パソコンには、容量(ストレージ)があります。予算の関係で少ないストレージを選択すると、保存したデータが圧迫してきてヒヤヒヤしますね。
こういったストレージ不足の悩みは、Dropboxのスマートシンクを使えば解決できます。
そこでこの記事では、Dropboxのスマートシンクを使って、パソコンの容量を節約する方法を紹介します。
スマートシンクは有料プランのみ利用可能
スマートシンクは、Dropboxの無料プラン(Basic)では使用できません。有料プランのいずれかに加入する必要があります。
Dropboxの個人向け有料プランは、以下の通りです。
Plus | Family | Professional | |
---|---|---|---|
料金(月額) | 1,650円 | 2,750円 | 2,640円 |
料金(年額) | 15,840円 | 26,400円 | 26,400円 |
ユーザー数 | 1 | 最大6 | 1 |
容量 | 2GB | 2TB | 3TB |
Dropbox Plusは安く利用できる
有料のDropbox Plusには、公式サイトより安く買う方法があります。以下の記事にまとめているので、参考にしてみてください。
Dropboxのデスクトップアプリをインストールする
さらにスマートシンクを使うには、Dropboxのデスクトップアプリが必要です。
Dropboxアプリのダウンロードは、以下のページに詳しくやり方を書いています。合わせて参考にしてみてください。
>> Dropboxのメリットと基本的な使い方を解説【初心者向け】
Dropboxスマートシンクの使い方【オンラインのみに保存】
ではここから、スマートシンクの使い方を解説します。
パソコンで指定したDropboxのフォルダへデータを入れると、緑色のレ点マークがつきます。
緑色のレ点は、Dropboxのクラウドと使っているパソコンの両方にデータのある状態です。

頻繁に使うデータならこのままで良いですが、使う見込みのないものもあるでしょう。
使う見込みのないデータをパソコンのストレージに残すのは、容量の無駄遣いです。そこで、Dropboxのスマートシンクを利用しオンラインのみの保存にします。
使わないファイルを「オンラインのみ」にする
しばらく使わないデータ(ここでは「テスト」)を、右クリックします。すると展開したメニューに、「オンラインのみにする」という項目があるのでクリックします。

アラートが出たら、「更新を続行」をクリック。

緑のレ点が灰色の雲マークに変わりました。これでスマートシンクが完了です。

フォルダ(ファイル)は変わらずパソコン上に表示されていますが、実際にはパソコンに存在せず、Dropboxのクラウドのみに保存されています。
こうしてパソコン内の使わないデータをクラウドのみへ保存すれば、パソコンのデータ量を減らせます。
使うときには、ダブルクリックでダウンロード
データを使うときは、ファイル上でダブルクリックすればオッケーです。Dropboxのクラウドからパソコンへダウンロードされ、使用可能となります。
フォルダごとダウンロードするには、フォルダを右クリックします。
展開したメニューの「オフラインアクセスを許可」をクリックすると、緑のレ点マークになり、パソコン上とクラウドの両方にデータのある状態になります。

ダウンロードはファイルの大きさや回線状況によって、待たされることがあります。頻繁に使うデータは、パソコン上にも保存しておくと良いですね。
まとめ
以上、Dropboxのスマートシンクの解説でした。
使用しないデータはスマートシンクを利用し、クラウドのみの保存にしましょう。パソコンの容量を節約できますよ。
ただスマートシンクは、Dropboxの有料プランのみ利用可能です。Dropboxの無料と有料の比較は、以下の記事を参考にしてみてください。