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キャッシュレス決済導入のおすすめ4選を比較【端末・手数料】

キャッシュレス決済

キャッシュレス決済を導入していない店舗は、「そろそろやってみようかな」と検討していると思います。

そうはいってもキャッシュレス決済の会社はたくさんあり、どれにするか悩みます。

この記事では、人気のキャッシュレス決済「Square・Airペイ・STORES 決済 (旧:Coiney)・楽天ペイ」の4種類の比較を紹介します。

キャッシュレス決済導入の参考にしてみてください。

キャッシュレス決済導入のおすすめ4選を比較【端末・手数料】

キャッシュレス決済の会社は、それぞれ一長一短があります。あれもこれもと考えると決め切れませんが、自分のビジネスの優先度から考えると選びやすくなります。

優先事項ごとの最適な決済は、以下になります。

優先事項決済会社
交通系ICの手数料の安さSTORES 決済
QRコード決済の豊富さSquare・Airペイ
売上金をすぐ入金Square楽天ペイ
いつでも振込手数料が無料SquareAirペイ
カードリーダーが無料AirペイSTORES 決済
(キャンペーンもしくは条件あり)
オシャレなカードリーダーSquare
一日でも早く開始したいSquare
オンライン決済したいSquareSTORES 決済
優先順位ごとの選ぶべき決済会社

おすすめはAirペイ

最初にざっくり結論を書くと、もっともバランスが良くおすすめのサービスはAirペイ です。

手数料が安く、決済できる種類も豊富。楽天やTポイントカードなどにポイント付与できるため、ポイント目当ての集客も期待できます。

カフェやヘアサロンなど、おしゃれな店舗にはSquareもおすすめ。カードリーダーがおしゃれで、店舗の雰囲気を損ないません。

売上金が翌営業日に入金されるのも嬉しいですね。

ではキャッシュレス決済4社のそれぞれの特徴を、さらに詳しく紹介します。

Squareの特徴

Square公式サイトより
Square公式サイトより

まずはSquareから。特徴は以下の通りです。

  • 入金が早い
  • 審査が早い
  • カードリーダーがおしゃれ
  • オンライン決済に対応

Squareのいちばんの特徴は、入金の早さです。

三井住友銀行・みずほ銀行の口座なら、売上金が1営業日で入金されます。

2つ目の特徴は、審査の早さ。Squareは申請後、最短即日から使用可能です。

3つ目の特徴として、カードリーダーがどれもオシャレなのがあります。

Squareはアメリカ・サンフランシスコの会社です。アップル製品のように、決済用カードリーダーのデザインがシンプル。アプリも使いやすいです。

オンライン決済にも対応

またオンライン決済に対応しているのもポイントですね。

遠方のお客さんとクレジットカード決済で取引できるため、店舗だけでなくフリーランスのクリエイターにも有効です。

Squareは別記事で詳しく解説

Squareについては、以下の記事でも詳しくまとめています。

Square 公式YouTubeチャンネルより

Airペイの特徴

AirPAY公式サイトより
Airペイ公式サイトより

次にAirペイの解説です。特徴は以下の通り。

  • QRコード決済の種類が豊富
  • カードリーダーを1台まで無料で貸し出し
  • 連携できるサービスが多い

Airペイは、株式会社リクルートが運営している決済サービスです。

いちばんの特徴は、QRコード決済の豊富さ。今回比較する4社の中で、使えるQRコード決済が群を抜いて多いです。

中国や台湾からの訪日客にとって、Alipay系やWeChat PayのQRコード決済を使えるのは嬉しいはず。

他にもカードリーダーを1台まで、無料貸し出ししてくれるキャンペーンを開催中です。

リクルートの他のサービスと連携できる

Airペイはリクルートがリリースしている、AirREGIAirWAITなど他のサービスと連携して使える利点もあります。

必要な機能を加えていけば、Airペイだけで業務を完結できて便利です。

Airペイは別記事で詳しく解説

Airペイについては、以下の記事にも詳しくまとめています。

STORES 決済 (旧:Coiney)の特徴

STORES 決済 公式サイトより
STORES 決済 公式サイトより

続いて、STORES 決済 (旧:Coiney)を解説します。特徴は以下の通りです。

  • 交通系ICカードの手数料が安い
  • ネットショップのSTORESと在庫管理を一元化
  • カードリーダーを1台まで無料プレゼント
  • オンライン決済に対応

