毎日のコーヒーは、少しでも美味しく飲みたいですね。
オランダの有名コーヒーショップ『Coffee Collective』のバリスタが、コーヒーの淹れ方を公式サイトで紹介しています。
実際に自分でもこのやり方で淹れたところ、とても美味しいコーヒーを作れました。
この記事では、『Coffee Collective』の方法を参考に、美味しいドリップコーヒーの淹れ方をご紹介します。
【コーヒーの淹れ方】 自宅でできる美味しい北欧流を紹介

まずは器具の紹介です。必要なものは、以下7つとなっています。
- コーヒーミル
- ケトル
- コーヒーサーバー
- ウェーブドリッパー
- コーヒーフィルター
- スケール
- タイマー
1. コーヒーミル
豆からコーヒーを淹れる場合、コーヒーミルが必要です。
コーヒーミルには電動と手動のものがあります。
電動は楽に均一に挽けるのがメリット。お値段は高めですが、できれば電動のミルを購入するほうがよいです。
毎日使うものなので、品質と豆を挽く楽さで元は十分に取れます。
ミルの選び方は、別に記事を書いています。
>> 【コーヒーミル選び方】トータルでカリタのナイスカットがおすすめ
2. ケトル
注ぎ口の細いケトルは、ぜひ手に入れてほしいです。お湯を少しずつフィルターに注ぐことで、じっくり抽出できます。
3. コーヒーサーバー
ドリッパーから抽出されるコーヒーを、サーバーで受け止めます。
コーヒーは、2杯分(250ml)くらいが美味しく作れる分量です。小さなマグカップだと、零れそうになります。
サーバーを使ったほうが、安心です。
4. ウェーブドリッパー
北欧へ行った際、ほとんどのバリスタがカリタのウェーブドリッパーを使っているのに気づきました。
カリタのウェーブドリッパーには溝がなく、底面は平らなのが特徴。抽出されたコーヒーが底面で均一に合わさり、濃度が偏らずサーバーへ落ちていきます。
5. コーヒーフィルター
ウェーブドリッパーを使うなら、フィルターには同じカリタのウェーブシリーズを。
6. 豆を計量するスケール
豆やお湯を計量するスケールです。
「スプーン1杯」など大雑把にせず、きっちりと測ります。豆は軽いので、最小の単位は0.1グラムのものにしましょう。
7. タイマー
コーヒーの蒸らしと抽出するときに使います。スマホのタイマーで問題なし。もしくはキッチン用のタイマーを置いておくと便利です。
淹れ方
ではここから、コーヒーの淹れ方を解説します。手順は、以下の4工程です。
- 豆を入れずにフィルターへお湯を入れる
- 16グラムの豆を入れる
- お湯を30グラム入れて、30秒間蒸らす
- お湯をトータル250グラム入れて、じっくりと抽出する
1. 豆を入れずにフィルターへお湯を入れる

お湯を沸かしたら、豆を入れない状態でフィルターへ注ぎます。これは、フィルター臭さをなくすのと、ドリッパーとサーバーを温めるためです。
サーバーに溜まったお湯は、捨ててください。
2. 16グラムの豆を入れる
コーヒー豆を16グラム計量し、コーヒーミルで挽きます。あらかじめ挽いたものを使う場合も、量は変わらず16グラムです。

3. お湯を30グラム入れて、30秒間蒸らす
ここでスケールを0にリセットして、お湯を30グラム注ぎます。外側から内側へと、ゆっくりお湯を回し入れてください。
お湯が30グラム入ったら、タイマーをスタートして30秒間蒸らします。

4. お湯をトータル250グラム入れて、じっくりと抽出する
30秒後に、さらに220グラムのお湯を投入します。トータルのお湯の量は、最初に入れた30グラムと合わせ250グラムです。

じっくり抽出するため、外側と内側へまんべんなくゆっくりとお湯を注ぎます。タイマースタートから1分45秒までの間に、お湯を注ぎ切って抽出させます。
これで完成です。

自宅で本格的なコーヒーが完成

250グラムだと、標準的なコーヒーカップで2杯分。マグカップで大盛り1杯分です。
器具を揃えれば、やり方自体はそれほど難しくないですね。ぜひこの北欧流のやり方で、コーヒーを淹れてみてください。
とてもおいしく作れますよ。