最終更新日 2022-04-02
SONYのノイズキャンセリングイヤホン・WF-1000XM3を昨年7月に購入以来、毎日使っています。
購入直前直後のレビューは、こちらをどうぞ。
ただひとつ問題がありました。
純正のイヤーピースが、どうしても自分には合わなかったのです。
そこでサードパーティ製のイヤホンをAmazonで探し、付け替えてみたところ、一気に快適度がアップしました。
こんなことなら、もっと早くに付け替えればよかったです。
そこでこの記事ではイヤーピースの大切さを語るとともに、自分が購入したWF-1000XM3用のイヤーピースをご紹介します。
この記事の目次
WF-1000XM3付属イヤーピースが合わない。サードパーティで音質が向上
そもそもフィットするイヤーピースがなぜ大事かと言えば、特にノイズキャンセリング・イヤホンの場合、耳に隙間があるとキャンセリング性能が低下するからです。
サイズが小さいと遮音性が低下します。
かといって大きすぎると、耳が痛くなってきます。
キャンセリング性能を高めるため、そして装着時の快適度を保つためにも、カナル型イヤホンにジャストフィットのイヤーピースは不可欠なんですね。
そのためかWF-1000XM3には、純正のイヤーピースが7種類もついてきます。
7種類あればフィットするものがあるかと思いましたが…、自分の場合はダメでした。
純正イヤーピースの紹介
WF-1000XM3には2種類のイヤーピースが付属しており、それぞれサイズが3つと4つ。
合計で7種類が用意されています。
まずは純正のイヤーピースをご紹介します。
ハイブリッドイヤーピースロング

付属イヤーピースの1種類目は、ハイブリッドイヤーピースロングです。
シリコン素材で、サイズは、SS、S、M、Lの4つ。
薄いシリコンで作られているため、耳の形に合わせて形状が柔軟に変わります。
耳の中の接地面が多くなり、遮音性が高いです。
自分は基本的にはこちらのMサイズをずっと使っていましたが、どうしても左耳に違和感がありました。
フィットしている感覚がなくて、落ちてきそうに思えるんですね。
かといってLにすると大きくて、耳が痛くなってきました。
トリプルコンフォートイヤーピース

付属イヤーピースのもう1種類が、トリプルコンフォートです。
サイズはS、M、Lの3つ。
こちらはハイブリッドイヤーピースに比べ、素材に弾力性がありフィット感がより高いです。
自分の感覚では、トリプルコンフォートのほうが中低音域に迫力があり、音質が良くなった気がしました。
ただこちらは、自分の耳の形状にはまったく合わなかったです。
どのサイズをつけても、ずり落ちてくるような違和感あり。
結局、半日くらいしか試していません。
Amazonで候補を探した
ということで、我慢してハイブリッドイヤーピースのMサイズを使っていましたが、交換することにしました。
「装着感だけでなく、イヤーピースで音質も良くなるのでは」と思いはじめたのがきっかけです。
AmazonでWF-1000XM3に使用できるものを探し、候補をふたつに絞りました。
結論から言うと、候補2の「アユート AZLA SednaEarfit ShortのMSサイズ」に決めました。
- Comply Tsx-200
- AZLA SednaEarfit Short
候補1. Comply Tsx-200
WF-1000XM3のイヤーピースを探すと高確率で出てくるのが、ComplyのTsx-200です。
伸縮性のある素材で、ギュッと潰してから耳に入れる仕様です。
イヤーピースが耳のなかで膨らみ、ジャストフィットします。
レビューも高く、さすがにフィット感は高いようです。
ただネックなのが、耐久性があまり高くない点。
レビューを見る限り、半年くらいで付け替える必要があるみたいです。
価格も1ペアで約1,700円とそれほど安くなく、コスパ的にあまり良くないかな、とパスしました。
追記(2021年2月17日)
その後、Comply Tsx-200も購入してみました。
Comply Tsx-200のレビュー記事は、以下を参照してください。
候補2. AZLA SednaEarfit Short
その結果、買ってみたのがAZLA SednaEarfit Shortです。
購入の一番の理由は、S・M・Lのワンペアずつのお試しセットがあったこと。
この3ペアのセットで、購入時の価格が1,264円でした。

イヤーピースを買っても、耳に合わなければどうしようもないです。
合うかわからないものを買うよりも、3サイズのお試しセットがあるのはありがたいです。
AZLA SednaEarfit Shortの感想
こちらのイヤホンは、ハードタイプです。
耳に合わせて形状が変わったりしません。
そのためきちんと耳に合ったものを選ぶ必要があります。
お試しの中のMサイズを付けたところ、自分には少し大きかったため、改めてMSサイズを購入しました。
これでジャストフィット。
自分に合ったイヤーピースがようやく見つかりました。
イヤーピースを交換して、音質も良くなった
また驚いたのが、このイヤーピースに変えた結果、音質がかなり良くなったことです。
それまでも満足していましたが、AZLA SednaEarfitにしたら、低中域の音がしっかり出るようになりました。
全体の解像感が良くなり、鳴っている楽器のひとつひとつがより明瞭に聞こえます。
「あれ、イヤーピースでこんなに音って変わるんだ」と驚きました。
もっと早く変えれば良かったです。
イヤーピースの交換は、高コスパ
今回、はじめてイヤホンのイヤーピースの交換をしてみました。
フィット感だけでなく、イヤーピースひとつで音質が変わるのが発見でした。
それほど高いものではないですし、イヤホンを買ったら、まずはイヤーピースの交換を検討してみてもいいかもしれません。
もちろんそれだけコストは掛かるわけですが、価格に対してのリターンは高いと思います。
WF-1000XM3より良い音にするために
イヤーピースの交換をはじめ、WF-1000XM3をより良い音で楽しむために色々と試行錯誤しました。
以下の記事をご覧ください。