Dropboxには、無料版と有料版があります。無料版は容量が2GBしかないため、使っていると有料版への移行を考え始めますね。
といってもサブスクなので、「有料版にすると、どのくらい変わるのか」とメリットが気になります。
この記事では、Dropboxの無料版(Basic)と有料版(Plus)の違いを解説します。
Dropboxのプランの違い【料金・機能】
まずは、料金の違いから見ていきます。
Basicは、言うまでもなく無料です。有料プランは以下3種類。
- Plus
- Family
- Professional
有料プランの支払いは、月額か年額か選べます。年額を選ぶと、月換算がお得になります。
Basic | Plus | Family | Professional | |
---|---|---|---|---|
料金(月額) | 無料 | 1,650円 | 2,750円 | 2,640円 |
料金(年額) | 15,840円 | 26,400円 | 26,400円 | |
ユーザー数 | 1 | 1 | 最大6 | 1 |
容量 | 2GB | 2TB | 2TB | 3TB |
無料から有料へ移行する人は、Plusの検討が多いと思います。2TBあればよほど重いデータを扱っていなければ、足りると思います。
この記事では、BasicとPlusを比較します。FamilyやProfessionalの機能を知りたい人は、公式サイトの以下のページを参考にしてください。
Dropbox Plusを安く利用する方法
またDropbox Plusは、ソースネクスト Dropbox Plus 3年版で安く利用できます。
公式サイトで年額を3年間つかうと47,520円ですが、ソースネクストの3年版は42,700円と4,820円お得です。
購入方法や登録の仕方など、以下の記事に詳しくまとめています。
>> Dropbox Plusを割引で安く買う方法【2TBを最安値で】
BasicとPlusの機能比較
ではここから、無料のBasicと有料のPlusを比較します。特に重要と思えるものを、以下の表にピックアップしました。
BASIC(無料) | Plus(有料) | |
---|---|---|
容量 | 2GB | 2TB |
どこからでもアクセス | ○ | ○ |
スマートシンク | × | ○ |
共有リンクの送信 | ○ | ○ |
Dropbox Paper | ○ | ○ |
デバイスデータの遠隔削除 | × | ○ |
ファイル復元 | 30日間 | 30日間 |
優先チャットサポート | × | × |
優先メールサポート | × | ○ |
最も大きな違いは、やはり容量ですね。Basicの2GBに対し、Plusは2TB(2000GB)と1000倍あります。
無料(Basic)の容量アップの方法
Basicの容量は2GBしかありませんが、Dropboxの「スタートガイドチェックリスト」をクリアすることで、最高で750MBほど容量アップできます。
以下の公式サイトのリンクを参考に、容量アップを試してみてください。
Plusはスマートシンクを使える
容量だけでなく、Plusはスマートシンクを使えるのが大きいです。
スマートシンクとはパソコン上に仮想ファイルを表示し、Dropboxのクラウドのみにデータを保存する機能のこと。スマートシンクを利用すれば、パソコンの容量を節約できます。
以下に記事に詳しくまとめているので、合わせて参考にしてみてください。
>> Dropboxスマートシンク使い方【パソコン容量を気にしない】
Basic(無料)に向いている人
BasicとPlusそれぞれのプランに向いている人を解説します。Basicに向いている人のポイントは、以下2つです。
とりあえずDropboxを試してみたい
無料版に最も向いているのは、「Dropboxをとりあえず使ってみたい人」ですね。
やはり、いきなり有料版を使うのは抵抗があります。そんなとき、お試しの無料版は助かります。
Dropboxの基本操作は、パソコン上の指定したフォルダへデータを出し入れするだけ。使い勝手は、無料版で十分に体験できます。
Dropboxの基本的な使い方は、以下の記事にまとめています。合わせて参考にしてみてください。
>> Dropboxの使い方とメリットを解説【初心者にもわかる】
チームでDropboxを使うことになった
2つ目は、Dropboxをチームで使うことになった場合です。
Dropboxの機能の1つに、共有フォルダがあります。Dropboxの特定フォルダに、複数人がデータの出し入れをできる機能です。
チームとしてDropboxを使用するなら、共有フォルダを活用すると思います。共有フォルダは、無料のBasicでも使えます。
共有フォルダの使い方は、以下に詳しく書きました。合わせて参考にしてみてください。
>> Dropbox「共有」の特徴と使い方【チームで共同編集】
Plus(有料版)に向いている人
一方、有料版のDropbox Plusに向いているひとのポイントは、以下2つです。
複数端末を使う人
最も向いているのは、複数端末を使う人です。
Dropbox Plusの容量は、2TBあります。2TBあれば進行中のデータをほぼすべて入れることができ、Dropboxで同期してあらゆる端末からデータを使えます。
複数端末を使っている人は、容量の豊富なDropbox Plusを使うことでメインパソコンの概念がなくなります。
どの端末でも作業の続きができるため、効率がアップします。
パソコンの容量を節約したい人
2つ目はスマートシンクを利用しての、パソコン容量の節約です。
Dropbox有料版の便利な機能が、スマートシンクです。スマートシンクはパソコン上に仮想ファイルを置いて、データをオンラインのみに保存できる機能です。
使う見込みのないデータをオンラインのみにすれば、パソコンの容量を減らせます。
まとめ
以上、DropboxのBasic(無料版)とPlus(有料版)の比較を解説しました。大きな違いは、以下2つです。
- 容量の違い(2GBと2TB)
- スマートシンクを使えるかどうか
お試しで使ってみるならBasicを、仕事でがっつり使うならPlusを検討してみてください。Plusを使用する際は、ソースネクストの3年版でお得に購入しましょう。