海外でも(海外だからこそ)必要な、スマホのSIMカード。ヘルシンキへ旅行した際も、無事、手に入れられました。
選択したのは、フィンランドの携帯会社・DNAのSIMカードです。購入も接続も問題なしでした。
この記事では、ヘルシンキで購入したSIMカードのDNAを解説します。
ahamoを利用するのが簡単
ちなみに現地でSIMカードを調達するのが面倒なら、ドコモが運営している ahamoを利用するのが一番簡単です。
国内はもちろんのこと、渡航先でもWi-FiがつながればeSIMでの登録が可能です。
20GBが海外でも使える
ahamoのプランは、20GB月額2,970円のみ(オプションで80GBを加えれば、国内では100GBまで可能)。登録の事務手数料などはかかりません。
契約すれば、そのまま海外91カ国でも20GBを使えます。もちろんヘルシンキもOK。
15日を越えると低速度に
国内のSIMカードを手続きなしで使えて便利ですが、海外での通信が15日を越えると送受信時最大128kbpsと低速度になります。
低速度を解除するには、日本へ帰国してデータ通信しなくてはなりません。
海外滞在が15日を越えるようなら、現地SIMカードを調達するなど別の方法にした方が良いです。
ahamoについては、以下の記事で詳しく解説しています。
>> 【徹底比較】20GB使える格安SIM12選【最安2,000円以下も】
フィンランド・ヘルシンキでDNAのSIMカード購入
ヘルシンキでは、『R kioski』というコンビニでSIMカードを買えます。黄色地に濃い青色のロゴが目印です。
この『R kioski』は、街中や駅などいたるところにあります。まず見つからないことはないです。
SIMカードショップを探して時間を無駄に
ただぼくはSIMカードショップがあると思い込んで、延々と街を徘徊してしまいました。
別の買い物で入った『R kioski』のレジに置いてあったSIMカードが目に入り、「なんだここで買えるのか!」と脱力した感じです。
SIMカードを購入する際は、ヘルシンキの街中にある『R kioski』を目指してください。
滞在日数によって最適なものをもらえる
『R kioski』へ行ったら、店員さんへ「SIMカードプリーズ」と頼みましょう。
すると店員さんから、「何日いるの?」と英語で聞かれます(フィンランドの人は英語が堪能)。滞在日数を伝えると、それに適したものを出してくれます。
ぼくは滞在日数を「5〜6日滞在でデータのみ」と答えたところ、5ユーロのものを渡してくれました。販売価格は4.9ユーロなので、0.1ユーロお得です。
5ユーロは5日間ネット使い放題
その場で英語の説明を受けましたが、あまり理解できず…。説明書を調べると、一日0.89ユーロでネットが使い放題でした。
つまり買ったカードは、5ユーロ分(約5日分)チャージされているカードなのです。かなりコスパが良いですね。
日本からSIMピンを忘れずに
パッケージを開けると、SIMカードが入っています。
SIMピンは付いていないので、必ず日本から持参してください。
SIMカードは、3種類のサイズを利用できます。iPhoneを使っている場合、iPhone5以降は一番小さなNano-SIMサイズでOKです。
挿入後、すぐに電波をキャッチ
SIMカードを取り出したら、スマホにセットしてみましょう。
スマホの電源を切ってから、SIMピンでSIMトレーを引き出しカードを挿入します。電源を入れれば、すぐに回線をとらえてくれます。
ここでPIN(暗証番号)の入力を求められるケースがあるようですが、ぼくは入力せずともつながりました。
もし画面上でPINを求められたら、SIMカードを収納していたカードケース裏面に、銀紙で隠されたナンバーがあります。
コインでこすり、出てきたナンバーのPIN1を入力すればOKです。
130Mbps以上の高速回線
回線はかなり高速です。調べてみると、下り134Mbps・上り36.9Mbpsも出ていました。
これだけ速ければ、テザリングでの作業もまったく問題なしです。
まとめ
以上、ヘルシンキで購入できる、DNAのSIMカードの解説でした。
街なかにある『R kioski』へ行けば、すぐにSIMカードを手に入れられます。セッティングも簡単です。
SIMカードを手に入れて、ヘルシンキを快適に過ごしてください。
またフィンランドの隣国スウェーデンで購入したSIMカードを、以下の記事で紹介しています。スウェーデンへ足を延ばす際は、参考にしてみてください。
>> スウェーデンの空港でSIMカード購入【設定方法を解説】