メガネを掛けてヘッドホンを着けると痛い。SONY・WH-1000XM4を購入して、そんな当たり前すぎる事実に気づきました。
かといってコンタクトレンズにするつもりはないし、メガネのままヘッドホンを使いたい。そう思い、いくつか試したところ改善できました。
この記事では、メガネでヘッドホンを着けても痛くないようにする方法を紹介します。
原因はイヤーパッドとツルの接触
まずは自分の症状を紹介します。
ヘッドホンを購入し、早速、メガネのまま装着したところ、2時間くらいで痛くなってきました。
なぜ痛くなるかといえば、耳を覆うイヤーパッドがメガネのツルと接触し、皮膚を圧迫するからです。
2箇所の接触部分ができる
下の写真のようにメガネを掛けた状態でイヤホンを着けると、ツルとイヤーパッドの接触面が2箇所できます。
この2箇所に圧力がかかり、耳周りの柔らかい皮膚に痛みを感じるのです。
メガネでヘッドホンを着けると痛いときの3つの対策法を紹介
原因がわかれば対処法が見つかります。対処法は以下3つです。
1. ヘッドホンを着けてからメガネを掛ける
痛みを感じる原因は、ツルをイヤーパッドで覆うからです。
そのためイヤーパッドを耳に着けてから、イヤーパッドの上部にツルをのせるようにしてメガネを掛けると、痛みは発生しません。
ただ痛みは生じないものの、メガネの位置が普段と異なるため違和感を感じます。
目も疲れてくるので、書いておいて何ですが、あまりおすすめはしません。
2. 接触部分に柔らかい布を挟む
痛みが生じる原因のひとつは、ツルの細さです。メガネのツルは細いためイヤーパッドの圧力で皮膚にめり込み、痛みが生じます。
そのためツルと皮膚の接触部分に、柔らかい布やティッシュを挟むと良いです。接触が線ではなく面になるため圧力が分散し、痛みがやわらぎます。
3. ヘッドホンの幅を広げる
2の方法で痛みをやわらげて使うと、そのうちヘッドホンの幅が頭のサイズに合わせ自然と広がってきます。
ヘッドホンの幅が広がると耳への圧力が弱まり、徐々に痛みを感じなくなります。つまり最も有効な改善方法は、ヘッドホンの幅を広げることです。
ペットボトルなどで挟み、自然に幅を広げる
かといって手で無理に広げると、ヘッドホンがいびつな形になります。
短期間でヘッドホンの幅を広げたい場合は、ペットボトルのような小さめのものをヘッドホンに挟ませ、自然に幅が広がるまで放置しておくのがよいですね。
放置している途中で頭に着けてみて、広がり具合を確かめながらやってみてください。新品の状態ですぐ使うよりも、耳の痛みは発生しなくなります。
まとめ
以上、メガネを掛けた状態でヘッドホンを着け、痛みを感じなくさせる方法の解説でした。
一番の方法は、「ヘッドホンの幅を適度に広げる」です。
自分の頭のサイズに自然に広げたいなら、しばらくはツルとイヤーパッドの接触部分に布などを挟んで使うのをおすすめします。
すぐに改善したいなら、ペットボトルのようなある程度の大きさのものをヘッドホンで挟み、適度に広がるまで放置してから使うのが良いです。
メガネを掛けたままヘッドホンをして、耳の痛みに悩んでいる人は試してみてください。