毎日、通勤・通学をしているなら、スマホのデータ量はそれなりに必要です。一方、在宅勤務の場合、通信のほとんどは自宅Wi-Fiで済ませられます。
屋外でもウェブサイトで調べ物したりメッセをする程度なら、SIMカードの容量はそれほど必要ありません。
使う機会がないのに、容量の多いSIMカードを選択するのは無駄ですね。この記事では、在宅ワーカー向けのお得な1GB・SIMカードを紹介します。
データ量の目安
そもそも、スマホで使用するデータ量はどのくらいでしょうか。例えば1GBあたりに消費するデータ量は、以下のような感じです。
メディアの種類 | 使用できる量 |
---|---|
YouTube(HD画質) | 約1時間 |
YouTube(SD画質) | 約2時間 |
Spotify(無料の高音質) | 約14時間 |
Spotify(無料の標準音質) | 約21時間 |
メール | 約2,000通 |
ウェブ | 約3,500ページ |
YouTubeなど動画はギガを消費しますが、ウェブサイトでの調べ物やメール・メッセだけなら1GBで十分に乗り切れます。
家にいて自宅Wi-Fiを使うことが多いなら、1GBのSIMカードは合理的な選択といえます。
各容量のデータ量の目安は、以下の記事に詳しくまとめています。参考にしてみてください。
>> SIMカードデータ容量の目安【1GBでYouTube何時間見れる?】
1GBのオススメ格安SIMカード3選
ではここから、お得な1GBのSIMカードを紹介します。以下、3つあります。
HISモバイル | 日本通信SIM | ||
---|---|---|---|
1GBの月額料金 (音声通話SIM) | 770円 OCN光モバイル割で550円 | 550円 100MB未満なら290円 | 290円 |
通話かけ放題 | 1,430円 | 1,480円 | 1,600円 |
1GB追加 | 550円(OCNアプリ経由) | 200円 | 220円 |
eSIM | 不対応 | 対応 | 対応 |
カウントフリー | 対応 | 不対応 | 不対応 |
OCN モバイル ONE
1つ目は、OCN モバイル ONEです。特徴は以下の通り。
- 速度が速く、安定している
- MUSICカウントフリーが使える
1GBの月額使用料は、770円です。自宅Wi-FiにOCNを使っていれば、OCN光モバイル割の適用で月額550円で使えます。
安定したドコモ回線
OCN モバイル ONEは、ドコモのグループ会社・NTTコミュニケーションズが運営しています。速度が速く、安定しているドコモ回線を使えるのが特徴です。
通信の満足度調査では、以下を受賞しています。
- ドコモ回線通信品質4期連続・総合1位評価獲得(MM総研 2022年9月 MVNOネットワーク品質調査)
- 格安SIM満足度調査 通信品質部門第1位(MMD研究所「2022年9月MVNOのシェア・満足度調査」)
MUSICカウントフリー
1GBのSIMカードでOCN モバイル ONEをオススメする一番の理由は、「MUSICカウントフリー」があることです。
SIMカード契約後に別途「MUSICカウントフリー」へ申し込み(無料)すれば、以下の音楽サービスの通信量が掛かりません。
Amazon Music Prime、Amazon Music Unlimited、AWA、dヒッツ、LINE MUSIC、Spotify、TOWER RECORDS MUSIC powered by レコチョク、ひかりTVミュージック
ギガを多く消費する、ハイレゾのAmazon Music Unlimitedが入っているのはすごいです。
1GBのSIMカードに限らず、Amazon MusicやSpotifyを使うならOCN モバイル ONEは良い選択になります。
HISモバイル
2つ目は、HISモバイルです。特徴は以下の通り。
- 月額550円と安い
- 追加チャージが1GB220円
月額料金が550円と安く、さらに月のデータ使用量が100MB未満なら月額290円でOKです。ギガが足りなくなったときの追加チャージも、1GB200円と紹介した中で最安。
ともかくコスパが高いので、価格重視ならHISモバイルをオススメします。
日本通信SIM
3つ目は、日本通信SIMです。特徴は以下の通り。
- 月額290円と安い
- 追加チャージが1GB220円
こちらは定額ではなく、データ使用量に応じ料金が加算される従量課金制をとっています。
月額基本料が、1GBで290円と紹介した3つの中で最安です。
その後、1GBごとに220円が加算されます。使いすぎないよう、データ量の上限も設定可能です。
Amazonで購入がお得
月額基本料が290円と安いので、電話番号の維持に契約してもよいですね。
日本通信SIMはAmazonなどのスターターパックを利用すると、初期手数料(3,300円)が掛かりません。スターターパックとの差額分、お得になります。
各容量のオススメ格安SIMカード
他にも「3GB・10GB・20GB」など、各容量のオススメ格安SIMカードを紹介しています。以下の記事を参考にしてみてください。
3GB >> 3GBのオススメ格安SIMカード4選【通勤通学にコスパ良し】
10GB >> 10GBのオススメ格安SIMカード3選【動画も音楽も楽しむ】
20GB >> 20GBのオススメ格安SIMカード5選【大容量でテザリング】
>> Spotifyなど音楽アプリを無制限に使える格安SIMカード3選
まとめ
以上、在宅ワーカーにピッタリな1GB・SIMカードの紹介でした。
家に多くいるなら、SIMカードの容量は少なくてOK。足りなくなれば、1GB単位のチャージで問題なしです。
毎月かかる通信料は、少しでも節約していきたいところです。1GBのSIMカードを活用して、固定費を抑えていきましょう。