リモートワークでコンデンサーマイクを導入すると、ZOOMのウェブ会議の質が良くなる

公開日 2021-05-27 最終更新日 2021-05-28

1万円以内の投資で、かなり環境がよくなります。

ZOOMを使った、遠隔でのミーティングや取材の機会が増えてきました。
遠隔のやり取りで気をつけるポイントは、いかにお互いのストレスを少なくするか。
ビデオ通話でストレスのたまる原因は、主に以下の三つです。

  • 映像の品質が良くない
  • 通話の品質が良くない
  • 通話に遅延がある

単純な話、会話がよりリアルに近くなれば、ストレスは低減します。
逆にリアルから遠ざかれば、ストレスが増えます。

今回、ビデオ通話の「通話品質」をアップさせるため、コンデンサーマイクを購入しました。
この記事ではマイクの種類や、購入したマイクでどのくらい音質が変わるかを紹介します。
結論から書くと、やはりマイクにはある程度、投資したほうが良いと思いました。

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リモートワークでコンデンサーマイクを導入すると、ZOOMのウェブ会議の質が良くなる

マイクと一口に言っても、いろいろな種類があります。
その性能から、大きく指向性と無指向性(全指向性)の2種類に分けられます。

マイクには指向性と無指向性(全指向性)がある

指向性は、すべての方向から音を拾います。
例えば複数人が参加するリアルなミーティングでは、さまざまな角度から参加者が発言します。
その際には、無指向性のレコーダーを中央に置けば良い結果が得られます。

対して指向性は、ひとつの角度から音を拾いやすいです。
講演などの場合、話している人へ向けて指向性のマイクを設置すれば、クリアな音声を得られます。

WEBミーティングは、パソコンやタブレットの前で一人のスピーカー(自分)が話します。
そのため指向性と無指向性であれば、指向性マイクを選ぶべき。
よりクリアで聞き取りやすい通話音質を作れます。

ウェブミーティングでよく使われるマイクの種類

パソコンを使った遠隔ミーティングでよく使われるマイクは、以下の3種類です。
皆さんもこれらのうち、いずれかを使用しているのではないでしょうか。

  1. パソコン内蔵マイク
  2. マイク付きイヤホン
  3. コンデンサーマイク

それぞれに一長一短があります。
ひとつずつ解説します。

1. パソコン内蔵マイク

ほとんどのパソコンには、声を拾うためのマイクが内蔵されています。
パソコン内蔵マイクは、一般的には無指向性のものが組み込まれています。

説明したように、無指向性のマイクは周辺の音をすべて拾います。
静かな部屋なら良いですが、雑音の多い場所ではノイズを多く拾うことに。
マイクを用意することなく手軽なのが利点なので、多くの人が使っているとは思いますが、ウェブ会議では避けたほうがよいでしょう。
特にカフェや屋外など、環境音のする場所はおすすめできません。

2. マイク付きイヤホン

音楽を聴くためのイヤホンは、マイク機能の付いているものが多いです。
最近では、AppleのAirPodsやソニーのWH-1000XM4、WF-1000XM3などが人気です。
イヤホンはスマホと組み合わせて使うことが多いため、そのまま通話もできるようマイクがついているわけです。

通話用のマイクのため、品質も良いものが多いです。
AirPodsやWF-1000XM3はケースが小さいので、外出先でも手軽に使える利点があります。
ただ欠点として、ワイヤレスは使っているときにバッテリー切れの心配があります。
またWEB会議の場合、耳につけているイヤホンが相手にとって多少気になる(気が散る)のもありますね。

3. コンデンサーマイク

コンデンサーマイクは、指向性マイクです。
レコーディングなど、スタジオでの録音に用いられています。
ポッドキャストやYouTubeで実況などしているひとは、コンデンサーマイクを使っている人が多いです。

