SNSをやっていると、タイムラインで情報を見たり写真を撮ってその場で投稿したりと、スマホの利用頻度がアップします。
そのためか気づくと、何をするわけでもなくスマホを見ている、そんなことが増えていませんか。ぼく自身、以前はそうでした。
その状況を不健康に思い、「SNSをやめたい」と思い始めたのが2017年のこと。そこから時間をかけてすべてのSNSをやめ、生活がかなり変わりました。
この記事では、SNSをやめることで変わった変化を紹介します。
スマホを触らなくなった
SNSをやめて最初に起きた変化は、スマホを手に取る回数が減ったことです。
それまでのぼくは無意識のうちにスマホを手に取り、自動的にツイッター(現X)を開いていました。
画面上のアイコンを見ると、もはや「開こう」と思うことなくタップしていましたね。まさに中毒状態です。
SNSには新しい情報があり、投稿すれば「いいね」という反応も返ってきます。
それが報酬になり、何度も確認せずにいられませんでした。
SNSをやめれば、そういった即時的な報酬がなくなります。スマホを手に取っても、やることがすぐに無くなります。
すると自然に、スマホは用事があるときだけ見るように。頻繁に画面を確認する理由が消えたので、スマホを見たい欲求が減ったのです。
歩くとき、画面ではなく街を見るようになった
スマホを見る時間が減ると、歩きスマホをあまりしなくなりました。
以前のぼくは、よく歩きスマホをしていました。地図を見ているわけでも、緊急の連絡をしているわけでもない。SNSの通知が気になって、常にタイムラインを確認してしまうのです。
歩きスマホの頻度が低くなると、街の景色がよく目に入るようになりました。
「ここの看板が変わっている」
「空き店舗に新しいお店が入った」
「季節によって、光が違う」
そんな変化に、気づくようになったのです。
それまで小さな画面に集中していた意識が、「今いる場所」に戻ってきたという感覚です。
食事中、ちゃんと味わっていることに気づく
食事中にスマホを見る癖も、いつの間にか消えていました。
以前は、片手で箸、片手でスマホ。もはや画面を見るのが癖になっていて、食事中もやめられませんでした。
SNSをやめてからは、スマホは閉じたままです。料理の見た目や香り、味に意識が向くようになりました。
iPhoneをはじめスマホには、通知を一時的に遮断する集中モードがあります。それらで通知を管理しても、SNSへ投稿をしていれば意識の一部は引き戻されてしまいます。
刺激の源がなくなったことで、今やっていることに集中できるようになりました。
会話の記憶が、以前よりはっきり残るようになった
人と話しているときにも、明確な変化がありました。
以前は会話中にも「ちょっと調べものをするふり」をして、SNSの通知を確認していたことがあります。
当然ながらそのときは、相手の話を聞きながら意識のどこかは画面の中にある状態です。
SNSをやめてからは、会話中にスマホを見ることはゼロになりました。SNSの通知のように「確認したい欲求」が湧いてこないので、スマホはポケットやバッグにしまったままです。
するとその日の会話や相手の表情が、以前より鮮明に思い出せるようになりました。
時間を奪われなくなった
SNSをやめたことで、奪われていた時間が自分の元に戻ってきました。
それまでは5分、10分の空き時間には、ダラダラとSNSへ吸い取られていました。それがすっぽりなくなったので、その分の時間が増えたような感覚です。
その結果、自分の内面と対話する機会が増えました。
「自分は何をやりたいんだろう」「どういうふうに時間を使いたいんだろう」と考えることが増え、より意識的に時間も使えるようになりました。
「SNSをやめた」という本を出版
こういった自分の体験をもとに、『SNSをやめてよかった』という本をAmazonのKindleで出版しました。
この記事では「SNSをやめてよかったこと」だけを書きましたが、本の中では以下についても順を追って整理しています。
- なぜSNSがやめにくいのか
- いきなりやめなくてもいい理由
- 段階的に距離を取る方法
「やめたい気持ちはあるけど、やめ方がわからない」そんな人のために書いた一冊です。
「SNSに疲れている」「人と比較されたくない」「自分のやりたいことを見つけたい」そんなふうに感じている人は、手に取ってみてください。

