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イヤホンは有線と無線どちらが良い?メリット・デメリット

その他イヤホン

イヤホンには、「有線か無線か」の選択肢があります。人気は断然、無線のブルートゥース・イヤホンですね。

ただ有線イヤホンが完全に廃れたわけでなく、使っているひとは一定数でいます。有線には有線の良さがあるからです。

この記事では、有線イヤホン・無線イヤホンのメリットとデメリットをそれぞれ解説します。

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有線イヤホンの7つのメリット

有線イヤホンのfinal E3000
有線イヤホンのfinal E3000

有線と無線とを比べれば、一見、無線のほうが良さそうに思えます。何よりケーブルがないため、使っていてわずらわしさを感じません。

しかし無線イヤホンと比べると、有線には以下7つのメリットがあります。

  1. バッテリーを必要としない
  2. 音質が良い
  3. 有線イヤホンのほうが小型
  4. 価格が安い
  5. 耳から落ちても安全
  6. 音が途切れない
  7. 遅延しない

イヤホンに音質の良さや接続の安定性を求めるなら、有線イヤホンを選んだほうがよいかもしれません。

有線イヤホンのメリットを、一つずつ解説します。

1. バッテリーを必要としない

無線イヤホンのいちばんの欠点は、バッテリーが要ることです。

この「バッテリーが切れたらおしまい」は、無線イヤホンを使う上でプレッシャーです。

無線イヤホンは充電ケースを利用して、2回くらいは満充電できます。ケースごと満充電すれば、1日のうちバッテリー切れの心配はほぼないです。

しかしバッテリー切れの可能性はゼロではないし、心配ごとが増えるのに違いありません。

有線はスマホにさせば使える

一方、有線は、バッテリーなしで使用できます

「バッテリー切れの心配がない」は、有線イヤホンの最も大きなメリットです。

2. 音質が良い

有線の2つ目のメリットは、音質の良さです。

無線イヤホンは、ブルートゥース接続して使います。ブルートゥースで音を拾うには、音源データを圧縮する必要があります。

コーデックの形式

主なブルートゥースのコーデックは、以下の通りです。

  • SBC / AAC / aptX / aptX HD / aptX LL / LDAC

iPhoneのコーデックはSBCとAACのみで、最高音質「24bit / 48kHz」。Androidは機種によって、「24bit / 96kHz」まで対応しているものがあります。

