Dropbox Transferの使い方を解説。アカウントなしの人へ手軽に共有できる

公開日 2021-08-25 最終更新日 2021-08-28

Dropboxの便利な機能のひとつに、Dropbox Transfer(以下、Transfer)があります。
その存在を知っていても、使っているひとはあまりいないかもしれません。

Transferとは、Dropboxのデータを送れる便利な機能です。
Dropboxのデータ送信には、「共有」や「リンクをコピー」があります。
それらが競合しないよう、それぞれの機能に特徴をもたせています。

この記事では、Dropbox Transferの特徴や使い方を解説します。

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Dropboxには3種類の共有方法がある

Dropboxには、全部で3種類の共有方法があります。
Dropboxでの共有方法3種類すべての紹介は、以下の記事をご覧ください。

Dropbox Transferとは

Dropboxは、クラウドストレージサービスです。
データをクラウドに置き、それらをネットを通して共有できます。

いくつかあるDropboxの送信方法の中で、Transferはデータのコピーを送るのが特徴です。
コピーの転送により、いろいろなメリットがあります。

Dropbox Transferの5つのメリット

Dropboxの数ある共有方法の中でも、Transferを使うメリットは以下の5つです。
それぞれ詳しく解説します。

  1. Dropboxの元データが編集されない
  2. Dropbox内のデータでなくても送れる
  3. ダウンロードや閲覧回数をチェックできる
  4. 元データを削除しても、ダウンロードできる
  5. リンク上のデータは、自動的に有効期限切れになる

1. Dropboxの元データが編集されない

Dropboxでデータを送る際の方法に、「共有」があります。
「共有」で送る際のメリットは、受信側がデータを編集すると、送った側の元データも編集される点(設定で編集不可にできます)。
クラウド上の同じデータを共有した全員が扱うため、共同作業が可能になります。

しかし元データを変更したくない場合が、当然ながらあります。
例えば写真データは、相手が編集して色などを変えても、自分の持っている元データはそのままにしたいですね。

そんなとき、Dropbox Transferでの転送が簡単です。
Transferでの転送は、あくまでもデータのコピー。
送られた相手がデータをどう扱おうと、元データは影響を受けません。

2. Dropbox内のデータでなくても送れる

「共有」や「リンクをコピー」は、Dropbox内のデータしか送れません。
その点、Transferは、Dropboxに入っていないデータも送信可能です。

しかもパソコンでの操作なら、送りたいファイルを右クリックしてTransferを選ぶだけ。
ファイルストレージサービスのような使い方を、パソコン上で簡単にできます。

3. ダウンロードや閲覧回数をチェックできる

ファイルを送信したあとは、相手がきちんとダウンロードしたか気になります。
Transferは、送信先のダウンロードと閲覧回数を確認できます。
これが地味に便利です。

4. 元データを削除しても、ダウンロードできる

「共有」や「リンクをコピー」は、Dropboxのリンクを共有します。
そのため、送信したファイルの場所を移動したり削除したりすると、相手はダウンロードできなくなります。
仕様上いたしかたないとはいえ、Dropbox内のファイルの扱いに制限が掛かるのは、ちょっと不自由に感じます。

Transferの場合、転送するのはあくまで元データのコピーです。
作成したリンクのデータは、元データの影響を受けません。
元データの場所を移動しても削除しても、送信したリンクをクリックすればダウンロードできます。

5. リンク上のデータは、自動的に有効期限切れになる

データをリンクで送ったはいいが、ダウンロードがいつまでも可能だとセキュリティ的に不安です。
ストレージサービスと同じように、Transferにはダウンロードの期限があります。
その期限はデフォルトで、一週間。
ファイル転送後、自動的に一週間でダウンロード不可になります。

また以下の4プランでは、ダウンロード期限を一年間まで延ばせます。

  • Professional
  • Business Advanced
  • Enterprise
  • Education

Dropbox Transferの使い方を解説。アカウントなしの人へ手軽に共有できる

送信できるファイルの容量は、プランによって異なります。
個人の場合、使っているプランの多くは、Basic・Plus・Professionalの三種類でしょう。
容量はそれぞれ、Basic100MB、Plus2GB、Professional100GBです。

Basicの100MBは、デザイナーやフォトグラファーなど大きなファイルを扱う人には少ない印象です。
Plusの2GBくらいあれば、あらゆるデータで対応できそうです。