STORES 決済は、交通系ICカードの決済手数料が1.98%と低いのが特徴です。

またネットショップのSTORES と連携すれば、在庫管理を一元化できるのも強み。業務の効率化につながります。

カードリーダーは19,800円で販売しているものの、以下の条件達成で無料プレゼントされます。

カードリーダー無料進呈の条件
申し込み完了後180日(約6ヶ月)以内に、STORES 決済 利用で合計売上10万円以上を達成

Squareと同じく、オンライン決済に対応しているのも良いです。遠方のお客さんともクレジットカード決済で取引可能です。

STORES 決済は別記事で詳しく解説

STORES 決済 (旧:Coiney)については、以下の記事でも詳しくまとめています。

STORES 決済 公式YouTubeチャンネルより

楽天ペイの特徴

楽天ペイ公式サイトより

最後に、楽天ペイを解説します。特徴は以下の通りです。

  • 楽天銀行なら365日、翌日に自動入金

楽天ペイの大きな特徴は、楽天銀行を使用すれば365日いつでも翌日に自動入金されることです。もちろん振込手数料は引かれません。

利用できる電子マネーに楽天Payと楽天Edyが入っているのも、特徴のひとつです。

キャッシュレス決済比較 Square・Airペイ・Stores・楽天Pay

ではここから、より詳しく「Square・Airペイ・STORES 決済 (旧:Coiney)・楽天ペイ」の比較をしていきます。

以下は、4社の特徴を表にまとめたものです。

SquareAirペイSTORES 決済楽天ペイ
クレジットカード
手数料
2.5%〜3.25%3.24%3.24%3.24%
電子マネー手数料3.25%3.24%1.98%3.24%
QRコード手数料3.25%3.24%
(Coin+ 1.08%)
3.24%3.24%
入金サイクル1営業日もしくは週1回月3回もしくは月6回
QRコード決済は月1回
【振込依頼】
1〜2営業日
【自動入金】
月1回
翌日
月額料0円0円0円0円
振込手数料0円0円0円〜200円0円〜330円
カードリーダー4,980円〜20,167円
(キャンペーンで0円)
19,800円
(条件達成で0円)
19,800円〜
導入スピード最短当日1〜2週間最短5営業日最短6日
オンライン決済⚪︎×⚪︎×
キャッシュレス決済4社の比較

以下の5項目について、より詳しく解説をしていきます。

  1. 決済手数料と決済の種類
  2. 入金サイクルと振込手数料
  3. カードリーダー
  4. 導入スピード
  5. オンライン決済

1. 決済手数料と決済の種類

4社とも月額使用料が掛からない代わりに、お客さんが決済した際、決済手数料が発生します。

決済手数料は一律ではありません。クレジットカードや電子マネーの種類などによって異なります。

4社の比較は以下の通り。

SquareAirペイSTORES 決済楽天ペイ
クレジットカード
決済手数料率
2.5%〜3.25%3.24%3.24%3.24%
電子マネー
決済手数料率
3.25%3.24%1.98%3.24%
QRコード
決済手数料率
3.25%3.24%
(Coin+ 1.08%)
3.24%3.24%
キャッシュレス決済4社の比較

決済手数料や決済できる種類を重視する場合、おすすめは以下になります

  • 交通系ICの安さを優先する → STORES 決済 (旧:Coiney)
  • QRコード決済の豊富さを優先する → Airペイ

では4社の内容を詳しくみていきます。

Square

Squareで利用できる決済の種類と、決済手数料率は以下の通りです。

決済の種類料率
クレジットカードVISA・Master2.5%
American Express・
ダイナースクラブ・
Discover・JCB
3.25%
電子マネー交通系IC・QUICPay3.25%
QRコードPayPay・d払い・楽天ペイ・au PAY・メルペイ・WeChat Pay・Alipay3.25%
Squareの決済手数料率

