Macユーザの御用達メモアプリは、Appleの純正メモですね。
デザインがシンプルで、動作が軽い。
iCloudで紐付ければ、Apple製品で同期が可能です。
そんなAppleメモのMac版の便利な機能に、「クイックメモ」があります。
その名の通り、思いついたらすぐにメモれるのが特徴です。
この記事では、Macのクイックメモの使い方を解説します。
Macクイックメモの使い方を解説【素早くメモれてよい感じ】
クイックメモを起動する方法は、以下の3種類です。
- ホットコーナーにポインタを持っていく
- ショートカットキー「fn+Q」
- テキスト選択後に右クリック
順に解説していきます。
1. ホットコーナーにポインタを持っていく
ホットコーナーとは、画面の4隅のこと。
指定したホットコーナーへポインタを持っていくと、クイックメモが少し現れます。

それをクリックすれば、クイックメモが起動します。

クイックメモを出現させるホットコーナーは、デフォルトで右下隅です。
変更するには、「システム環境設定 > デスクトップとスクリーンセーバ > スクリーンセーバ」と進み、右下の「ホットコーナー」をクリックします。

ホットコーナーの設定画面がポップアップされるので、好きな場所にクイックメモを設定します。

クイックメモを使いたくないなら
ホットコーナーの割り当てをやめると、クイックメモは出現しません。
使わないひとは誤作動防止のために、割り当てないほうが良いですね。
2. ショートカットキー「fn+Q」
クイックメモは、ショートカットもあります。
「fn+Q」でクイックメモが起動。
マウスやトラックパッドを使わずとも、起動できて便利です。
3. テキスト選択後に右クリック
ブラウザ上でテキストを選択した状態で、クイックメモを起動できます。
保存したいテキストを選択し右クリックすると、その中に「新規クイックメモ」があります。

「新規クイックメモ」をクリックすると、選択したページを引用し、さらにリンクの付いた状態でクイックメモが起動します。
かなり便利です。

作ったメモは、「クイックメモ」フォルダに保存される
クイックメモを一つでも作ると、メモのフォルダに「クイックメモ」が自動で作られます。

その後はクイックメモを作成するたび、この「クイックメモ」フォルダへ保存されます。
クイックメモを、最後のメモの続きにするか新規にするか設定で選べる
新しく作ったクイックメモをどのように扱うかは、以下の2つから選べます。
- 起動のたび新しいメモを作成
- 最後に作成したメモの続きにする
デフォルトでは「最後に作成したメモの続き」になっているので、起動のたび新規メモにしたいひとは、設定を変えておきましょう。
やり方はメモの環境設定を開き、「最後のクイックメモを再開」のチェックを外します。

メモ以外も保存可能
クイックメモは、画像も貼り付けられます。
やり方は保存したい画像を、クイックメモのパッドへドラッグするだけ。
色々なデータを試したところ、PDFはクイックメモに入れられませんでした。
Pagesのデータは可能でしたね。
そんな感じで執筆時点では、データの種類によって保存できるものとできないものがありました。
今後のアップデートで、クイックメモに入れられる形式は増えていくでしょう。
こんなときにクイックメモは便利
クイックメモは特定のアプリを選択時に起動すると、開きっぱなしで便利です。
例えば、Safari起動時にクイックメモを開くと、Safariの上に表示されます。
別アプリを使い始めるとクイックメモは消え、Safariに戻るとまた表示されるのです。
クイックメモはレイヤーの一番上に浮いている状態になっており、位置を自由に移動できます。
特にブラウザで情報収集したいとき、クイックメモは機能しそうです。
まとめ
以上、クイックメモの解説でした。
Appleのメモはシンプルながら、フォルダ分けやタグの作成、クイックメモなど、地味ながら徐々に進化しています。
これからも細かい部分を丁寧にアップデートしてもらいたいですね。