Sonos Five×1台とOne SL×2台の音質・満足度の比較

公開日 2021-01-09 最終更新日 2021-07-01

Sonosのスピーカー購入を検討すると、「Five×1台とOne SL×2台だと、どちらが良いか」と疑問が出てきます。

そこでこの記事では、実際に同じ条件でFive×1台とOne SL×2台とを聴き比べました。
結論は、満足度だけに注目すればOne SL×2台のほうが上でした。

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Sonos FiveとOne SLの特徴

前回の記事で、Five×2台とOne SL×2台との聴き比べを行っています。
そのときの結果は、こちらを参照にしてください。

FiveはSonosの最上位機種です。
価格は、税込64,680円。
一方、One SLはSonosの最下位機種です。
価格は、税込23,980円。
2つの価格差は40,700円あります。

2台ずつのステレオ再生の聴き比べでは、合計の価格差が81,400円でした。
そのときの結論として、「1、2曲の聴き比べでは、そこまでの差は感じない。しかし、長い期間を聴くなら、Fiveのほうが満足度は高くなる」と書きました。

今回の比較の価格差は、16,720円

2台ずつの比較なら、やはり価格の高いFiveのほうが幸せになれる。
しかし今回は、Five×1台とOne SL×2台との聴き比べです。

One SL×2台で47,960円(税込)ですから、Five1台のほうがまだ16,720円高いです。
価格が高いだけあり、満足度はまだFive1台のほうが上なのでしょうか。

スピーカーの設置条件

曲を聴く環境を紹介します。
ある程度、条件を同じにしないと、比較に信憑性がなくなります。

One SL×2台は座っているソファを起点にして、二等辺三角形を描けるよう左右に設置しました。
Five1台は、ステレオ再生になる横置きにしてソファの正面に置きます。
どちらも台に置いて、聴く耳と同じ高さになるよう調整しました。

図に表すと以下のようになります。

Sonosの比較

どちらも同じくらいの音量に調節し、Amazon Music HDで曲を選択しました。
ちなみにAmazon Music HDの紹介記事はこちらです。
ストリーミングでハイレゾ音源を聴けます。

ではここから、実際に聴き比べた感想を書いていきます。

Sonos Five×1台とOne SL×2台の音質・満足度の比較

今回、聴き比べに使用した楽曲は、以下の3曲です。
(Five×2台とOne SL×2台のときと同じです)

  • 宇多田ヒカル『Time』
  • ボブ・ディラン『風に吹かれて』
  • アジアン・カンフー・ジェネレーション『ソラニン』

宇多田ヒカル『Time』

Sonos聴き比べ

Five

スピーカーが1台のため、聴きはじめてしばらくは物足りなさを感じました。
ただそれも、聴いていたら耳が慣れましたね。

スピーカー1台でも十分に音の質は高いように思います。
音に艶があり、大人っぽい印象です。
このまま、じっくり聴いていたくなりました。
音の厚みも、One SL×2台より感じます。

One SL

2台のステレオ再生に一体感があります。
Fiveに比べて、元気良く鳴っている印象です。
朝起きてOne SL×2台で好きな音楽を鳴らすと、体からエネルギーがあふれてきそうです。

また、音がFive×1台に比べてクリア。
高音域は、Fiveより拾える音が多い印象です。

ボブ・ディラン『風に吹かれて』

Sonos聴き比べ

Five

しっとりとした雰囲気で、ボーカルやギターの表現力が豊かです。
宇多田ヒカルの『Time』と同じように、音に艶を感じます。
厚みもあり、ボブ・ディランが語りかけているような親密さを感じました。

One SL

音質がやはりFive×1台に比べクリアに感じます。
それでいて、すぐそこにボブ・ディランがいるような臨場感もあります。
当然かもしれませんが、1台だけのFiveより音に立体感がありますね。

アジアン・カンフー・ジェネレーション『ソラニン』

Sonos聴き比べ

Five

One SL×2台に比べると、おとなしい印象があります。
響きがあり、どちらかというと上品なサウンドです。
バンドサウンドながら、ワクワクするような躍動感は(あくまでOne SL×2台に比べて)それほど感じませんでした。
その代わり、聴き疲れはしにくいように思います。

One SL

この曲に関しては、Five×1台より満足感が高いです。
ボーカルやギターに主張があり、胸に迫るものがあります。
One SLは、特にバンド系の楽曲と相性が良いかもしれません。

まとめ

今回は、Five×1台とOne SL×2台で聴き比べてみました。

聴きながら思ったのは、「この比較はファアじゃない」でした。
というもの、そもそもスピーカー1台と2台との比較では、やはり2台のほうが満足度は高いです。
耳は左右にわかれていますので、当然といえば当然のことです。

そのため満足度で言えば、(あくまで個人的な見解ですが)Five×1台よりもOne SL×2台のほうが高いです。
その上、One SL×2台はFive×1台に比べ16,720円安いですから、コスパが高いと思います。

それでも、Five×1台を選ぶ理由があるとしたら…

ただスピーカーの特性として、One SLは低音が弱く高音域が強調気味に聴こえます。
そのため聴き疲れしにくいのは、Five×1台かなと思います。
またFiveは低音がしっかり出て、1台だけでも響きがあります。
バンドサウンドよりジャズやR&Bなどしっとりめの曲を多く聴くなら、Five×1台の選択は十分あります。

あとは、スピーカーの設置場所の問題があります。
2台のスピーカーを設置する場合、聴くボジションを頂点に二等辺三角形を作れたほうが良いです。
しかし、部屋の構造や置いてある家具の問題で、うまく設置できず音のバランスを崩すケースがあります。
その場合、Five1台なら置く場所を問いません。
部屋に制約が多い場合は、利便性の高いFive1台のほうが良い選択になります。

また、今後スピーカーのレベルアップを考えるかどうかも判断基準のひとつです。
One SL×2台で、それ以上のレベルアップを検討しないなら良いです。
しかし、後々よい音を求めていくなら最初からFiveを買い、その後に買い足してFive×2台にしたほうが無駄がないです。

以上になります。
Fiveはもちろんですが、One SLも十分に良いスピーカーだと思います。
この記事が、Sonosを選ぶ際の参考になれば幸いです。

Sonos Fiveでレコードを聞いてみた

Sonos Fiveは、レコードプレーヤーの再生も可能です。
Sonos Fiveでレコードを聞いた感想を以下に書きました。

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