メリットとデメリットは、以下になります。

・クレカ・電子マネー・QRコードと、ひと通りの決済方法を網羅している

・他の3社に比べ、一部のクレジットカード・電子マネーの料率が0.01%高い

決済手数料が若干高いが、2.5%のクレカもある

Squareは主要なクレジットカードと電子マネーを網羅しています。ただ他の3社に比べ、クレジットカードと交通系ICなどの決済手数料率が0.01%高いのがネックといえばネックです。

ただクレジットカードでよく使われるVISA・Masterが、2.5%とかなり低め。トータルで見れば、他社と大差ないか割安になりそうです。

Airペイ

Airペイの利用できる決済の種類と、決済手数料率は以下の通りです。

決済の種類料率
クレジットカードVISA・Master・American Express・
JCB・ダイナースクラブ・Discover・UnionPay
3.24%
電子マネー交通系IC・iD・QUICPay・Apple Pay3.24%
QRコードd払い・Pay Pay・au Pay・楽天Pay・Jcoin・
SmartCode・WeChat Pay・UnionPay・Alipay系
3.24%
Coin+1.08%
Airペイの決済手数料率

メリットとデメリットは、以下になります。

・QRコード決済の種類が多い
・Alipay系など海外観光客向けのQRコード決済がある

・QRコード決済の入金が、月1回

海外観光客の集客に有利

Airペイは他の3社に比べ、QRコード決済の種類が豊富です。

国内でよく使われる「d払い・Pay Pay・au Pay・楽天Pay」を抑えている上、訪日客にとって嬉しい「WeChat Pay・UnionPay・Alipay系」も揃えています。

海外観光客の多いショップであれば、Airペイ導入にメリットがあります。

ただしQRコード決済の入金頻度は、月1回と遅めです。

STORES 決済 (旧:Coiney)

STORES 決済の利用できる決済の種類と、決済手数料率は以下の通りです。

決済の種類料率
クレジットカードVISA・Master・American Express・
JCB・ダイナースクラブ・Discover
3.24%
電子マネー交通系IC1.98%
QRコードWeChat Pay3.24%
STORES 決済の決済手数料率

メリットとデメリットは、以下になります。

・交通系ICの決済手数料率が、他の3社に比べ安い

・電子マネーが交通系ICしか使えない
・QRコードが、WeChat Payしか使えない

交通系決済が安い

STORES 決済 (旧:Coiney)は、SuicaやICOCAなど交通系ICの決済手数料がダントツに安いです。他の3社が3.24〜3.25%に対し、1%以上安い1.98%。

都心部など交通系ICの利用率が高いなら、STORES 決済を候補に入れてみてください。

デメリットとしては、電子マネーが交通系のみ、QRコード決済がWeChat Payのみと、決済できる種類が少ないのがあります。

楽天ペイ

楽天ペイの利用できる決済の種類と、決済手数料率は以下の通りです。

決済の種類料率
クレジットカードVISA・Master・American Express・
JCB・ダイナースクラブ・Discover
3.24%
電子マネー交通系IC・楽天Edy・nanaco・WAON3.24%
QRコード楽天Pay・au PAY3.24%
楽天ペイの決済手数料率

メリットとデメリットは、以下になります。

・楽天Edyと楽天Payが使える

・QRコード決済にPay Payがない

楽天Edyと楽天Payが使える

楽天ペイ楽天Edyと楽天Payの両方が使えます

この2つを網羅している決済サービスは少ないので、楽天ユーザーを取り込める利点があります。

ただし利用者の多いPayPayが、QRコード決済に入っていません。楽天と競合関係にあるので、いたしかたなしですね。

2. 入金サイクルと振込手数料

次に、入金サイクルを見ていきます。

売上が発生すると、決済会社の定めたサイクルで入金されます。もちろん早く入金されるほうが助かりますし、振込手数料ゼロが良いです。

4社の比較は以下の通り。

SquareAirペイSTORES 決済楽天ペイ
入金サイクル1営業日 or 週1回月6回 or 月3回1〜2営業日 or
月1回
翌日
入金手数料0円0円0円〜200円0円〜330円
キャッシュレス決済4社の比較