指向性なので、雑音が入りにくく音質がクリア。
電源接続して使うため、バッテリー切れの心配はありません。
振動と湿気に弱いため、屋外での使用はおすすめできません。

コンデンサーマイクのFIFINE K678を購入

今回ぼくは、よりリアルな雰囲気に近づけようと思い、コンデンサーマイクを購入しました。
といってもいざマイクを探し出すと、かなり種類があって悩みました。
そのなかで、FIFINE K678 USBマイク コンデンサーマイクを購入。
購入のポイントは、以下でした。

  • 一万円以下と安価
  • 金属製で製品自体の質感が良い
  • 入力・出力の調整、ミュートなど、最低限の機能がある
  • イヤホン端子から、自分の音質をチェックできる

写真とともに紹介

ではここから、FIFINE K678を写真とともに紹介します。
FIFINE K678には、専用のスタンドが付いています。
材質はマイクの外観と同じ金属製です。

FIFINE K678

スタンドを含めた重量は、711グラム。
かなり安定感があります。

FIFINE K678

パソコンとの接続は、USBで行います。
2メートルのコードが付属しており、「パソコンにコードが届かない」といった自体は発生しないでしょう。

FIFINE K678

パソコンとUSB接続すれば、何もせずともマイクが認識されます。
ZOOMで使用するには、アプリ起動後に設定の「オーディオ」を開きます。
MicrophoneでFIFINE K678を選べば完了です。

ZOOM

緑のランプが点灯すれば、マイクが起動している合図です。
正面のミュートボタンを押すと赤に変わります。
もう一度押せば、通話状態に戻ります。
赤色が点灯しているときは、こちらの声は拾わず無音になります。

マイク背面に出力音と入力音の調節ダイヤルがあるため、簡単に音量調整が可能です。

FIFINE K678

イヤホン端子にイヤホンをつなげば、使用前に自分の声を確認できます。
USBとイヤホンの差込口は、マイクの底にあります。

FIFINE K678

3種類のマイク音声の聴き比べ

実際に、コンデンサーマイクの音質はどのくらい良いのでしょうか。
以下、3種類の音声を比較してみました。

  • パソコン内蔵マイク
  • WH-1000XM4(マイク付きヘッドホン)
  • FIFINE K678(コンデンサーマイク)

以下から、テストした音声を聞けます。
パソコンの内蔵マイク、WH-1000XM4、FIFINE K678の順番で、テストした音声が続けて流れます。

最も自然な音声は、コンデンサーマイク

このテストは、エアコンだけが起動している静かな部屋で行いました。
聞いてみると、思ったよりパソコン内蔵マイクがキレイでした。
環境が良かったことと、使っているパソコン(MacBook Pro16インチ)のマイク性能が優れていたからでしょう。
声の反響音も拾っていますが、静かな場所では十分にマイクとして使えそうです。

一方、WH-1000XM4は、あまり品質がよくありません。
声が少し途切れるような印象で、いかにもデジタル機器を介している音ですね。
この音声を聞いて会話をすると、相手はストレスを感じるでしょう。

WH-1000XM4の通話品質については、以下の記事に詳しく書きました。

三つの中で最も自然な声に聞こえるのは、やはりコンデンサーマイクでした。
反響音はなく、ノイズもほぼ聞こえません。
臨場感もあります。
こうして3種類のマイクを続けて聞いてみると、違いが明確にわかります。

まとめ

YouTubeを見ていて、音質の悪い動画をスキップした経験はないですか。
ぼくたちは自分たちが認識している以上に、声の質を重視しています。
もちろんそれは、WEBミーティングでも同じ。
声質がより自然になれば、聞き手の満足度はアップします。

自分の印象をアップさせるためにも、良いミーティングを行うためにも、マイクには投資したほうが良いと思います。
一万円以下のマイクで十分良い結果が得られたので、費用対効果は高いはずです。

良い記事にするためのインタビューのコツ

ZOOMを使って取材する機会が増えてきました。
ウェブカメラでもリアルな現場でも、インタビューのやり方は基本的に同じです。
インタビューのコツを以下の記事にまとめました。

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