食洗機を買って5か月が経ちました。毎日2回は欠かさず稼働しています。もはや、食洗機なしの生活には戻れません。
スイッチひとつで食器を洗い、乾燥までやってくれます。食器洗い専用の家政婦さんを雇っているようなものです。本当に楽になりました。
ただ実際に導入してわかったことも、いくつかあります。この記事では、食洗機を使ってみてわかった7つのことを紹介します。
パナソニック「プチ食洗」を狭いキッチンに
使用している食洗機は、パナソニックの「プチ食洗」NP-TCM4-Wです。キッチンが狭いため食洗機ラックを購入し、その上に食洗機を置いています。
「キッチンが狭くて食洗機は無理かな…」と思っていたので、食洗機ラックの存在を知ってよかったです。
詳しくは以下の記事にまとめています。合わせて参考にしてみてください。
【買ってよかった?】食洗機の導入でわかった7つ
ではここから、実際に食洗機を5か月間、使ってわかったことを紹介します。以下7つあります。
1. 音はそれなりにうるさい
食洗機は、洗浄と乾燥のモードに分かれています。そのうち洗浄は、気になるレベルでうるさいです。
食洗機は内部に貯めた水を、下からのジェット噴射で何度も洗浄します。この噴射の勢いがかなり強く、水の音がそれなりに大きく聞こえます。
ワンルームの1Kの部屋であれば、結構、耳障りに感じるでしょうね。多少の騒音は、致し方ないと思って諦めましょう。
2. すべての食器が乾くわけではない
食洗機は洗浄から乾燥へ自動で切り替わり、熱風で食器を乾かしてくれます。ただし乾燥ですべての食器が乾くわけではありません。
終了後に食器を取り出すと、タッパーのふたの溝など入り組んだところは乾ききっていないですね。
乾燥できちんと乾かすには、食器を詰め込みすぎず、温風の入る隙間を空けるのがコツです。
3. それほどたくさんの食器は入らない
買ったのがパナソニックの「プチ洗浄」なので致し方ないですが、一度にそれほどたくさんの食器は洗えません。
手洗いは嫌だからと食器を詰め込みすぎると、洗浄も乾きも悪くなります。かといって大きな食洗機を設置すると、キッチンを圧迫します。
どちらを取るかトレードオフではありますが、購入時には家電量販店で食洗機のサイズを見てみるのが良いです。
4. 食洗機で洗えないものがある
食洗機は60度~80度くらいのお湯で洗浄するため、高温で変形するプラスティック製容器などは洗えません。
それをわかっていながら無印良品の冷水筒を洗浄したところ、ヒビが入ってしまいました。
他にも炊飯ジャーの内釜など、テフロン加工も不可。結局「食洗機だけで洗い物はすべてOK」とはならず、手洗いするものは毎食後に必ず発生しています。
5. 電気代は多少アップした
食洗機を使い始めて、気になるのは電気代です。導入後に去年の同じ時期と比べたところ、月の電気代が約1,000円アップしていました。
すべてが原因ではないと思いますが、それでも食洗機導入で電気代アップは間違いないところ。
ただ「電気代がアップした費用で、食器を洗ってくれる人を雇った」と思えば、かなりリーズナブルといえます。
6. 水道代の変動は不明
食洗機は中に水を貯めて、ジェット噴射で何度も洗浄とゆすぎをします。そのため手洗いよりも、使う水の量が少ないです。
その分、水道代は安くなっていると思いますが、去年と金額を比べても違いは見られませんでした。これは多少期待はずれ。
食洗機を導入しても、それほど大きな水道代の節約にはならないかもしれません。
7. 分岐水栓にしてよかった
食洗機の設置にあたり、分岐水栓式にするかタンク式にするか迷いました。
分岐水栓式は、使用する水を水道から直接取り入れます。一方タンク式は備え付けのタンクへ、数リットルの水を汲み入れて使います。
どちらも一長一短あるものの、分岐水栓式のほうが圧倒的に楽です。毎回、タンクへ水を入れる手間があったら、結局、食器洗いが面倒になったでしょう。
どちらかで迷っているなら、分岐水栓式をおすすめします。
時短家電で「時間を買う」
食洗機だけでなく、時短家電を使うと家事にかかる時間を劇的に短縮できます。おすすめ時短家電は、以下の5つです。
- ルンバ(お掃除ロボット)
- 食器洗い乾燥機
- ホットクック
- ヘルシオ
- ドラム式洗濯乾燥機
以下の記事で、おすすめの時短家電をランキングで解説しています。合わせて参考にしてみてください。
>> 【買ってよかった】おすすめの時短家電5選をランキングで紹介
まとめ
以上、食洗機を使ってみて気づいた7つを紹介しました。
音がしたり電気代が掛かったりするものの、食洗機を導入して満足です。
食洗機を設置して得られるのは、貴重な時間という資源です。毎日食器洗いに30分掛かっていたなら、ひと月で15時間も時短できます。
「食洗機を導入しようか」と悩んでいるなら、全力で背中を押したいです。検討してみてください。