大輝度もアップするなど、旧モデルに比べコントラストがより鮮やかです。

11インチ2018年モデルから買い替えるべきか

もし12.9インチが自分の用途に合っているなら、新ディスプレイ搭載は歓迎すべき出来事です。
ただiPad Pro使用者の中には、「12.9インチは大きすぎる」と敬遠する人もいます。
そんな人にとって「11インチ2018年モデルから、11インチ2021年モデルへ買い替えるべきか」は、とても悩ましい問題。

11インチの2018年と2021年モデルとでは、外観はほぼ変わりません。
ディスプレイの品質も同じ。
となると買い替えたとしても、目新しさはあるのでしょうか。

iPad Pro11インチ2018年と2021年モデルの違い

実際にスペック面はどうなのか。
11インチ2018年モデルと2021年モデルの主な違いは、以下の通りです。

2021年モデル2018年モデル
チップM1A12X Bionic
最大ストレージ2TB1TB
アウトカメラ12MP広角カメラと10MP超広角カメラ12MP広角カメラ
フロントカメラTrueDepthカメラ(超広角カメラ搭載)TrueDepthカメラ
フロントカメラのセンターフレーム機能ありなし
コネクタThunderbolt / USB 4対応のUSB-CコネクタUSB-Cコネクタ
回線(Cellularモデル)5G4G
メモリ8GB、16GB4GB、6GB
11インチ2018年モデルと2021年モデルの主な違い

特に大きな違いは、以下の三つです。

  • チップが、A12X BionicからM1に変更
  • メモリがアップ
  • カメラ性能が向上

ポイントはチップとメモリ

2021年モデル(左)と2018年モデル(右)のアウトカメラ

偏見かもしれませんが、大きく機動力の低いiPadで頻繁に写真を撮る人は少ないでしょう。
そのためアウトカメラの性能は、あまり大きな問題ではありません。
ポイントは、チップとメモリ。
つまり11インチの2018年モデルと2021年モデルとでは、どれだけコンピューターそのものの性能がアップしているかが購入の決め手なのです。

2018年と2021年のベンチマークを比較

数値で、性能差を比較してみます。
ベンチマークソフト『GeekBench 5』で性能比較した結果は、以下の通り。

2021年モデル2018年モデル
シングルコア CPU17171115
マルチコア CPU72844453
GPU2183111187

CPUの結果。
左が2021年モデル、右が2018年モデル。

GPUの結果。
左が2021年モデル、右が2018年モデル。

およそCPUで1.6倍、GPUで2倍の性能差がありました。
数字だけ見ると、圧倒的な差です。
もしiPad Pro11インチで高負荷な作業をするなら、2021年モデルに買い替えて損はないでしょう。

しかし11インチで高負荷な作業をするひとは、どれだけいるでしょうか。

11インチの主な使用用途とは

11インチは、写真編集や動画編集をするには画面が小さすぎます。
作業用ツールとしてiPad Proを購入する多く人は、作業効率の高い12.9インチを選ぶでしょう。

では、11インチはどんな用途に適しているか。
それはKindleで本を読んだり、YouTubeを見たり、ブラウザでネットしたりと、エンタメ消費端末としての使い方です。

11インチはエンタメ消費端末

ぼくはまさに、iPad Pro 11インチをほぼエンタメ消費だけに使用しています。
夜になるとソファやベッドに寝転び、iPad ProでKindleや動画を見ています。
11インチはサイズも重量も、エンタメ消費端末にちょうどよいです。

寝ながら使うには、12.9インチは大きすぎて重すぎます。
いくら高性能ディスプレイであっても、日常生活の使用用途に合わなければ宝の持ち腐れです。

Liquid Retina XDRディスプレイ搭載の11インチを待とう

iPad Proをエンタメ消費として使う限り、性能差はそれほど問題ではありません。
2021年モデルの11インチは、使ってみると確かに一つ一つの動作がよりキビキビしています。
2018年モデルに比べ、スピーカーも良くなりました。
それでも10万円前後の金額を払い、2018年モデルから買い替えるほどのバリューは感じないのです。

2018年モデルで、十分にiPad Proは高性能

Kindleを読んだり動画を見たりといった負荷の低い使い方なら、2018年モデルはすでに十分な性能を備えています。
2021年モデルに買い替えたとしても、それほどの驚きはないでしょう。
であれば、新ディスプレイを搭載していない11インチモデルは、正直言って買い替え時でないと考えます。

おそらく今回は、生産の都合で11インチへのミニLED搭載が見送られたと思われます。
一年後の2022年春には生産体制が整い、ミニLED搭載の11インチが登場しそうです。
11インチ2018年モデルを持っている人は、それまで待ったほうがコスト的によいように思えます。

まとめ

同じiPad Proでありながら、11インチと12.9インチではディスプレイに差がついています。
その結果、2018年モデルの11インチを持つ人には、買い替えの判断が悩ましいです。

結論を言えば、あくまでiPad Proをエンタメ消費中心に使うなら、2018年モデル11インチでも十分に高性能。
12.9インチディスプレイのミニLEDが11インチへ搭載されるまで、買い替えを待っても問題ないかと思います。

11インチ2021年モデルの実際の挙動をアップルストアで確かめ、判断してみてください。

iPad Proのサイズをどちらにするか

iPad Proのサイズは、12.9インチと11インチ。
サイズだけに注目するなら、どちらを選ぶべきか。
iPad Proのサイズの選び方を、以下の記事に書きました。

SPONSORED