Notionが話題になっているのを見て、気になっている人は多いと思います。
Notionは、簡単に言えばノートアプリです。特徴は、レイアウトを自由に変更できる点にあります。
この記事では、ぼくのNotionの使い方を紹介します。活用の参考にしてみてください。
Notionをこんな風に使っています【便利な使い方・活用法】
では早速、Notionの活用例を紹介します。Notionで作成している項目は、以下の10個です。
1. inbox
Notionにノートを保存するときは、とりあえず「inbox」と名付けた場所に入れています。
保存のたびページを指定するよりも、「とりあえず保存する場所」を作っておいた方が楽です。
スマホからでもパソコンからでも、新規作成したノートはどんどん「inbox」へ一旦入れておく。そして1日に1回は各ノートへ振り分けて、「index」を空っぽにする。
このフローを習慣にすればNotionがカオス化せず、きちんと整理できます。
2. todo
次はtodoです。文字通り、その週の「todoリスト」をNotionで作成しています。
todoリストを作成するのは、月曜午前です。1週間のタスクをすべて書き出し、それを曜日ごとへ振り分けています。
このリストを書くようになってから、タスクの完了度がアップしました。
またtodoリストを書き出すことで、「やること・やりたいこと」の両方が明確にもなります。
このページの作り方は、スワンさんの動画を見て丸パクリしました。概要欄に、テンプレートのリンクが用意されています。
3. ログ
毎日の行動のログ(記録)も、Notionに書いています。内容はその日に完了した作業や1日の運動量、読んでいる本などです。
ログをつけるようにすると、生産性や読書量がアップします。
記録をつけることで、「生産性の高い時間の使い方をしよう」と意識が働くのだと思います。
「Notionで何をやればいいかわからない」と迷ったときは、ログから始めてみるとすんなりスタートできておすすめです。
4. ピンときたテキスト
本やメルマガなどで良いと思った箇所を、Notionへコピペしています。それをジャンルごとに分け、時間のあるときに読み返しています。
こういったデータベース的な使い方が、Notionは向いています。
5. よかったお金の使いみち
「お金は貯めるより、使い方が難しい」とは、よく聞く話です。
そこで月の終わりに「良いお金の使い方ができたか」を振り返り、最も良かったと思える使い方を記録しています。
これも記録することで、「お金を効果的に使おう」と意識が向きます。
6. やりたいことリスト
「やりたいことリスト」もNotionに書いています。「やることリスト」ではなく、「やりたいことリスト」です。
todoリストを作成するときはこの「やりたいことリスト」を見返して、その週に何かできることはないか確認しています。
月曜の朝からtodo(やらなければならないこと)を考えていると、脳みそが萎んできます。「やりたいこと」にも目を向けることで、モチベーションが高まります。
こちらも、先ほど紹介したスワンさんの動画を参考にしました。
7. 観た映画・読んだ本
観た映画と読んだ本とを記載し、データベース化しています。
印象の薄かった場合、すぐに内容を忘れてしまいます。スコアや簡単な内容を記録すれば、記憶の定着が良くなります。
この記録を付けるようになってから、鑑賞する映画の本数と読む本の量が急増しました。やはり記録を取るだけで、行動が促進されます。
8. やって楽しいことリスト
「やることリスト」でも、「やりたいことリスト」でもなく、「やって楽しいことリスト」です。
気分が乗らないときでも、想像するだけで楽しくなることを書いています。
「これをやると必ず楽しい気持ちになること」をリスト化しておくと、嫌なことがあってもそのリストを見れば切り替えられます。
いわゆる「自分で自分の機嫌を取る」というやつです。
Notionに書いておいて、気持ちが沈んだときに読み返しましょう。
9. 尊厳の輪
尊厳の輪とは、書籍『Think Clearly』で紹介されている言葉です。
誰しも「ここから先は譲れない」といった、信念の境界線があると思います。例えば「顧客に嘘はつきたくない」とか、「子どもとの約束は必ず守る」とか。
その境界線(尊厳の輪)を明確にしてノートに記しておくと、複数の選択肢が目の前に現れたとき迷わなくて良いです。
10. ネタ帳
Notionは、ブログのネタ帳にも使っています。
何かを思いついたら、ともかくNotionの「inbox」へ入れておきます。そこから「これはブログに使えそうだ」と思えたものを、ブログのネタ帳のページへ移動させます。
ネタのページは一行だけのボードビューにしておき、「これとこれを組み合わせられないかな」とリストを見ながら内容を詰めていきます。
ボードビューを付箋がわりに
Notionの利点の一つは、リストビューやボードビューなど表示を変えられる点です。
特にボードビューはホワイトボードに貼った付箋のような感覚で、発想を広げたりまとめたりするのに便利です。
ブログのネタ帳としての使い方は、平岡雄太さんの動画を参考にしました。
まとめ
以上、ぼくがNotionに作成している10個のページを紹介しました。
Notionは表を簡単に作成できたりカラムを増やせたりと、レイアウトを変えられるのが良いです。
多機能で取っつきにくい面もありますが、まずは「ログ」や「読んだ本のデータベース」などから始めてみてはいかがでしょうか。
ちなみに同じノートアプリで比較されるEvernoteとは、アプリの性格が異なっていると思っています。
EvernoteとNotionの違いは、以下の記事にまとめています。合わせて参考にしてみてください。
>> EvernoteからNotionへは移行しない【両者は特徴が異なる】
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