Macを使っていると、自動スリープさせたくないときがあります。
例えば大きなデータのダウンロードは、ディスプレイがオフでもそのまま止まらずに続いて欲しいです。
この記事では、Macを自動スリープさせない方法とスリープのメリットを解説します。
Macを自動スリープさせない方法
では早速、Macを自動スリープさせない方法を解説します。
電源ケーブルを繋げている状態とバッテリー稼働とで、やり方が異なります。
1. 電源ケーブルを繋げている場合
Macを電源ケーブルに繋いでいるときは、以下の手順で行います。
- システム環境設定の「ディスプレイ」をクリック
- 「ディスプレイ」一番下の、「詳細設定」をクリック
- 「バッテリーと電力」の「電源アダプタ接続時にディスプレイがオフになっても自動でスリープさせない」をオンに
2. バッテリー駆動の場合
MacBook ProやMacBook Airでのバッテリー駆動は、以下の手順になります。
- システム環境設定の「ロック画面」をクリック
- 「バッテリー駆動時に使用していない場合はディスプレイをオフにする」を「しない」にする
バッテリー駆動でスリープさせたくない際は、ディスプレイをオンのままにします。ただしこの設定ではセキュリティが無防備になるので、Macのそばから離れないようにしてください。
スリープの3つのメリット
何か目的があり自動スリープをオフにしたら、その後は再び自動スリープにしておくのをおすすめします。
なぜなら、Macのスリープには以下3つのメリットがあるからです。
- 節電できる
- シャットダウン時より復帰が速い
- セキュリティー的に良い
1. 節電できる
Macがスリープすると、ディスプレイだけでなく一部アプリの起動も止まるため節電できます。
特にバッテリー駆動の場合は、節約のためディスプレオフの設定に戻しておいた方が良いです。
2. シャットダウン時より復帰が速い
Macは消耗品なので、使い続けると製品の寿命が縮みます。スリープやシャットダウンは、なによりMacを休ませるために必要な機能です。
ただしシャットダウンは再度システムを立ち上げるため、復帰まで時間がかかります。電源を切り通電させる動作は、Macの故障にも繋がりやすいです。
スリープを選択するとシャットダウンに比べ復帰がはやく、ストレスなくMacを運用できます。
3. セキュリティー的に良い
自動スリープさせない設定にすると、離席した際、セキュリティー的によろしくないです。
普段は自動スリープに設定し、なおかつ復帰時にパスワード入力を必要にしておけば、複数人いる室内でも安心して離席できます。
スリープ復帰時にパスワードを要求する方法
ちなみにスリープ復帰時にパスワードを必要とする設定は、以下の手順でできます。
- 「システム環境設定 > ロック画面」と進み
- 「スクリーンセーバの開始後またはディスプレイがオフになったあとにパスワードを要求」を、「しない」以外に設定
Macの初期設定では、スリープ復帰時にパスワードが必要な状態になっています。通常はこの設定のままにしておくのをお勧めします。
まとめ
以上、Macを自動スリープさせない方法の解説でした。
Macを使っていると、自動スリープさせたくないときがたまにあります。自動スリープさせない方法を覚えておくと、なにかと便利です。
ただしMacのスリープには利点があるので、目的が終わったら自動スリープに戻しておきましょう。