入金サイクルを重視する場合、おすすめは以下になります。

  • 売上をなるべく早く入金してほしい → Square・楽天ペイ
  • 入金の際、振込手数料を引かれたくない → Square・Airペイ

では4社の内容を詳しくみていきます。

Square

Squareの入金サイクルは以下の通りです。

金融機関入金サイクル振込手数料
三井住友銀行・みずほ銀行1営業日0円
その他の銀行週1回0円
Squareの入金サイクル

メリットとデメリットは、以下になります。

・三井住友銀行・みずほ銀行の口座なら、最短翌日に入金と早い
・売上金額に関わらず、振込手数料が掛からない

・特になし

最短、翌日入金

Squareは三井住友銀行・みずほ銀行の口座であれば、売上を翌営業日に入金してくれます。入金の際に、振込手数料も引かれません。

売り上げをすぐ入金してもらえるのは、商売をしていると助かりますね。

三井住友銀行・みずほ銀行以外の銀行口座は、入金サイクルが週1回となります。週1回でも、入金サイクルとしては早い部類に入ります。

Airペイ

Airペイの入金サイクルは以下の通りです。

金融機関入金サイクル振込手数料
三井住友銀行・みずほ銀行・
三菱UFJ銀行
月6回0円
その他の銀行
(※ ゆうちょ銀行は不可)
月3回0円
QRコード決済月1回0円
Airペイの入金サイクル

メリットとデメリットは、以下になります。

・三井住友銀行・みずほ銀行・三菱UFJ銀行の口座なら、月6回の入金日がある
・売上金額に関わらず、振込手数料が掛からない

・三井住友銀行・みずほ銀行・三菱UFJ銀行以外の口座は、月3回と待たされる
・ゆうちょ銀行が使えない
・QRコード決済は月1回と待たされる

指定銀行なら月6回入金

Airペイは三井住友銀行・みずほ銀行・三菱UFJ銀行の場合、売上金を月6回(約5日に1回)の頻度で入金してくれます。

翌営業日とまではいかないまでも、月6回ならば十分です。振込手数料も引かれません。

指定銀行以外は月3回

デメリットとして、三井住友銀行・みずほ銀行・三菱UFJ銀行以外の口座では、月3回の入金です。それなりに待たされるイメージですね。

またQRコード決済の入金は使用している銀行口座の種類を問わず、月末締め翌月末日(※最終営業日)のみとなっています。

STORES 決済 (旧:Coiney)

STORES 決済の入金サイクルは以下の通りです。

入金依頼の方法入金サイクル振込手数料
手動入金
(振込依頼をする)
1〜2営業日売上合計が10万円以上は、0円
売上合計が10万円未満、200円
自動入金月1回0円
STORES 決済の入金サイクル

メリットとデメリットは、以下になります。

・特になし

・振込依頼が面倒
・振込依頼した場合、売上合計10万円未満は振込手数料200円が発生する
・自動入金は月1回と、待たされる

自動入金は月1回

STORES 決済 (旧:Coiney)は、入金の方式を2パターン用意しています。

自動で入金してもらうなら、「月末締め翌20日入金」の月1回です。その際、振込手数料は引かれません。

月1回より早く入金してほしいときは、振込依頼する必要があります。振込依頼での入金は、売上の合計が10万円未満なら振込手数料200円が掛かります。

楽天ペイ

楽天ペイの入金サイクルは以下の通りです。

金融機関入金サイクル振込手数料
楽天銀行(自動入金)翌日0円
楽天銀行以外(手動入金)翌日330円
楽天ペイの入金サイクル

メリットとデメリットは、以下になります。

・楽天銀行なら365日、翌日に自動入金

・楽天銀行以外は、330円の振込手数料がかかる

楽天銀行はいつでも翌日入金

楽天ペイは、楽天銀行とその他の銀行で大きく異なります。

楽天銀行を入金口座に指定すると、365日翌日に自動入金されます。振込手数料も引かれません。

一方、楽天銀行以外を指定すると、振込依頼が必要です。入金は翌日されるものの、振込手数料330円が発生します。

楽天ペイを使うなら、楽天銀行を使わないとメリットがないです。

3. カードリーダー

対面で決済する場合は、カードリーダーが必要です。カードリーダーがあるとレジはもちろんのこと、飲食店ならテーブル会計もできます。

4社の比較は以下の通り。

SquareAirペイSTORES 決済楽天ペイ
価格4,980円〜20,167円
(キャンペーンで0円)
19,800円
(条件達成で0円)
19,800円〜
キャッシュレス決済4社の比較