「bit / kHzって何?」と思った人は、以下の記事で詳しく書いています。

>> 【ハイレゾ】Amazon Music Unlimitedの最高音質の設定方法

いずれにせよブルートゥースで聴く無線イヤホンは、多少なりとも音が劣化します。

有線は劣化なし

一方、有線イヤホンはブルートゥース接続ではないので、音源をコーデックへ変換する必要がありません。

そのため劣化が起こらず、音質面では有線イヤホンが圧倒的に優位です。

有線イヤホンはDACアンプが使える

音楽をApple MusicAmazon Music Unlimitedなど、ストリーミングで聴いている人は多いでしょう。

ストリーミングは高音質化の傾向にありますが、スマホを使って最高音質で聴くにはDACアンプが必要です。

DACアンプはスマホとイヤホンをそれぞれケーブルでつなぐため、有線イヤホンでないと使えません。

つまりストリーミングの最高音質を聴くには、無線イヤホンでは物理的に不可能。有線イヤホンが必要なのです。

DACアンプについては、以下の記事でぼくの使用しているものをレビューしています。1万円以下と安価です。合わせて参考にしてみてください。

>> 【スマホで高音質】IKKOのDACアンプ・Zerda ITM03

3. 有線イヤホンのほうが小型

無線イヤホンは本体に、ブルートゥースのパーツとバッテリーを組み込みます。そのためほとんどが、一般的な有線イヤホンより形状が大きいです。

イヤホンが大きいと、それだけ耳への負担も大きくなります。イヤホンに軽さや小ささを求めるなら、有線がおすすめです。

4. 価格が安い

イヤホンは、ピンきりの世界です。上を見たらきりがありません。

それでも同じ価格帯なら、無線より有線のほうが音質は上。コスパは有線イヤホンの方が良いといえます。

無線イヤホンは、パーツと開発費で割高に

無線イヤホンが割高なのは、詰め込むパーツが多いからです。ブルートゥースとバッテリーのパーツ分だけ、有線イヤホンよりコストが掛かります。

またワイヤレスイヤホンは、開発途上の製品です。有線イヤホンに比べ開発費が掛かるため、価格に乗せられてしまいます。

5. 耳から落ちても安全

ワイヤレスイヤホンの主流は、左右分離型です。耳から落ちると、そのまま地面をコロコロ転がります。

その点、有線イヤホンは、落下してもケーブルでつながっているため安心です。「落ちたらどうしよう」と余計な心配は無用です。

無線イヤホンに比べ有線は、落下してなくしたり故障したりするリスクが低いです。

6. 音が途切れない

ブルートゥース接続の無線イヤホンは、環境によって接続が不安定になります。カフェなど電波の多く飛び交う場所は、音が途切れたり、切断が切れたりします。

電波の干渉がなくとも片方が聞こえなくなったり、ブツブツと異音がしたりと、無線イヤホンはトラブルが多いです。

一方、有線イヤホンはケーブルに異常のない限り、音が途切れたり異音したりはありません。

使っていてトラブルが少ないのは、間違いなく有線イヤホンですね。

7. 遅延しない

無線イヤホンはブルートゥース接続のため、少なからず遅延が発生します

音楽を聴くだけなら問題ないですが、アクションゲームで使う場合は、違和感を感じるひとがいるかもしれません。

その点、有線イヤホンは遅延が(ほぼ)ありません。遅延をなくしたいなら、有線イヤホンを選択するしかありません。

無線イヤホンのメリット

無線イヤホンのSONY WF-1000XM4
無線イヤホンのSONY WF-1000XM4

有線イヤホンの良さばかり書きましたが、人気のあるのは圧倒的にワイヤレスイヤホンです。

その理由は、無線イヤホンには大きなメリットが2つあるからです。

  1. ケーブルがなく快適
  2. 進化を体感できる

1. ケーブルがなく快適

無線イヤホンのいちばんのメリットは、なんといってもケーブルのないことです。それに尽きます。

ジョギングなどスポーツするときはもちろん、椅子に座っての作業もケーブルなしはとても快適。

ワイヤレスの快適さに慣れると、有線イヤホンには戻れなくなります。

2. 進化を体感できる

無線イヤホンのメリットの2つめは、デバイスの進化を体感できる点です。

ワイヤレスイヤホンは、メーカーがしのぎを削っている製品です。新商品の発売ごとに、形状が小さくなったり、ノイキャン性能がアップしたりと進化します。

無線イヤホンはスマホとセットで使用する、デジタルデバイスのひとつという印象。

デバイスとして進化を体感できるのも、無線イヤホンのメリットですね。

まとめ

以上、有線イヤホン・無線イヤホンそれぞれのメリットの解説でした。

有線イヤホンのメリットは、以下のような感じ。

  1. バッテリーを必要としない
  2. 音質が良い
  3. 有線イヤホンのほうが小型
  4. 価格が安い
  5. 耳から落ちても安全
  6. 音が途切れない
  7. 遅延しない

一方、無線イヤホンの良さは、以下のような感じです。

  1. ケーブルがなく快適
  2. 進化を体感できる

有線には有線の、無線には無線の良さがあります。両方のイヤホンを所持して、使い分けるのがベストですね。

色々なイヤホンを試してみて、自分に最適なものを見つけてください。

以下の記事で5,000円以下で買えるイヤホン、final・E3000のレビューをしています。有線イヤホンを使ってみたい人におすすめです。

>> final・E3000レビュー【5,000円以下のおすすめ有線イヤホン】

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