Evernoteは無料で使えます。ただ無料プランは月間アップロードが60MBまでだったり、使えるデバイスが2台までだったりと少し不便です。
Evernoteをヘビーに使えば使うほど、「無料と有料の違いはなんだろう」と気になってきますね。
この記事では、Evernoteの有料プランと無料プランの違いを解説します。
有料と無料の違い【PersonalとFlee】
Evernoteの個人向けプランには、Flee・Personal・Professionalの3種類があります。
このうちFreeは無料で、PersonalとProfessionalは有料です。
料金など、主な違いは以下の通り。
Flee | Personal | Professional | |
---|---|---|---|
月額 | 無料 | 1,100円 | 1,550円 |
年額 | 無料 | 9,300円 | 12,400円 |
アップできるノートの上限 | 25MB | 200MB | 200MB |
月間アップロード容量 | 60MB | 10GB | 20GB |
使える端末数 | 2台まで | 無制限 | 無制限 |
この記事では、有料プランのPersonalと無料プランのFleeを取り上げます。
Evernoteの有料プランPersonalのメリット
FleeとPersonalの違いは、いくつかあります。なかでもPersonalの便利な点は、以下3つです。
1. デバイスの制限がなくなる
無料プランのFleeは、「同アカウントのデバイス2台まで同期」の制限があります。
パソコン1台とスマホ1台だけであれば、2台の制限で十分です。
さらにサブのパソコンやタブレットでもEvernoteを使うなら、制限のないPersonalへアップグレードしたほうがストレスが少ないです。
2. 月のアップロード容量が10GBになる
無料の場合、月間アップロードの上限は月60MBです。
テキストの記入のみで使うなら、それだけで十分に足ります。ただPDFやパワポ、画像などを保存すると足りなくなる確率が高いです。
Freeの60MBに対し、Personalの容量は月間10GB。月10GBは、体感的にほぼ無制限です。
Freeの月60MBで足りない月が頻繁に出てくるなら、Personalへのアップグレードを考えて良いですね。
3. 検索能力がアップする
Evernoteの基本的な使い方は、「あらゆるデータを入れて、必要なとき検索で取り出す」です。
Personalへアップグレードすると、この検索能力が少しアップします。
具体的には、PersonalはPDF・文書(Wordなど)に書いてある文字も、検索対象になります。
そこまで検索対象が広がると、スクショでもウェブでもタイトルを書かず気軽に入れられます。
Personalはタスク機能が向上
有料プランのPersonalには、Fleeに比べさらに以下のような機能があります。
- ホーム画面でグーグルカレンダーと連携
- ホーム画面でスクラッチパッドを複数使える
- タスクビューを使える
特にタスクは、Evernoteが力を入れている機能です。
Personalにするとタスクにリマインダーを設置できたり、ホーム画面にタスク一覧を表示できたりします。
以下の記事で、Evernoteのタスク機能を詳しく解説しています。合わせて参考にしてみてください。
>> Evernoteタスク機能の使い方【プロジェクトを進めるツール】
まとめ
以上、EvernoteのPersonal(有料)とFlee(無料)の違いの解説でした。
有料のPersonalへアップグレードすると、以下のようなメリットがあります。
無料でも十分ですが、Personalのほうが便利になります。無料プランを不便に感じるなら、有料のPersonalへのランクアップを検討しましょう。
また以下の記事で、有料プランのPersonalとProfessionalの違いを解説しています。合わせて参考にしてみてください。
>> Evernote有料プラン・PersonalとProfessionalの違い