BasicPlusProfessional
100MB2GB100GB
プラン別、転送可能な容量

DropboxのBasicとPlusの比較を、以下の記事に書きました。
プラン選びの参考にしてください。

ウェブブラウザでの転送の仕方

ではここから、Dropbox Transferのファイルの転送方法を解説します。

まずは、パソコンのブラウザで転送する方法から。
Dropboxのサイトにログイン後、左上メニューから「Transfer」を選択します。

Dropbox Transferの使い方
メニューからTransferを選択

次画面の「転送を作成」をクリック。

Dropbox Transferの使い方
「転送を作成」をクリック

次画面の中央のプラスボタンをクリックするとローカルのフォルダが表示されるので、送りたいファイルを選んでクリックするか、ブラウザへファイルをドロップします。

ファイルを選択したら、右下の「転送を作成」をクリック。

Dropbox Transferの使い方
「転送を作成」をクリック

自動的にリンクが作成されるので、中央下の「リンクをコピー」をクリックし、メールやメッセに貼り付けて送信。
もしくは右下の「メールで送信」をクリックし、次画面からリンクをメール送信します。

Dropbox Transferの使い方
リンクをメールやメッセで送信する

パソコンでの転送の仕方

次はパソコンのローカルストレージから、直接ファイルを転送する方法です。
まずは、送りたいファイル上で右クリックします。
Dropbox内のファイルでも、Dropbox外のファイル(例えばデスクトップ上に置いてあるもの)でも、どちらでもOKです。

「Dropbox Transferで送信」をクリック。

Dropbox Transferの使い方
送りたいデータを右クリックし、「Dropbox Transferで送信」を選択

するとブラウザのときと同じようにポップアップが表示されるので、リンクを作成して送信します。

「転送を作成」をクリックして、リンクを作成する

スマホでの転送の仕方

最後に、スマホで転送する方法です。

まずは、Dropboxアプリを立ち上げます。
フッターの「+ 作成」アイコンをタップ。

Dropbox Transferの使い方
画面した中央の「+」をタップ

次画面の「ファイルを転送する」をタップ。

Dropbox Transferの使い方
「ファイルを転送する」をタップ

次画面の「Dropboxから追加」をタップします。

Dropbox Transferの使い方
スマホの場合は、Dropbox内のファイルのみ転送が可能


送信したいデータをDropbox内から選択します。
スマホでは、Dropbox外のデータは選択できません。
また、フォルダの選択も不可です。

「次へ」をタップ。

Dropbox Transferの使い方

「有効期限を設定」「ダウンロードを通知する」を設定し、「次へ」をタップ。

Dropbox Transferの使い方

「リンクをコピー」をタップし、メールやメッセでリンクを送信します。

Dropbox Transferの使い方
リンクをコピーして、メールやメッセなどで送信して転送が完了

応用的な使い方

ここからDropbox Transferの応用編です。
コピーを送るだけでなく、Transferには便利な特徴があります。

ダウンロードと閲覧回数の確認

Transferはファイル転送後に、相手がダウンロードしたか閲覧したかの確認ができます。
確認は、ブラウザから行います。

ファイル転送後、ブラウザからDropboxのサイトへ入り、メニューからTransferへ移動します。
すると、送信したファイルがリスト表示されています。
ファイルの右の数字から、閲覧回数とダウンロード回数を確認できます。

ファイルを削除できる

Transferでファイルを転送した後、「間違っていたから取り消したい」と思うことがあるでしょう。
Transferは、転送したファイルの削除も可能です。

ブラウザのDropboxから、Transferの画面へ移動します。
該当するファイルをマウスホバーすると、右端に三点リーダーが出現します。
三点リーダーをクリックすると、削除のボタンが現れます。
削除をクリックすると、リンクを送られた相手はダウンロードできなくなります。

ロゴや背景などを変更できる(Professionalなど4プランのみ)

Transferのダウンロード画面は、背景やDropboxのロゴを好きなものへ変えられます。
BtoCのビジネスでファイルを送りたい場合、自社のロゴや商品に応じた背景に設定したいですね。
ただしこの機能が使えるのは、以下の4プランのみ。

  • Professional
  • Business Advanced
  • Business Enterprise
  • Education

ビジネスでガッツリとTransferを利用するなら、Professionalなどを検討しましょう。

まとめ

Dropboxの魅力のひとつは、ファイルを手軽に送信できること。
ファイル便のようにデータのコピーを送信したい場合は、Dropbox Transferが便利です。

Dropbox内にデータがなくても、パソコン上で右クリックから送れる手軽さが良いです。
DropboxユーザーはTransferの利点を生かし、率先して使っていきましょう。

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DropboxはBasicからPlusに変えると、かなりストレスが少なくなります。
DropboxのPlusプランを安く買える方法を、以下の記事に書きました。
参考にしてみてください。

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