カードリーダーを重視する場合、おすすめは以下になります。

  • オシャレなカードリーダーを使用したい → Square
  • 無料でカードリーダーを使いたい → AirペイSTORES 決済 (旧:Coiney)
  • カードリーダーなしで対面決済したい → Square

では4社の内容を詳しくみていきます。

Square

Squareのカードリーダーの種類と価格は、以下の通り。

種類価格
Square リーダー4,980円
Square ターミナル39,980円
Square スタンド29,980円
Squareのカードリーダーの種類と価格

メリットとデメリットは、以下になります。

・カードリーダーが3種類ある
・カードリーダーがシンプルでオシャレ
・Square ターミナルが、大きな液晶画面とレシート出力で使いやすい

・AirペイとSTORES 決済はキャンペーンor条件達成で0円だが、Squareは最低4,980円かかる

おしゃれな端末を使える

Squareの特徴は、おしゃれなカードリーダーを使えることです。

サンフランシスコに本社を構える企業だけあり、ITのスタートアップのようにカードリーダーのデザインが洗練されています。

カフェやヘアサロンなどは、店舗のイメージを損ねないカードリーダーの方が良いですね。

中でもSquare ターミナルは、大きなディスプレイを搭載したポータブル端末です。これ1台で暗証番号入力、QRコード決済、レシート出力などに対応します。

Square ターミナル(Square公式サイトより)

リーダーなしでも対面決済が可能

Squareは他にも、スマホを使った対面決済を用意しています。その名も、「スマホでタッチ決済」。

タッチ決済対応のクレカやApple Payを、スマホにかざして決済できるサービスです。

この機能を使えばカードリーダーなしで決済が可能です。

Airペイ

Airペイのカードリーダーの種類と価格は、以下の通りです。

種類価格
カードリーダー20,167円(キャンペーンで0円)
Airペイのカードリーダーの種類と価格

メリットとデメリットは、以下になります。

・カードリーダー1台の「無料貸し出しキャンペーン」をしている

・カードリーダーの種類が、1つしかない
・Androidに対応していない

カードリーダーを無料で使える

Airペイは、カードリーダーを1種類用意しています。こちらはキャンペーンで、無料貸し出しを実施中。

初期費用ゼロ円で始められるのは魅力です。

Airペイのカードリーダー(Airペイ公式サイトより)

STORES 決済 (旧:Coiney)

STORES 決済のカードリーダーの種類と価格は、以下の通りです。

種類価格
カードリーダー19,800円(条件達成で0円)
STORES 決済のカードリーダーの種類と価格

メリットとデメリットは、以下になります。

・キャンペーンでカードリーダーを1台、無料でプレゼントしてもらえる

・カードリーダーの種類が、1つしかない

条件達成でカードリーダーを無料進呈

STORES 決済 (旧:Coiney)もAirペイと同じく、1種類のカードリーダーを用意しています。

定価19,800円のところ、以下の条件を達成すると1台まで無料進呈されます。

カードリーダー無料進呈の条件
申し込み完了後180日(約6ヶ月)以内に、STORES 決済利用で合計売上10万円以上を達成

半年で売上10万円達成は、店舗運営している場合はそれほど高いハードルではありませんね。条件があるにせよ、無料提供は嬉しいです。

STORES 決済 のカードリーダー(STORES 決済 公式サイトより)

