それまで使わなくなったデジタル機器は、メルカリで売るようにしていました。
しかしメルカリはどうも面倒に感じ、結局、買取業者へ査定を頼むことに。結果的に価格が変わらないので、今後はメルカリを使わないことにしました。
この記事では、メルカリを面倒に思う理由を紹介します。
【メルカリ疲れてやめた】高く売れずコメントの対応が面倒
メルカリの良い点は、スマホアプリの使いやすさです。
スマホで撮影して説明文を書けば、すぐにでも出品が可能。商品が売れたらそのままスマホで取引が完結します。
何しろスマホアプリの使いやすさが、メルカリのヒットの理由だと思います。
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メルカリの2つのデメリット
ただメルカリを使ううち、「あんまりメリットを感じないな…」と思う点が出てきました。
それは以下2つです。ひとつずつ解説します。
1. それほど高く売れない
メルカリの出品は、自由に価格設定できます。しかし売れたとき、すべて利益になるわけではありません。
手数料として10%をメルカリが取ります。さらに送料込みにした場合、送料負担があります。
例えばiPhoneを10万円で売ったとしても、手数料と送料を引けば、実際に手元に入るのは8万9千円くらいです。
手数料と送料がかかる
先日、iPhone 12 Pro Maxを出品したところ、10万5千円まで値下げしても買い手が付きませんでした。
それより下げれば売れるのでしょうが、1割はメルカリに手数料を引かれ、さらに送料を支払うと手元に残るのは9万4千円ほどです。
買取業者と変わらない
一方、同じ製品を買取業者で調べたところ、買取価格が9万3千円でした。メルカリとほぼ変わりません。
メルカリは高く売れる印象がありますが、iPhoneなど需要の高いものだと買取業者と変わらないのです。
2. コメントの対応が面倒
またメルカリは、買取業者と違って面倒な点があります。
買取業者は梱包して送るだけで終わりですが、メルカリはそうはいきません。写真を撮って説明文を書くなど、出品の準備が必要です。
出品後には、次々にコメントが来ます。それらへ回答もしなくてはなりません。このコメントの対応が、非常に面倒なのです。
どんどん値引き交渉が来る
ぼくは値引き交渉で時間を取られたくないので、説明文に「値引き交渉には応じておりません」と注意書きしていました。
にも関わらず、どんどん値引き交渉のコメントが来ます。
それらにいちいち、「値引き交渉には応じておりません」とコメントするわけです。結局は時間を取られます。
「本当に傷がないのか?」の質問に萎える
また値引き交渉だけでなく、中には精神的に萎えるコメントがあります。例えば「傷はないか?」としつこく聞いてくる人。
メルカリは出品者に評価がつくので、嘘をつくことにメリットがありません。傷があればその状態を撮影し、説明文へ正直に書いています。
それでも「この写真に傷らしきものがあるが、本当に傷ではないのか」と疑いのコメントが来るんですね。
しつこく聞いてくる人は、結局買わない
さらには写真の撮り直しを要求してくる人もいます。
そしてそういう何度も質問し、色々なことを要求してくる人に限って、結局は買いません。
疑いの目を向けられ、時間を取られた末に、結局買わない。非常に精神的に萎えます。
メルカリは「疑いの文化」がある
そういった人たちは、メルカリで騙された経験があるのかもしれません。だとしたら用心深くなるのも、致し方ないです。
ただ、どうもメルカリ自体に、そういった「疑いの文化」があるように思えます。「疑いの文化」に身を置くと、自分の思考もそうなってしまいそうで怖いです。
買取業者は送るだけでOK
そうして、「高く売れない。時間が取られる。精神的になえる」とネガティブな要素が揃ったため、メルカリはやめることにしました。
もちろん服や雑貨など買取業者で高く査定してもらえないものは、メルカリなどフリマサイトを使うしかないかもしれません。
一方、ガジェット系ならじゃんぱら。本やゲームならブックオフのネット宅配買取サービス と、送るだけで査定してくれる買取サービスがあります。
物によっては、それらを利用すると良いのではと思います。
まとめ
以上、メルカリをやめることにした理由の紹介でした。まとめると以下の二つです。
ただ最後に擁護するわけではないですが、メルカリで出品した商品に、色々コメントが来るのはしょうがないことです。
買う方にしろ、「信用できるのだろうか」と不安に思っているわけです。
そういった売り手と買い手とのわずらわしさを、一手に引き受けてくれるのが買取業者。
買取業者の相場を調べてメルカリと大して価格が変わらないのであれば、時間を節約できる分、買取業者に頼んだ方が良いと思います。