Sonosの最上位機種・Sonos Fiveを2台購入しました。
2台をペアリングし、ステレオサウンドで使っています。Sonosの最上位だけあり、音に厚みと広がりがありとても満足です。
この記事では、Sonos Fiveのレビューを紹介します。
Sonos Fiveのスペック
まずはSonos Fiveのスペックを紹介します。以下の表の通りです。
Sonos Five | |
---|---|
価格 | 79,800円 |
サイズ | 高さ:203 mm 幅:364 mm 奥行き:154 mm |
重量 | 6.36 kg |
接続 | Wi-Fi |
バッテリー駆動 | 不対応 |
Apple AirPlay 2 | 対応 |
音声 | 不対応 |
ツイーター | 3 |
ミッドウーファー | 3 |
防塵・防水 | 不対応 |
色 | ブラック ホワイト |
横置きでも縦置きでも、部屋の中で存在感を放ちます。色はブラックとホワイトの2色。
ちなみにアレクサを利用した、音声操作には対応していません。
SLからFiveへスイッチ
それまではSonosのエントリー機・Sonos One SLを、2台のペアリングで使っていました。それをまるっとSonos Five2台に入れ替えた形です。
Sonos One SLをステレオにしたときの感想は、以下の記事にまとめています。
>> SONOS One SL×2台でステレオ化【圧倒的な音の広がり】
Sonos Fiveを購入した理由
Sonos One SLでも十分に満足していましたが、Fiveへ入れ替えた理由は主に以下2つです。
1. 部屋の印象を変えたかった
Sonos One SLは、小さめのスピーカーです。音には満足していたものの、スピーカーとしての存在感は今ひとつ。
その点、Sonos Fiveは最上位機種だけあり、それなりに大きく重厚感があります。
Sonos One SL2台からSonos Five2台に入れ替えてみたところ、部屋の印象がワンランク上がりましたね。部屋に友人を招くと、「このスピーカー良いね」と聞かれます。
2. 最上位機種を使ってみたかった
Sonos One SLは良いスピーカーではありますが、Sonosではエントリー機の位置づけです。やはり使っていると、上位機種の存在が気になります。
「モヤモヤした気持ちでOne SLを使うより、いっそのこと最上位のFiveにかえてしまおう」そんな気分的な理由もありました。
Sonos Fiveの開封レビュー
ではここから、開封レビューを紹介します。Sonos Fiveは外箱にもこだわりがあり、楽しみながら開封できました。
まずは外箱を真上から撮影。箱の開け方が、イラストで描いてあります。
外箱の両側面にロックがあり、スライドすると外れる仕組みです。
箱を開けると、白い布に包まれたスピーカーがお目見えします。
スピーカーを取り出すと、電源ケーブルと取扱説明書の入った箱があります。
付属品は電源ケーブルと、簡単なマニュアルのみ。
スピーカーを布から取り出しました。ボディはプラスティック製、メッシュは金属加工です。
サイズは、高さ:203 mm、幅:364 mm、奥行き:154 mm(横置きを想定)。
Sonosのロゴがワンポイントで入っています。
真上から見ると、前面が扇状になっているのがわかります。
横置きした際の上部に、再生・停止ボタン・音量ボタンがあります。
裏面には電源ケーブルとLANケーブルの差込口、35mmイヤホンジャック、接続ボタンがあります。
LANケーブルがなくとも、Wi-Fiでセッティング可能です。
Sonos One SLと並べてみました。体積にして3倍以上の差があります。
Wi-Fi設定がうまくいかない時の対処法
開封後に早速セッティングしましたが、すんなりいきませんでした。接続はスマホのSonosアプリを使って行ないます。
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「設定」→「システム」→「製品を追加する」と進むとSonos Fiveをすぐに見つけたものの、Wi-Fi接続するとエラーが出てしまいます。
何度かやっても改善しなかったので、以下の3つを実行したところうまくいきました。
- ルーターの電源を入れ直す
- Sonos Fiveの電源を抜き、10秒ほどおいて入れ直す
- スマホを再起動する
これらのどれが良かったかは、わかりません。SonosのスピーカーをWi-Fiにつなげられない場合、いずれかを試してみてください。
ステレオペアのセッティング完了
1台目がつながると、2台目はすんなりWi-Fi接続が完了。2台をステレオペアに設定し、セッティング完了となりました。
1台でもステレオサウンドを楽しめる
Sonos Fiveの特徴のひとつは、台数によって横置きと縦置きにできることです。
Sonos Five2台持ちなら、両方を縦置きにしてステレオペアで使用します。1台だけの場合は、横置きにすることでステレオサウンドを楽しめます。
そこで両方の音の違いを比べてみました。
横置きで1台のステレオスピーカーに
Fiveが1台の場合は、横置きで使うのが適しています。
横置きにすると、内部のウーファーとツイーターがステレオになります。イメージ的には、CDラジカセに近いですね。
実際に1台の横置きで試したところ、それだけで十分良いサウンドが部屋に響きました。
Sonos Five1台とSonos One SL2台の比較
試しに横置きのSonos Five1台と、ステレオペアにしたSonos One SL2台の音の違いを比べてみました。
以下の記事に詳しく書いています。さすがに1台では2台のステレオに勝てなかったです。
>> Sonos Five×1台とOne SL×2台の音質・満足度の比較
2台を縦置きして左右のステレオに
2台のFiveを縦置きすると、左右のステレオスピーカーになります。
ソファなど特定の場所で聞く場合、そこを頂点に左右のスピーカーと二等辺三角形を作ると、音が一点に集中して伝わり満足度が高くなります。
縦置き2台にしてみての感想
実際にステレオペアにしたSonos Five2台とソファで二等辺三角形を作り、音楽を聴いてみました。
やや低音が強調気味ですが、左右のスピーカーが遅延なく一体となりバランスよく鳴ります。
ボーカルもクリアで、高音の楽器の小さな音色も明確に聞こえますね。
音の響きと広がり方が、ホールで聴いているようなしっとりしたイメージです。
ロックなど激しめの音をガンガン鳴らすより、ゆったりした曲を楽しむ方が合っていそうです。
まとめ
以上、Sonos Fiveのレビューでした。
Sonosはどのスピーカーも単体で楽しめますが、やはり2台のステレオにすると音の体験が変わります。
特にSonos Fiveは最上位機種のバイアスもあってか、「良い音に包まれている」と実感しました。
ただSonos Fiveを購入して満足なものの、「One SLと比べて、そこまで違いはあるのか」と疑問も出てきます。
以下の記事で、Sonos Five2台とSonos One SL2台との聴き比べをしてみました。
>> Sonos Five×2台とOne SL×2台の音質比較【価格差8万円】
またSonosスピーカーの全ラインナップの解説を、以下の記事にまとめています。合わせて参考にしてみてください。
>> 【ワイヤレススピーカーSonos】全ラインナップを解説