楽天ペイ

楽天ペイのカードリーダーの種類と価格は、以下の通りです。

種類価格
楽天ペイ ターミナル38,280円
楽天ペイ カードリーダー19,800円
楽天ペイのカードリーダーの種類と価格

メリットとデメリットは、以下になります。

・カードリーダーが2種類ある
・楽天ペイ ターミナルは、モバイル通信が可能

・19,800円〜と高め

カードリーダーが2種類

楽天ペイはカードリーダーを2種類、用意しています。

特に「楽天ペイ ターミナル」は、決済だけでなくレシート発行機能も内蔵しています。

Wi-Fiだけでなくモバイル回線にも対応しており、楽天モバイルに申し込むことで「スマホなし・楽天ペイ ターミナルのみ」で決済が可能となります。

楽天ペイ ターミナル(楽天ペイ公式サイトより)

4. 導入スピード

どの決済サービスも、使用するには審査を受けなくてはなりません。審査基準は会社によって異なり、承認がおりるまでのスピードにも差があります。

「キャッシュレス決済を始める」と決めたら、一日も早く使いたいですよね。審査がおりるまで何日も掛かっては困ります。

4社の比較は以下の通り。

SquareAirペイSTORES 決済 (旧:Coiney)楽天ペイ
導入スピード最短当日1〜2週間最短5営業日最短6日
3社の導入スピード

導入スピードを重視する場合、おすすめは以下になります。

  • なるべく早く使いたいなら、Square

早く使いたいならSquare

Airペイ・STORES決済 (旧:Coiney)・楽天ペイは、申請が承認されるまで日数が掛かります。

一方、Squareは、早ければ当日中に承認され、キャッシュレス決済をスタートできます。

Squareはスタート時のハードルを低くし、導入後に不正使用していないかをチェックする方針です。そのため比較的、審査の通りやすいイメージがあります。

フリーランスのクリエイターはSquareがおすすめ

キャッシュレス決済は小売店や飲食店、ヘアサロンなど、実店舗のあるビジネスを想定しています。実店舗がなくてもタクシーや移動販売などは、審査の対象として通りやすいです。

ただしフリーランスのクリエイターがキャッシュレス決済を使いたいと思っても、なかなか審査が通りません。

おそらく紹介した4社の中では、Squareが最も通りやすいのではと思います。

5. オンライン決済

最後にオンライン決済の比較です。4社の比較は、以下の通りです。

SquareAirペイSTORES 決済 (旧:Coiney)楽天ペイ
オンライン決済⚪︎×⚪︎×
手数料率3.25%3.24%
4社のオンライン決済

オンライン決済を重視する場合、おすすめは以下になります。

  • オンライン決済を使いたいなら、Square・STORES 決済 (旧:Coiney)

オンラインで遠方の顧客と決済

オンライン決済とは請求書をメールやSNSのDMで送信し、お客さんにネット上でクレジットカード決済してもらうシステムです。

遠方から注文を受けると、発送だけでなく支払い方法も懸念事項です。

オンライン決済できれば、遠方の顧客へクレジットカード決済を案内でき、ビジネスの幅が広がります。

可能なのはSquareとSTORES 決済

オンライン決済を優先するなら、選択肢はSquare・STORES 決済 (旧:Coiney)のふたつです

ちなみに楽天ペイは、楽天ペイ(オンライン決済)に別途申し込むと可能となります。

まとめ

以上、SquareAirペイSTORES 決済 (旧:Coiney)楽天ペイの比較を紹介しました。

もう一度、4社の特徴を掲載します。

優先事項決済会社
交通系ICの手数料の安さSTORES 決済
QRコード決済の豊富さAirペイ
売上金をすぐ入金Square楽天ペイ
いつでも振込手数料が無料SquareAirペイ
カードリーダーが無料AirペイSTORES 決済
(キャンペーンもしくは条件あり)
オシャレなカードリーダーSquare
一日でも早く開始したいSquare
オンライン決済したいSquareSTORES 決済
優先事項別の選ぶべき決済会社

ひとくちにキャッシュレス決済といっても、会社によって特徴はそれぞれ。

「決済手数料・入金の早さ・オンライン決済できるか」など特徴を比べ、自分のビジネスに最適なキャッシュレス決済を選んでみてください。

各キャッシュレス決済は、以下の記事に詳しくまとめています。

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