最終更新日 2022-04-02
無線のイヤホン・ヘッドフォンは持っていますが、そういえば有線で音の良いイヤホンを持っていません。
かといって頻繁に使うかわからない有線イヤホンに、いきなり数万円を出すのは気が引けます。
そこで手頃な価格の有線イヤホンがないか探し、finalのE3000を見つけました。
早速、購入してみたので、写真付きでレビューします。
印象は、コスパが良すぎる優良イヤホンでした。
final・E3000レビュー【5,000円以下の有線イヤホン】
安いイヤホンといえば、中国製が思い浮かびます。
ところがfinalは、日本の会社です。
しかも日本国内に自社工場を持っており、製品を内製しています。
今回紹介する安いイヤホンだけでなく、中には20万円以上する高級イヤホンもラインナップしています。
E3000は、finalの初エントリーモデル
finalはもともと、アンプやスピーカーを作っていた会社です。
現代表取締役社長の細尾満氏が「イヤホン部門を作りたい」の一新で、finalブランドを2009年よりスタート。
当初は高級な価格帯のイヤホンばかりでしたが、2017年5月にエントリーモデルを初めて製造・販売しました。
そのエントリーモデルが、E2000とE3000だったのです。
E2000とE3000の違い
E2000とE3000は、どちらも執筆時の小売価格が4000円以下。
E3000のほうが、若干高めの設定です(といっても価格差は数百円)。
両モデルの外見上の違いは、ボディの材質です。
E2000はアルミニウム製で、E3000はステンレス製です。
音質にも当然ながら違いがあり、一般的な評価では、E2000はボーカル強調でメリハリのある感じ。
E3000はボーカルが後ろに下がり、しっとりした音質とされています。
自分の聴く音楽の傾向からE3000のほうが合っているかと思い、今回はE3000を購入しました。
開封レビュー
ではここから、写真を交えて開封レビューします。
4,000円以下で買ったので、パッケージに高級感はなし。

内容物は、以下のような感じでした。
- イヤホン本体
- スペアのイヤーピースが4組
- 耳にかけるフック
- 収納ポーチ
- 取扱説明書

サイズ違いのイヤーピースが、4セットも入っているのが驚き。
軸の色が異なっていますが、「同じ色が同じサイズ」というわけではなかったです。
なぜ色違いにしたのか…。

収納ポーチの材質は、ビニールです。

肝心のイヤホン本体は、形状がとても小さいです。
光沢のあるステンレスで、高級感とまではいきませんが、安っぽい感じはしません。



先端は3.5ミリプラグ。
コードがかなり細いです。
使っているうちに、断線しないか心配です。

耳に掛ける、着脱可能なフックが着いていました。
フック無しで着けてみましたが、コードが軽すぎてシェア掛けすると耳の後ろでコードが浮きます。
フックを着けたほうが、装着感は良さそうです。

肝心の音質は?
驚くようなクリアな音ではありませんが、それなりに良い音です。
音は軽めで大人しく、素直な感じ。
エレクトロを聴くと、高音域は解像感を感じました。
全体的に音がマイルドで、高音も尖って聴こえません。
長時間使用しても、聴き疲れしなさそうです。
自分はエレクトロやジャズをよく聴くので、音楽ジャンルとイヤホンの特性がマッチしていると思いました。
まとめ
5,000円以下のイヤホンといえば、「とりあえず音は鳴る程度?」とあまり良い印象はありませんでした。
その印象を覆すほど、E3000の音質は好印象です。
絶賛するほどの解像感や臨場感はないですが、普段遣いのイヤホンとして十分に満足できます。
ワイヤレスイヤホンを使うことが多いので、バッテリー切れなどトラブルがあったときの予備としてバッグに入れておこうと思います。
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