スマホがどんどん大型化しています。実際に買うときには、どのサイズを選べば良いのか迷いますね。
特に大きいスマホは、「本当に使いやすいのか」「大きすぎて不便なのでは？」と疑問を持ちます。
この記事では、大きいスマホのメリットとデメリットを解説します。
スマホが大型化した3つの理由
そもそも、なぜスマホの画面は大きくなったのでしょうか？
理由は、以下3つです。
1. バッテリーを大きくするため
1つはチップの消費電力が上がり、バッテリーの大型化が必要になったからです。
チップの性能は、年々、アップしています。性能がアップすると、より多くのエネルギーが必要となります。
それに対しバッテリーが小さいままだと、稼働時間が短くなりユーザーから不満が出ます。そのため、「バッテリーの大型化 ＝ スマホの大型化」となったのです。
2. カメラを高性能にするため
2つは、カメラを高性能にするためです。
SNSが普及するにつれ、カメラの需要が高まりました。一方、5インチディスプレイ以下のときは、レンズが1つしかついておらず、表現に限界がありました。
カメラの高性能化を求めた結果、超広角や望遠レンズが加わり、光を取り込むセンサーサイズも拡大。
レンズの複数化・センサーサイズの拡大により、ボディも巨大化していったのです。
3. 動画視聴を快適にするため
3つは、スマホで動画を見るようになったからです。
iPhoneの出た当初はまだ回線が整備されておらず、スマホで動画を見る習慣はそれほどありませんでした。
それが4Gの登場で速度がアップし、AmazonプライムビデオやNetflix、YouTubeが人気になるにつれ、スマホでの動画視聴が当たり前になりました。
4インチの小さな画面より、6インチ以上の大画面のほうが動画視聴の満足感は上がります。そうして大きな画面が、標準になりました。
大きいスマホは使いにくい？メリット・デメリット
大型化の理由を解説したところで、大きいスマホのメリットとデメリットを見ていきましょう。
大きいスマホのメリット
まずは大きなスマホのメリットから。以下3つがあります。
1. バッテリーが長持ち
スマホの内部パーツのうち、最も大きいのがバッテリーです。そのため、ボディサイズに比例してバッテリーは大きくなります。
つまり大画面スマホは、それだけバッテリーが大きく稼働時間が長いです。
スマホはバッテリーが切れると、何もできません。バッテリー切れは、まさに死活問題。
少しでも稼働時間が延びる大型スマホは、それだけでメリットがあります。
2. カメラ性能が良い
ボディが大きくなると、複数のレンズや大きなセンサーサイズをつけられます。
望遠レンズがあるとより大きく被写体を捉えられるし、センサーサイズが大型化すればより高画質での撮影が可能。
今のスマホはどれもきれいな写真を撮れますが、「より画質の良い写真を撮りたい」と思うなら大きなスマホを選んだほうが良い結果が出ます。
3. ディスプレイの情報量が多い
画面サイズが大きいと、それだけ情報量が多くなります。
Kindleで本を読むにしても、ブラウザで調べ物するにしても、SNSを見るにしても、小さなスマホに比べ効率よく情報取得できます。
動画視聴も大画面のほうが没頭できて、満足度が高いです。
大きいスマホのデメリット
もちろんスマホの大画面化によるデメリットもあります。大きく分けると、以下2つです。
1. 持ちにくい
最も大きなデメリットは、単純に持ちづらいことです。6インチを越えると、成人男性でも片手操作は困難です。
その結果、テキスト入力が両手持ちになるため面倒です。片手でスマホを持って動画視聴していると、手がだるくなってきます。
ハンドグリップにも活用できる、MOFTのスマホスタンドなんかを付けておくと楽になりますね。
2. 価格が高い
大画面スマホは価格が高いです。原価がアップするだけでなく、サイズが大きいとそれだけ輸送費も掛かり、販売価格へと反映されます。
価格の高い大きなスマホを買うかどうかは、「自分にとって、価格に見合うだけのメリットはあるか」をきちんと見定めてから決めましょう。
まとめ
以上、大きなスマホのメリット・デメリットの解説でした。
大きなスマホはバッテリーが長持ちだったり、大画面で動画を見れたりと良い面がありつつ、持ちづらいなどデメリットもあります。
スマホに求めるものは、「バッテリー持ち？」「画面の見やすさ？」それとも「持ちやすさ？」。
自分が求めるものを整理した上で、最適なサイズのスマホを選んでみてください。
